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コミュニケーション研修におすすめのゲーム26選

社内のコミュニケーションを活性化させることは、社内の風通しを良くするだけでなく、生産性の向上や離職率の低下といった効果をもたらします。しかし、普段の業務のなかでコミュニケーションの大切さを意識したり、上手なコミュニケーションのコツをおさえたりするのは難しいですよね。

そこでぜひ実施したいのが、コミュニケーションの基礎を改めて職場の人間同士で理解し合い、コミュニケーションのヒントを得られる、コミュニケーション研修です。

本記事では、コミュニケーション研修のメリットや、ゲーム形式で楽しめるおすすめのコミュニケーション研修26選を紹介します。コミュニケーションの力で職場を改善したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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こちらの記事では職場コミュニケーションのポイントを解説しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

職場コミュニケーションのポイントは?苦手を克服する方法も徹底解説

コミュニケーション研修のメリットとは

コミュニケーション研修を行うことには、さまざまなメリットがあります。

関係性の構築

コミュニケーション研修を行い、社員同士の交流が活発化することで、社員間の関係性が良好になるというメリットがあります。社員間で良い関係性が築けていると、仕事に行くのが楽しくなり、「仲間のために頑張る」という一つのモチベーションにもなるでしょう。

効率的な情報共有

研修を通してコミュニケーションの大切さやコミュニケーションのコツをつかめると、情報の伝達がスムーズに行き渡るようになります。そのため、業務上の情報共有も効率よく行うことができ、業務効率の改善につながります。

規律の遵守

常日頃から社員同士でよくコミュニケーションを取るようにしていると、社内のルールや決まりを普段から意識できるようになります。「これくらい良いか」と思って些細な報告・連絡・相談を怠ってしまうと、社内ルールの認識のズレがどんどん開いていき、気がついたら大きな弊害となってしまうことも。

普段から綿密なコミュニケーションができるよう、研修でコミュニケーションスキルを磨くことが大切です。

相互理解

コミュニケーション研修では、お互いの会話を通してそれぞれメンバーの性格や傾向を知ることができます。

相手のことをよく理解して得意・不得意などを把握しておくと、日々の業務で誰にどの仕事を頼めば良いか、どのような仕事を楽しんでやってくれそうかなどが明確にわかるようになるでしょう。それは結果として、業務全体の効率化にもつながります。

離職率の改善

カオナビの「社内コミュニケーションと働き方」に関する調査によると、社内から「顔と名前を覚えられている」と認識している人たちは、そうでない人たちに比べ、離職意向が約3割も低いことがわかりました。このように、コミュニケーションと離職率は密接な関わりを持っています。研修を通じて社員のコミュニケーションの機会を設けることは、離職率の低下にも影響を与えているといえるでしょう。

 

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コミュニケーション研修にはゲームを取り入れよう

コミュニケーション研修には、参加者が楽しく学べるゲームを取り入れるのがおすすめです。その理由は3つあります。

自然にコミュニケーションができる

いざ「コミュニケーションの大切さ」を説かれてみても、いきなり自然な形でコミュニケーションを取るのは難しいですよね。しかし、ゲームのなかではクリアのために必然的に会話をしなければならない場合があり、自然な流れでコミュニケーションを取れます。

学びが定着しやすくなる

一般的な座って話を聴くだけのセミナーでは、参加者は退屈に感じてしまい、学んだ内容もすぐに忘れてしまう傾向にあります。しかし、自分の頭や体を使うゲームでの研修は、やったことが体感として蓄積されるため、学びの印象が強く残り、定着しやすくなります。

チームで目標を達成するやりがいを感じられる

コミュニケーションを取りながらゲームを進めていき、クリアを目指すことで、チームで何かを成し遂げることの楽しさを実感できます。目標を達成するためにはメンバー間でコミュニケーションを綿密に取り、一つの目標に向かうことが大切だと気づかされるでしょう。

