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社員旅行は社員同士の親睦を深めるための重要なイベントで、社員一人ひとりが旅行を楽しむことが、今後の業務に良い影響を与えます。なぜなら、社員同士の交流がうまくいっているかどうかは、社員それぞれのモチベーションに大きく影響するからです。社員旅行を通して社員同士が仲良くなれば、仕事での連携もうまくいきやすくなるでしょう。
そして社員旅行で親睦を深めるために役立つのがゲームです。
ゲームは盛り上がりやすく、必然的に社員同士がコミュニケーションをとるきっかけになります。この記事では、どのようなゲームが社員旅行に最適なのか、またどのような注意点があるのかについて解説します。
社員旅行で行うべきゲームの特徴とは
社員旅行で行うゲームを選ぶ際にはポイントがあります。ゲーム選びを間違えると、「企画がつまらない」と不満が出てしまうのでご注意ください。ゲーム選びのポイントは以下の通りです。
全員参加型である
基本的にゲームは全員参加型が望ましいでしょう。理由としては、社員旅行ではなるべく全員が仲良くなることが望ましいからです。
また蚊帳の外にいる人がいたら、その人はゲームを楽しめないばかりか、なんとなくそのことが尾を引いて旅行そのものが楽しめなくなるかもしれません。「ゲームで蚊帳の外だったのだから旅行自体も蚊帳の外」と思ってしまった場合、結果的に旅行が終わってからも寂しさが残るかもしれません。
そうすると仕事に対するモチベーションも下がる可能性があり、会社にとっても損失です。
みんなでゲームを楽しみ、交流を深め、会社を好きになってもらう。その結果仕事へのモチベーションも上げてもらう、といったことができると理想的です。
シンプルで誰でもルールを理解できる
社員旅行で行うゲームは、なるべくシンプルな方がよいでしょう。社員旅行では飲みながらゲームを行う場合もあり、ルールが複雑だと理解できないままスタートする人がいるかもしれません。
その結果、ゲーム自体が成立しなくなったり、なんとなくわかってきた頃にゲームが終わってしまったり・・・・・・ということも考えられます。ゲームを楽しむためには避けた方が良いでしょう。
また、ルールが複雑だとやる気がなくなり、ゲーム自体を楽しめなくなることも考えられます。ルールの理解ではなくゲーム中の思考にエネルギーを注いでもらうためにも、ルールはシンプルな方がよいです。
安全第一
当たり前ですが、社員旅行でのゲームは安全第一です。いくら面白いと思っても、少しでも危険性のあるゲームは避けましょう。特に年配の社員がいる場合、その方々への配慮も必要です。
たとえば若い社員の場合、多少飛んだり走ったりしても怪我をする心配は少ないですが、年配の方は弾みで膝や腰を痛める可能性があり、場合によっては骨折といった大怪我にもつながります。
旅行の雰囲気も台無しになってしまうので、リスクは避けるべきです。
安定して楽しめるゲームの例
社員旅行に取り入れるゲームは、ある程度無難なものを選んだ方がよいでしょう。斬新さを狙いすぎると、外す可能性があります。とはいえ無難すぎても面白みに欠けるので、ゲーム自体は無難なものにし、内容で面白さを出す、という形が理想的でしょう。
具体的には以下のようなゲームが挙げられます。
クイズ
「クイズなんてありきたりだ」と思われるかもしれませんが、クイズは内容次第で簡単にオリジナリティを出せるという魅力があります。場所も選ばないので、移動中でも宴会中でも行うことが可能です。
内容に関しては、オリジナリティを出すためになるべく会社に関するものがよいでしょう。ただし過去の問題と重複することがないよう、事前に確認しておきましょう。
また「会社の創業年度は?」といった一般的な問題から一歩踏み込んで、社員のプライベートなネタにも少し触れたりすると面白いかもしれません。ただし、誹謗中傷や特定の社員を傷つけるような内容は本人を傷つけるだけでなく、他の社員も不快感を持つ可能性があるので、絶対に避けましょう。たとえば、「誰かが仕事でミスをした」といった内容や、誰かの社内不倫のネタをクイズにするようなことは避けた方がよいでしょう。ネタにされた人がショックを受けるだけでなく、企画者の人格が疑われます。
パンスト相撲
パンスト相撲は定番です。テレビで芸人がやっているのを真似したことのある方も多いでしょう。また宴会でも昔から目にするものですね。パンスト相撲は全員で行うのは難しいですが、動きがあって派手なので、会場全体が一体となって盛り上がることのできるゲームです。ただし、悪く言えばくだらないので、場の空気は選びます。場の空気が温まっていないうちから行うのではなく、先に他のゲームをしつつ時間を稼いで、場の空気が温まってきたタイミングで行うと盛り上がるでしょう。
また、お酒が入っていないとかなり微妙な空気になる可能性があります。お酒が入って千鳥足になる人が出てきたくらいに行うのが丁度良いかもしれません。
逆に酔っていると、考えるタイプのゲームは難しいので、パンスト相撲が最適とも言えるでしょう。
子供の頃の写真で誰かを当てる
クイズと似ていますが、クイズよりも直感的に楽しめます。また社内の人であれば案外わかることも多いため、当たったときの盛り上がりは大きいでしょう。
