

目次
社内行事の効果・メリット
アイスブレイク
参加者同士で交流できる社内行事を行うことでアイスブレイク(打ち解けること)を期待できます。特に「楽しむこと」に重点を置いた社内行事でその効果が高まるので、スポーツやゲームなどのレクリエーション系のイベントが有効です。
チームビルディング
全員が同じ目標を持ち、コミュニケーションなどが成熟した組織作りをすることを『チームビルディング』と言います。社員の意識統一やコミュニケーションの改善などを図る社内行事を行うことでその効果が高まると言われています。
社員満足度の向上
社員には各々の望んでいることがありますよね。「楽しみたい」、「普段やらないことをしたい」、「同僚と仲良くなりたい」などといった望みを叶える社内行事を企画することで、社員満足度が向上しやすくなります。アクティビティやレジャーなどのイベント系の社内行事に適性があります。
参加者の成長
社内行事を行うことで参加者が得られるものを増やす(大きくする)には、普段の仕事同様に「まじめに取り組むこと」がとても大切です。真剣に取り組んでいれば、得られる気付きが増えたり、楽しさが増したりしますよね。そうしてまじめに取り組めば、組織としてだけでなく、個人としての成長も期待できます。
社内行事の注意点
活気がないと効果が半減する
特にアクティビティ系の社内行事では、雰囲気の良さが重要なポイントになります。スポーツをするときに、全体的に活気があれば自然と楽しく前向きな気持ちになれますよね。逆に、活気がないと参加者がつまらないと感じてしまう可能性が高まってしまいます。雰囲気作りに役立つ勢いのようなものが、社内行事には大切なのです。
全員が楽しめるように配慮する
組織全体に良い影響を与えるには、「全員がバランスよく同じような気持ちになること」が大事になります。たとえば、誰かが得をしすぎていた、または、誰かが損をしすぎていたとします。そうなると、「面白くない」と感じる人が出てきますよね。全員が等しく楽しめる状態を目指しましょう。
新しいことを積極的に採用する
やったことのないことにチャレンジするとき、自然とワクワクしてきますよね。興味のあることや面白そうなことなどであれば、その気持ちはさらに大きくなるでしょう。そういったワクワク感は、ポジティブな感情を生み、その気持ちが他者にも良い影響を与えます。社内行事を通じて新しいことにチャレンジできるイベントを増やしていきましょう。
社内行事を成功させるメンタリティ
絶対に楽しませる気持ちを持つ
企画段階で「段取りを組むこと」に集中しすぎてしまうと、参加者視点で企画する気持ちが少なくなってしまうことがあります。社内行事の企画者は、参加者が楽しめることを念頭に置くことが大切です。
協力者を見つけておく
積極的な人よりも受け身になりがちな人のほうが多い組織は少なくありません。そのため、楽しい社内行事にするには、「楽しませようとする人」の存在が必要です。事前に協力者を集めておき、盛り上げ役や活気を出すための声出し役を決めておけば、雰囲気作りに役立ちます。
自ら声を発する
社内行事の企画者は、それに関して最も頑張っている存在です。そんな人が社内行事を盛り上げようとさらに頑張っていたら、それを後押ししようと思ってくれる人がいるかもしれませんよね。社内行事当日には、自ら声を発して活気を出しましょう。
社内行事の企画方法
社内行事を行う目的を明確にする
企画を立案するための軸となるものは「目的」です。何のために行うのかが定まっていれば、一本芯が通り、企画全体がブレにくくなります。まずは目的を明確にして、それに応じて選択できるようにしましょう。
選択肢を広げる
企画する際に、その時点で自分の頭の中にある案だけを候補にすると、真新しさや面白味のある案が出ないかもしれません。考えただけではわからないものを選択肢に加えるために、しっかりとリサーチしましょう。
イベントを決める
社内行事の候補になる選択肢が出揃ったら、その中で「最も実現したいもの」を3~5個ほど選びます。予算やスケジュールなどの関係でやむを得ず実現できない可能性もあるので、複数選んでおくことが大切です。実現したいものがたくさんある場合には、それらすべてを行うこともできますよね。魅力のある社内行事の候補が多数ある場合には、それを削ろうとする必要はありません。イベントの決定は、「実現したいものを選ぶこと」です。
詳細な企画書を作成する
実現したいものが決まったら、詳細な企画書の作成に入ります。具体的に企画段階に入ってみないと、予算の都合や日程などの条件に合うかどうかわかりませんよね。まずはそれらの条件に合うかどうかを確認しましょう。条件に合い、実現できる可能性が高ければ、そこから企画内容を具体的に決めていきます。「魅力のある社内行事」にするために内容を膨らませましょう。起こりうるリスクについてもその段階で想定しておくことが大切です。細かなところまで企画書を作り込むことで、社内行事の質が高まっていきます。
謎解き・脱出ゲームを企画する
ワークショップ系や体験型アクティビティ系の社内行事との相性が良く、チームビルディングやアイスブレイクなどの効果も高い企画候補の1つに「謎解き・脱出ゲーム」があります。謎解きには、「コミュニケーションを深める働き」を期待できます。個人として頭を使いながら他者と共有し、相談し合うことで、密度の高いコミュニケーションが生まれるからです。謎解きや脱出ゲームを企画するには、「難度の高い問題(課題)を作ること」と「ストーリー性を盛り込むこと」の2点が重要なポイントになります。大人は、簡単なものに面白味を感じにくいですよね。ギリギリクリアできるラインを狙って謎解きや脱出ストーリーを作りましょう。また、謎解きや脱出ゲームのサービスを提供している業者などに相談することも大切です。謎解き脱出ゲームの詳細はこちら
まとめ
社内行事を企画するには、魅力のあるものにすることが大切です。心から楽しめて、個人や組織が成長できれば、社内行事の参加者にメリットが生じますよね。参加するメリットがあれば、嫌々ではなく、主体的に参加してくれるでしょう。そして、メリットを提供すれば、会社や幹事さんが意図するものの実現に近づき、結果的に企画した側が得をします。その効果を最大化するために、魅力的な社内行事を企画しましょう。