じっくり学べる!コミュニケーション研修向けゲーム17選

ここからは、研修におすすめのじっくり学べるゲーム17を紹介します。「時間をかけてコミュニケーションを深めたい!」そんな方におすすめのコミュニケーション研修です。

1. トナリノココロ

トナリノココロは、「承認」の大切さを学べる、全員協力型のコミュニケーションゲーム研修です。コミュニケーションの課題を解決し、即実践に移せるゲームとして人気を集めています。

参加者は企業の特命社員になりきり、他のメンバーと協力し合いながら支社で発生する問題を解決していきます。課題解決に至るまでにはさまざまな承認の仕組みが盛り込まれており、「承認」の重要性や「承認する・されるためのポイント」を理解できる仕様です。

コミュニケーションは発信する力だけでなく、受け止める力も非常に大切です。トナリノココロは、そのような受け手側の大切さに気づかされるゲームとなっています。

参照:承認のコミュニケーションゲーム「トナリノココロ」| ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

2. サバ研

サバ研は、チームに分かれてエアソフトガンとBB弾で銃撃戦を行う「サバイバルゲーム」を通して、OODA LOOP(ウーダループ)を学べるゲームです。

OODA LOOPとは、戦場で勝つための理論であり、意思決定のプロセスを「みる(Observe)」「わかる(Orient)」「きめる(Decide)」「うごく(Act)」を4段階に分けたものです。OODAを高速で回すことにより、迅速で最適な意思決定ができるようになります。

サバ研では、戦闘状況という特殊な状況に身を置くことで、OODA LOOPを体感できます。また、全員で動いて戦わなければ勝てないため、状況を素早く判断し共有しながら、動き続けなければなりません。終わったあとは最高の達成感を得られるでしょう。

サバ研の資料を見てみる

3. チャンバラ合戦IKUSA-

チャンバラ合戦-戦IKUSA-は、スポンジ製の刀を用いて相手の腕についた「命」と呼ばれるカラーボールを落としあうゲームです。勝利のポイントとなるのは、戦略とチームワーク。合戦の前に必ず「軍議」で作戦を練り、軍議と合戦を繰り返していくなかで、PDCAサイクルを回す練習ができます。

チームでの戦略の共通認識が必要となるこのゲームでは、綿密なコミュニケーションの大切さを学べるでしょう。

チャンバラ合戦の資料を見てみる

チャンバラ合戦の開催事例はこちらからご覧いただけます。

【開催事例】「チャンバラ合戦」トレンダーズ株式会社様

4. 忍・ザ・リアル

忍・ザ・リアルは、先ほどご紹介した「チャンバラ合戦IKUSA-」をよりスリリングなものにアレンジしたゲームです。参加者はいくつかのチームに分かれ、ミッションをクリアしながら、敵忍者である「サスケ」から逃げなければなりません。さらに、敵チームの「命」という名のボールを落とすことで、得点がゲットできます。

上手に役割分担をして動いていく必要があるゲームなので、お互いを理解して適切な仕事配分をすることの難しさや、連絡を密に取り合うことの大切さを学べます。

忍・ザ・リアルの開催事例はこちらからご覧いただけます。

【開催事例】「忍・ザ・リアル」マインドフリー株式会社様

5. ビズストーム

ビズストームは、経営の擬似体験を通して、ビジネスに必要な要素を体感的に学ぶゲームです。

参加者は46人で1チームとなり、社長になったつもりで会社を経営します。ゲームは仕事フェーズ、販売フェーズ、会計フェーズに分かれており、市場の選択からマーケティング、利益の計算まで、ビジネスの流れを体系的に把握できます。チームメンバーと意見をまとめながら経営を上手く回していくことがゲーム成功のコツです。

経営の疑似体験という実務に近い形でのシミュレーションができるので、より実践的なコミュニケーションスキルを身につけられるでしょう。

参照:BIZSTORM~経営センスを鍛えるビジネスゲーム研修、ビズストーム~

6. The商社

The商社300社以上での開催実績を持つ、株式会社プロジェクトデザインが企画したビジネスゲーム研修です。組織力の向上を図ることが、ゲームの目的となっています。

The商社では、36人で1チームとなり、他社と交渉しながら自社を大きくしていきます。メンバーを率いるリーダシップや、他社との交渉に必要な交渉力、仲間を合わせて目標を達成するチームワークなど、さまざまな要素を学べるゲームです。他社との交渉を行う場面では、論理的に話をするスキルや、相手の心に上手く働きかけるトーク術も学べます。