また、少し苦手な相手であっても、「子供の頃は可愛かったんだな」と、苦手な気持ちが緩和される可能性もあります。人の意外な一面を知れるので、ゲームとして面白いだけでなく、相手を知れるというメリットもあります。
ビンゴ
ビンゴも定番中の定番です。ルールがシンプルで捻るのが難しいため、盛り上がりは景品に左右されます。景品に自信があるのなら、ビンゴを開始する前に景品が豪華であることを強調しておくとよいでしょう。ハードルは上がりますが、その方がビンゴ自体を盛り上げることができます。
謎解き脱出ゲーム
今大人気の謎解き脱出ゲームは、社内旅行で楽しむことも可能です。自分たちですべて用意するのは困難ですが、謎解き脱出ゲーム専門の会社に依頼すると、現地に謎解き脱出ゲームを仕掛けてくれます。
専門の会社に依頼することで、盛り上がる企画になります。ただしクイズなどと比べると費用がかかるので、企画に特にこだわりたい場合の選択肢になるでしょう。
謎解き脱出ゲームの詳細はこちら社員旅行でやってはいけないゲームの特徴
社員旅行で社員同士が仲良くなれれば、会社に戻ってからの仕事も円滑になるかもしれません。しかし、ゲーム選びを誤ると、せっかくの社員が仲良くなる機会を失ってしまいます。具体的には、以下のようなゲームは避ける必要があります。
一部の人に有利なゲーム
得意不得意が分かれすぎるゲームはあまりおすすめできません。たとえば身体能力の差が影響し過ぎてしまうようなゲームです。このようなゲームだと、運動が苦手な人は参加しても勝てなくてつまらないですし、運動が得意な人であっても遠慮してしまいます。
若手は体力があるが、役職者は高齢である事が多いため体力がない、といったケースは多いでしょう。この場合、若手は遠慮して全力を出しにくくなってしまいます。全力を出すと「空気を読めない人」というレッテルを貼られるかもしれないからです。
どちらにしても誰にもメリットがないので、避けた方が無難でしょう。
全員が参加できない
全員参加ではなく、一部の人が傍観者になってしまうゲームはあまりおすすめできません。上で挙げた「パンスト相撲」のように見ている人も
危険が伴う
上でも説明しましたが、安全第一でゲームを選びましょう。
怪我をしてしまう人がいたら社員旅行が台無しです。また、仮に誰も怪我をしなかったとしても、危険を伴うゲームを行ってしまえば、安全面に配慮せずに企画したと思われ、企画者の評価が落ちてしまいます。仕事でも「リスク管理ができない人間」だと思われる可能性があるので、安全面に配慮できているというアピールはしっかりとしておいた方がよいでしょう。
視野を広く持って危険を察知することは、社員旅行の企画だけではなく仕事においても非常に重要です。
不快に思う人が出てくるかもしれない
食べ物を使ったゲームなども面白いですが、食材を無駄にしたり、大量に廃棄することになったりするようなゲームは、不快感を持つ人が出てきても不思議ではありません。
たとえば、大食い企画やパイ投げ企画などは避けた方が無難でしょう。仮に、わんこそばの業者を呼ぶなどして食材を無駄にしない方法で大食い企画を行ったとしても、体調を崩す人が出てくる可能性もあり、そもそも社員旅行にはあまりふさわしくない企画かもしれません。
また、箱の中に手を入れて何が入っているか当てる、といった企画も、定番かつ盛り上がるかもしれませんが、不快感を与えるようなものは入れないようにしましょう。
仲間内であれば、怪我のない範囲である程度過激なことをしても問題ないのかもしれません。しかし、社員旅行なので「安全性が確保されている」「不快に思う人がいない」など、どちらかというと保守的な面が重要になります。
社員旅行のアクティビティには「食」に関するものもおすすめ
社員旅行は、社員みんなが顔を合わせる珍しい機会。「ゲームだけでは物足りないかも」とアクティビティに頭を悩ませている幹事様、BBQはいかがでしょうか?
チームビルディングBBQは、企業のコミュニケーションイベントのために作られた手ぶらBBQサービスです。
食材の調達や機材の準備などは全てお任せ。2時間飲み放題付きで、簡単なチームビルディング向けゲームもプラン内に含まれています。
ご当地格付けバトルは、見て、嗅いで、食べて一流の品を当てる体験型アクティビティです。
旅行先に合わせたグルメを楽しめることが特徴で、北海道であれば毛ガニ・一般的なカニ・カニカマを食し、一流の品(毛ガニ)がどれなのかを予想していただきます。
ホテルや旅館の宴会場でも基本的には実施可能で、社員旅行の宴会でおこなう余興にぴったりです。プロのMCによる進行・盛り上げや降格演出などで一層盛り上がり、チームビルディングや関係構築につながります。
社員旅行の宴会企画をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問合せください。
まとめ:
社員旅行は社員の親睦を深め、社員にとって居心地の良い会社にしていくチャンスです。社員同士の仲が良ければ社員のモチベーションがアップし、また離職率が下がるというメリットもあるでしょう。
会社は社員一人ひとりによって成り立っているものなので、社員同士の関係、社員のモチベーションは会社の状況そのものと言っても過言ではありません。そして社員旅行を盛り上げ、より良いものにする要素の一つがゲームです。
今回ご紹介したゲーム選びの注意点を参考にして、ぜひ企画を成功させてください。