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「リモ謎」実施後インタビューも、すでに定番となってきました。
今回、我々のインタビューにご協力してくださったのは、株式会社レコチョクのみなさまです。そのサービスの知名度から、誰もが社名を聞いたことのある企業さまなのではないでしょうか。
今回はそんなレコチョク様に、社内イベントでリモ謎を実施するに至った経緯から、イベント中の社員のみなさまのご様子、また実施後の感想などまで、さまざまなお話をうかがってきました。
インタビューにご協力いただいたのは、インナーブランディング・プロジェクトの東海林さま(写真上段左)と岡田さま(写真下段)です。
レコチョク様について
――ではまず、御社の事業内容について教えてください。
弊社は「人と音楽の新しい関係をデザインする。」というビジョンを掲げており、音楽の付加価値創造に取り組んでいる会社です。
現在では一般的になっている音楽配信サービスの先駆けの会社として「着うた®︎」を世に輩出した会社であり、現在はダウンロード・ストリーミングの音楽配信サービスを中心としつつ、音楽に体験やプラスαの付加価値をつけたサービスを展開しております。具体的には、2019年に子会社化したインディーズバンドの活動を支援するサービス「Eggs」をはじめ、音楽専門のクラウドファンディングサービス「WIZY」といったサービスがあります。
――あの「着うた®︎」はレコチョク様が生み出したのですね!
――では次に、貴社の社風や社員の方々の特徴などを教えていただけますか?
社内には約170名のスタッフがいて、何ごとにも真面目に取り組む人が多いです。あとは流行に敏感な人が多い印象ですね。また、弊社は音楽を軸にサービスを展開しているということもあって、音楽に関連した仕事がしたいと入社した社員が多いですし、音楽が好きな人が多いです。
各社員が持つ名刺の裏には「音楽×〇〇」と入っているのですが、これは「音楽に関わること」を軸になんでもやりますよ、というような宣言でもあるんですね。そういったこともあり、音楽と何かを組み合わせた新たなサービスができないかを常に探している人が多いと思います。
また、実は社員の半数近くがエンジニアで、サービスのバックエンドも社内で構築しているんですよ。
昨今は「変わることを恐れず、変えることを楽しむ」というスタンスを社内で掲げており、手を挙げればキャリアなど関係なく若手でも仕事を任せてもらえる社風です。仕事における上下間はあまりない会社だと思います。
――それは、レコチョク様らしい社風ですね。
新しいコミュニケーション施策を
――今回のイベントの主旨や目的を教えてください。
弊社では昨今のコロナ情勢において、2月下旬からリモートワークを導入しましたが、リモートワークが続く中で、コミュニケーションの希薄化という課題がありました。
もともと、四半期ごとに全社で懇親会を開催するなど、全社交流の機会はあったんです。ただ、リアルでの交流ができなくなったため、インナーブランディングのプロジェクトが中心となって、社内コミュニケーション施策を2020年4月から開始しました。例えば、オンライン懇親会や社内ラジオ、コミュニケーションツールの導入や、リレー企画などですね。
それらの企画がやや安定化してきたところで、「コミュニケーション施策でさらに新しいことに挑戦できないか」と考え、今回のイベントを実施しました。
――ありがとうございます。ちなみに、「リレー企画」というのは具体的にどのようなことを行われたのですか?
新卒社員が4月に入社したのですが、その人たちの人となりが会話をしてないのでわからないということで、まず新入社員のリレー企画を実施しました。簡単な自己紹介、自己PR、好きなものなどをそれぞれ毎日更新していきましたね。あとは、その企画を役員や部門長にもやってもらい、その際には動画メッセージでいま感じていること、思っていることや、社員に対するメッセージなども含めて、リレー形式で行っていきました。
――それは盛り上がりそうですね!
そうですね。コロナ禍になってリモートワークが始まってすぐだったというのもあるんですけど、やっぱり今までにない新しいコミュニケーションの形に挑戦できたっていうのはとても大きな進歩だったかなと思います。
――そのような中で、なぜオンラインでの謎解きゲームを行おうと考えましたか?
先ほどお話した「新しいことに挑戦する」という理由に加えてなのですが、チームごとに対抗して取り組めるゲームのため、チームビルディングに有効であると考えました。また、普段社内で企画するような懇親会ではなかなか味わえない「何かを一緒に体験する楽しさや思い出」のようなものを、このような状況下で、みんなで経験するには良いコンテンツだと考えたことが理由ですね。
リモ謎をご利用いただいた理由
――弊社に期待していただいたことについて差し支えないようでしたら教えてください。
運営サポート、ディレクション、企画内容ですね。
これまで、通常の懇親会はインナーブランディングのメンバーが司会や進行、企画を担当していました。ただ、社内イベントとなるとやや労力もかかるため、外部に頼れるところが無いかと探していたところ、IKUSAさんを見つけました。
――最終的に弊社にご決定いただいた理由はどのようなことでしたか?
コミュニケーション+チームビルディングという目的に合致するサービスは「リモ謎」以外にもいくつかありましたが、打ち合わせやデモ版テストの際も真摯に向き合ってくださったこと、そして何よりスピード感をもって一緒に進行することができたことが決め手になりましたね。実際に体験してみて、「リモ謎」がチームビルディングに有効であることを実感しました。
また、当日はスタッフの方が各部屋に入ってくださり、コミュニケーションを取りながらサポートしてくださるということも決め手になりましたね。参加者全員が最後まで楽しめるような工夫があり、ホスピタリティを感じました。
――ありがとうございます!
「リモ謎」で何かを一緒に体験する楽しさを感じた!
――イベント中の参加者のみなさまのご様子はいかがでしたか?
基本的に、部署ごとにグループ編成してイベントに参加させていただきましたが、比較的真面目に謎解きに取り組んでいる印象でした。謎を解くという共通の目的に向けて、謎解きが得意なメンバーやチームの中心的なメンバーを中心に、声を掛け合いながら謎解きを進めていったチームが多かったようです。
普段のオンライン懇親会はZoomではなく、全員の顔が映った状態で進行することがほぼないため、大人数でのZoomでの顔合わせは少し緊張しました!(笑)
あと、弊社では今回、エンジニアのチームが上位に入っていましたね。
――Zoomでの顔合わせは、普段から慣れていないとなかなか緊張しますよね(笑)
――今回のイベントの目的は達成出来ましたでしょうか。
このような状況下において、「何かを一緒に体験する楽しさ、思い出」を作れたのは今回のイベントのお陰だと思っています。
――改めてですが、今回の謎解きイベントの感想をお聞かせください。
仕事以外で一緒に取り組み、熱中するというのは「リモ謎」だからこそ体験できたことだと思っております。また、謎解きが好きな社員も多く、「このような状況下でもゲームを通して、共通の目標に向かってチームで一緒に楽しめるという体験ができてよかった」との声もありました。ゲーム冒頭から、画面遷移や演出など細部まで凝っていたので、没入感があり、最後までゲームをたのしむことができました。ありがとうございました。
――ありがとうございました!
まとめ
今回は株式会社レコチョクのみなさまに、社内イベントでご実施いただいた「リモ謎」についてのお話をうかがってきました。
もともと全社交流の機会は豊富だったレコチョク様。コロナ禍になってからもさまざまな試みを行う中で、より新しい挑戦ということで、リモ謎をご利用いただいたようですね。
慣れないZoomでの顔合わせでも、みなさん楽しんでいただけたようでよかったです!
オンラインイベントの実施をご検討中の企業さま、ぜひ一度株式会社IKUSAまでお問い合わせくださいませ!