参照:ビジネスゲーム『The 商社』 | 株式会社プロジェクトデザイン

7. アチーバス

アチーバスは、プレイヤー同士で協力しながら17種類のカードを集めていく、勝ち負けを目的としないゲームです。

それぞれのカードには成功しているリーダーたちの共通項目が記されており、リーダーシップについても学べます。全員で協力し合ってゴールを目指していくアチーバスを通して、「思いやり」と「戦略」を両立することの大切さを実感できます

参照:アチーバスとは – 【公式サイト】アチーバスジャパンプロジェクト|遊びながらリーダーシップと思いやりが学べるセミナー・研修・人事・教育ボードゲーム。ACHIEVUSが文部科学省学校教育認定プログラムに認定されました!

8. レゴ®シリアスプレイ

レゴ®シリアスプレイは、レゴブロックを活用したワークショップです。

まずファシリテーターからお題が発表されます。お題は「未来の家」「チームワーク」など、具体的なものから抽象的なものまでさまざま。参加者はそれぞれ、お題に合わせてレゴを用いた立体作品を制作します。作品ができたら、数名のチームを組み、チーム内で各作品についての説明を共有します(この部分は◯◯を表しているなど)。

次に説明を聞いた他のプレイヤーは、その作品についての質問を行います。「なぜこの色なのか」「この配置には意味があるのか」といった質問をすることで、その作品を作った人は自身の新たな作品の意味に気が付くでしょう。

自分の想いを言語化して伝えることの難しさや、自分の気付かないところを他者に指摘してもらうことの大切さチームでものの見方を共有していくプロセスなどを学べる研修ゲームです。

参照:ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ – レゴ®シリアスプレイ®とは?

9. 謎解き脱出ゲーム

謎解き脱出ゲームとは、参加者自身が物語の主人公となって、仲間と力を合わせながら謎を解き、とある空間からの脱出を目指すゲームです。クリアするにはチームメンバーとの協力が必要不可欠。お互いのことをよく理解し、問題を上手く割り振って解き進めることが脱出への近道となります。

IKUSAでは、戦国をテーマにした競争型ゲームの「本能寺からの脱出」や、競争よりもチーム内での協力により重点を置いた「ある会議室からの脱出」など、さまざまなパッケージプランをご用意。

なかでも「ある魔法学校からの脱出」は、圧倒的な非日常を楽しめる謎解き脱出ゲームです。魔法学校といった老若男女問わずワクワクする設定のなか、チーム内で役割分担や情報共有を行います。リアルイベントならではの作り込まれた装飾やアイテムで、遊びながらチームビルディングを実感できるプランです。

またカスタマイズにも対応しており、企業理念やサービスに関する謎の制作も可能です。謎解き脱出ゲームを活用したコミュニケーション研修にご興味をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

謎解き脱出ゲームの資料を見てみる

謎解き脱出ゲームの事例はこちらからご覧いただけます。

株式会社ティーケーピー様に謎解き脱出ゲーム「ある魔法学校からの脱出」を開催いただきました!

10. リモ謎

リモ謎は、オンラインで実施できる謎解き脱出ゲームです。参加者は物語の主人公となり、謎を解きながら手がかりを見つけていきます。専門のファシリテーターがゲームを進行するので、研修担当者は運営をすべて任せられます。

オンライン研修はどうしても講師対参加者といった一方通行の構図になりがちです。しかし、リモ謎では参加者同士がコミュニケーションを取りながらゲームを進めていくので、リモートワークが一般化しつつある今にぴったりオンラインでのコミュニケーション方法を学べる研修となっています。

リモ謎の資料を見てみる

11. Kゲーム

Kゲームは、51組で行うゲームです。1人がリーダー、2人がマネージャー、2人がメンバーとなり、ゲームが進行していきます。リーダーはマネージャー2名のみとコミュニケーションが取れます。また、メンバーは自身のマネージャー1名のみとコミュニケーションが取れます。ただし、コミュニケーションは筆談のみです。各プレイヤーには「指示書」と「カード4枚」、「メモ30枚」が配布され、渡されたメモを使ってコミュニケーションを進めていきます。

ゲームのクリア条件は、それぞれのメンバーが同じ種類のカード4枚を揃えること。カードは5種類あるので、メンバー同士で上手くコミュニケーションを取りながらカードを交換しなければなりません。また、リーダーの指示書にのみクリア条件が示されており、そのことにはリーダーも他のプレイヤーも気付いていません。まずは目的を上手く共有できるかが、ゲームクリアのカギとなるでしょう。

「コミュニケーション」は対面で行うものだけでなく、書面やメール、チャットを通して行う場面も多くあります。Kゲームでは、そのようなテキストコミュニケーションのスキルを伸ばすことができます。

参照:コミュニケーション研修用ゲーム「kゲーム」のやり方 | ゲーム研修なら株式会社HEART QUAKE

12. 混乱する捜査会議からの脱出

混乱する捜査会議からの脱出は、チームで協力しながらさまざまな証拠品や証言を整理・分析・共有し、事件の真相を解明する体験型推理ゲームです。

混乱する捜査会議からの脱出では、主にクリティカル・シンキングが学べます。クリティカル・シンキングとは、情報や意見を客観的かつ批判的に分析し、論理的な判断を下す能力やスキルのことです。単に情報を受け入れるのではなく、それを深く理解し、評価するために必要な思考プロセスだといわれています。

混乱する捜査会議からの脱出を通じてクリティカル・シンキングを学ぶことにより、問題解決能力の向上や論理的な意思決定、批判的な情報評価ができるようになるでしょう。

混乱する捜査会議からの脱出の資料を見てみる

混乱する捜査会議からの脱出の事例はこちらからご覧いただけます。

株式会社マンダム様に体験型推理ゲーム「混乱する捜査会議からの脱出」を実施いただきました!

13. 合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE

合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINEは、物語を通して複数人で合意形成をする過程を体験できるコミュニケーションゲームです。ビデオチャットツールを通して、オンラインでゲームを楽しめます。議論を通して、参加者同士で考え方や価値観の違いを知ることができます。また、全員の意見が一致するまで話し合いを行うので、情報整理力や論理的思考力を養えるでしょう。

ここでは、IKUSAのコンセンサスゲーム「ゾンビパンデミック」を紹介します。友人たちとショッピングに出かけた先で、突然ゾンビの襲来が発生。襲われた人がどんどんゾンビになっていくというシチュエーションのなかで、合意形成を行います。

ゾンビパンデミックでは、経験したことがない「ゾンビに襲われる」という状況により、経験や知識の差が出ません。通常のコンセンサスゲームよりも、気軽に意見を出し合えます。まるで映画のようなシチュエーションでゲームを行うことで、参加者同士わいわい楽しめるでしょう。

合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINEの資料を見てみる

14. マーダーミステリー研修

マーダーミステリー研修は、新感覚の推理ゲームマーダーミステリーを社内イベントや体験型研修用に再開発したものです。

参加者は事件の登場人物になりきって、物語の役を演じながら、真実を導きます。誰が犯人で、誰と協力すべきかがわからないなかでゲームが進むので、洞察力が鍛えられます。また参加者とコミュニケーションを取って推理をすることで、社会人基礎力や交渉力を養えるでしょう。

一度遊ぶと真実が明らかになってしまうため、同じシナリオのゲームは一生に一度だけしか体験できません。一期一会で、その場限りの特別なゲームを研修で行いたい場合におすすめです。

マーダーミステリー研修の資料を見てみる

15. ワールドリーダーズ

ワールドリーダーズは、企業経営を擬似体験できるSDGsビジネスゲームです。1チーム1企業となって、利益を競います。

利益は、資本や労働力を通して上げることができます。利益の追求だけでなく、環境や社会などのさまざまな問題に考慮して資金を集め、企業の価値を高めることが、勝利の条件です。

企業の価値を高めるための話し合いを通して、戦略思考や情報共有、チームビルディングなどを学べます。SDGsにおける企業の役割を再認識したいときにおすすめの研修です。

ワールドリーダーズの資料を見てみる

16. ハイブリッドイベント

ハイブリッドイベントは、リアル会場にいる参加者と、離れた場所にいる参加者が一緒に楽しめるイベントです。参加者はリアル会場に出向くか、オンラインで参加するかの好きな方法で、イベントに参加できます。

ゲームをクリアするには協力プレイが必須なので、リアル×オンラインのハイブリッド型チームビルディングの促進につながるでしょう。会場にいる参加者とオンラインの参加者は比率を気にする必要がなく、全員で同じイベントを楽しめます。

ハイブリッドイベントの資料を見てみる

17. 謎パ

謎パは、リアルでもオンラインでも実施できる、謎解きとパズルを組み合わせた「全員協力必須」の謎解きパズルゲームです。参加者全員でチームを組み、謎のかけらを集めて謎を解いて、ミッションクリアを目指します。参加者全員で交流できるので、社員の士気向上につながるでしょう。

リモートワークで希薄化したコミュニケーションを改善したい企業様におすすめです。

謎パの資料を見てみる

短時間で楽しめる!コミュニケーション研修向けゲーム9

「時間をかけずにサクッとゲームをしたい」「会議や研修のアイスブレイクとして活用したい」そんな方におすすめのコミュニケーションゲーム9をご紹介します。

1. 目的地移動ゲーム

目的地移動ゲームは、31組でチームとなり、ある特定の場所を目指して移動するゲームです。3名は役割がそれぞれ決まっており、目隠しをして目的地に向かう人が1名、喋れないが目隠しの人をサポートをできる人が1名、計画立案と声出し誘導、指示をする人が1名、という役割分担になっています。

目隠しをする人はサポーターを信頼すること、サポーターは安全な誘導を配慮すること、指示する人は計画力や指示能力が試されます。お互いを信頼し合うことが成功のカギとなるゲームです。

2. こころかるた

こころかるたは、参加者全員が「話す」側と「聞く」側を体験することでコミュニケーション能力を向上できるゲームです。

まず参加者は円になり、カードをシャッフルして山場に置きます。1人目のプレイヤーは山場にあるカードをめくり、そこに書かれているお題について話します。その間、他のプレイヤーは話をしてはいけません。また、数枚紛れている「まごころカード」を引くと、他のプレイヤーに何か質問するか、自分の好きな話題についての話ができます。

全員が平等に話す時間を設けられているので、傾聴力と発言力の両方が身につくゲームです。

参照:こころかるた(全年令向け)

3. モンスタービルディング

モンスタービルディングは、ブロックを用いたコミュニケーションゲームです。

メンバーそれぞれが持つカードに描かれた断片的な情報を組み合わせて、モンスターを制作します。カードにはモンスターをある一方向から見たときの情報しか与えられておらず、他の人にカードを見せることはできません。そのため、口頭のみで情報を伝え、制限時間内にモンスターを制作する必要があります。

ものごとを客観的にとらえ相手にわかりやすく伝える力や、相手の発言から意図を察する力が身につくゲームです。

4. GOOD&NEW

簡単なアイスブレイクとしておすすめなのが、GOOD&NEWです。GOOD&NEWでは、複数名のグループ内で、24時間以内にあった良いことや新しいことについて各メンバーが話していきます。

具体的なルールは以下のとおりです。

  • 話をする人は目印となるボールなどを持ち、話し終えたらボールを次の人に渡す
  • ボールを渡された人は、24時間以内にあった「良いこと」や「発見」について話す
  • 話す内容は30秒〜1分程度にする
  • 話をしてくれた人に拍手をする

全員が話す機会を平等に与えられるので、話す力と聞く力の両方が身につきます。朝礼などにも応用できるアイスブレイクです。

5. マシュマロチャレンジ

マシュマロチャレンジは乾麺のパスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って自立可能なタワーを立て、最も高いタワーを作ったチームが優勝となるゲームです。

タワーを作る方法は何通りもあるので、チーム内で話し合って方針を決める必要があります。戦略の大切さやチームでものごとを成し遂げる達成感を学べるゲームです。

やってみた動画もぜひご覧ください。

6. 流れ星

流れ星は、お絵描きを通して伝える力を身につけるユニークなゲームです。

1分間で流れ星の絵を描いてみてください」とお題を出し、メンバー各自に思い通りに描いてもらいます。同じように、太陽、花、家などの別のお題を出し、それらも描いてもらいましょう。そして全員が描き終わり絵を見せ合うと、同じテーマでもまったく異なる絵が仕上がることがあります。

流れ星というゲームを通して、同じ言葉でも人によって解釈はさまざまである、ということに気づかされます。「解釈の違い」を実感することは、相手にものごとを伝える際に意識すべき、非常に重要な要素です。

また、意外な絵の才能を発揮する人や、独創的な絵のセンスを持つ人がいれば自然と会話も弾み、コミュニケーションが円滑になるでしょう。

7. パズルマップゲーム

パズルマップゲームは、各自に地図のピースが与えられ、そのピースの情報を集めながら、一つの地図を作るゲームです。

ピースには道の絵柄が描かれており、細い道や太い道、曲がっている道もあれば、直線の道もあります。ピースを他の参加者に見せることはできず、書かれている絵柄を口答で説明しなければなりません。高度なコミュニケーション能力が必要となります。

さまざまな切り口から情報を伝えて、相手に上手くイメージをさせることがゲームクリアの秘訣です。

参照:パズルマップゲーム | マイナビ研修サービス

8. お題ビンゴ

お題ビンゴは、多くの人と会話をすることでビンゴのマスを埋めていくゲームです。

5×5マスのビンゴ用紙に、「好きな季節は?」「犬と猫どっちが好き?」など、複数の選択肢から回答可能な質問を記入して用意します。参加者はその用紙を持って会場内を歩き回り、出会った人と自己紹介をし合って、その話題について話します。回答が一致すればマスを塗りつぶすことができ、早くビンゴを達成した人の勝ちです。

初対面の人が大人数集まるような研修で、アイスブレイクとして取り入れるのがおすすめです。

9. 黄金体験

黄金体験は、カードを用いたコミュニケーションゲームです。

1人が回答者、残りはヒント出題者となります。回答者は自分に見えないようにお題カードを引き、ヒント出題者たちにその内容を見せます。回答者はヒント出題者たちに質問を投げかけながら、そのお題が何かを当てていきましょう。

お題は「外国に行った」「海水浴をした」など「体験」にまつわるもので、ヒント出題者の経験によって回答が違ってきます。会話を進めていくうえで、人となりがわかってくるでしょう。 

回答者は少ないヒントで答えを導き出せれば、ポイントが高くなります。また、ヒント出題者は回答者から「ナイスヒント」に選んでもらえるとポイントが入ります。正解を導き出すために適切な質問や回答を考えることがコツとなるので、効率的なコミュニケーションを学ぶ機会になるでしょう。

参照:黄金体験 – ArclightGames Official

まとめ

コミュニケーション研修は、社内の人間関係構築や業務効率の向上に効果をもたらします。また、ゲームを交えた研修を行うことで、参加者の主体性の向上や学びの定着といったメリットを感じられるでしょう。今回ご紹介したコミュニケーションゲームを参考に、ぜひコミュニケーション研修にゲームを取り入れてみてくださいね。

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たまこ

この記事を書いた人

たまこ

年間500以上のイベントを運営する株式会社IKUSAにて、ライターやマーケター、WEBデザイナー、そしてイベントスタッフとして活動中。
「謎解きコンシェルジュ」にて、イベント担当の方におすすめの情報や、謎解きイベントの情報などをお届けしていきます!

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