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この度、社内イベントにてリモ謎をご利用いただいた「エス・エー・エス株式会社」様に、イベント後のご感想やお考えなどについてインタビューしてきました。
これまでにも自社内で活発にイベントを実施されてきたというSAS様。初めてのオンラインイベントということで、導入の経緯や実際に行ってみて良かった点などが気になるところですね。
今回は、社内イベント全体の企画を担当された栗本様(写真下)と金沢様(写真向かって左上)に、貴重な生の声をうかがうことができました。
エス・エー・エス株式会社様について
――御社の事業内容を教えてください。
(栗本さま)
業種としては、ソフトウェア開発と情報処理専門のコンサルティングとなっています。基本的にはお客様先に常駐してITを提供するような仕事になります。一般的には「SES」という単語を用いまして、ソフトウェアやシステムの開発・保守・運用などの委託契約を指すのですが、そういった事業を主に行なっています。
またそれ以外にも、自社での勤怠のパッケージの開発・販売や、文教事業、教育研修なども行なっています。
――社内にいらっしゃる方よりも、お客様先にいらっしゃる方のほうが多いのでしょうか?
(栗本さま)
そうですね。いま弊社は140名強ほどの会社なのですが、だいたい7割はエンジニアで客先常駐になります。
客先常駐のエンジニアは、各企業様にてクレジットカードなどの金融系システムや、流通系システムを主に担当していますね。
コロナ渦でもできるイベントを
――そんなSAS様が今回社内イベントを開催しようと思われたきっかけはどのようなことでしたか?
(栗本さま)
弊社では毎年、社内から10名前後の人数を集めて「社員会」というチームを作り、社内で行うイベントの企画・運営をしています。本来であれば毎年、バーベキュー大会やボウリング大会、忘年会、社員旅行などといった様々な企画を実施していたんですね。
ただ今年はコロナウイルスが流行ったことによって、社内イベントの面でも状況が変わってしまいました。弊社でもすぐに在宅勤務が進んだこともあり、今までのようなバーベキュー大会やボウリング大会などはできないということが早くも決まってしまったのが経緯で、「じゃあ代わるイベントを何か実施しなければならない」となったんです。みんながオンラインの中でなにができるかといろいろ探した結果、IKUSAさんに辿りつきました。
――ではコロナ禍になった直後くらいから、社内ではそのようなお話が出ていたのですね。
ちなみに弊社に目を付けていただいたきっかけはどのようなことでしたか?
(栗本さま)
社員会のメンバー10名前後がそれぞれオンラインでできるイベントを持ち寄って考えようということになったのですが、その中で金沢さんが「リモ謎」を持ってきて、社員会のみんなの反応が良かったので、今回実施する経緯になりました。
(金沢さま)
社員会の中でも謎解きの人気ってすごく高くて、「オンラインでもやりやすいし、実際にやっても楽しかったよね」という声もあったので、私は謎解き関連で探していたんです。大人数でできるコンテンツがなかなか無かった中で、「リモ謎」はそこをクリアしていたので、選びました。
また、スケジュールさえ一緒に組めばその後のことは全てやってくれるという点も企画側としてはとても助かるため、大きなポイントでしたね。
(栗本さま)
当時はコロナウイルスが流行りはじめて3,4ヶ月経った頃だったので、「オンラインでできるイベント」みたいな形で検索をかけるといろいろ出てきたのですが……。
やっぱり100名規模くらいでみんながちゃんと参加できるという点と、ちゃんと企画側で準備してくださっているので、こちら側の用意する手間が省けるという強みは大きかったです。かかる費用以上の楽さや楽しさをすごく感じましたね。
新しい風を吹き込んだ「リモ謎」
――実際に謎解きに参加された社員のみなさまから反響などはございましたか?
(栗本さま)
弊社も今までずっとやることがほとんど決まりきっていて……バーベキュー、ボウリング、忘年会、社員旅行という流れがあったのですが、今回のオンライン化の流れの中で新たなものを取り入れることができました。そこに対しては参加メンバーからも「いつもと違う雰囲気で楽しめた」という声がありましたね。
またリモ謎には独特の世界観があったので、「世界観に入り込んで楽しめた」という声も多かったです。
――それはよかったです!
参加者数や参加するメンバーについては変化などございましたか?
(栗本さま)
毎年決まったイベントだと、「◯年目だからいいや」といった言葉が出てくることもあるんですね。でも今回は「リモ謎最近流行ってるよね、やりたい!」といった理由で、いつもあまり来られない方も楽しみに参加してくださったので、そこの新しい風というのが吹いたのかなと感じました。
(金沢さま)
やる前は、オンラインのイベントにまだ慣れていなくて、「不安だな」「何を話せばいいんだろう」といった声もあったのですが、実際にやってみると「謎解き」というコンテンツがあるので、そこで自然と会話も盛り上がって、結果として「めちゃくちゃ楽しかった!」といった声がけっこう多かったです。初めて話す人同士でもけっこう話せたみたいで、実は今回は内定者の方も呼んでいたのですが、その方々も楽しそうに謎解きされている姿が印象的でした。
――内定者の方も楽しんでいただけたのは、大変嬉しいですね。
――今回参加された方々は普段の交流の機会というのはあるのでしょうか?
(栗本さま)
弊社では毎月一回、全員参加のMTGがあったり、懇親会をやっていたりと、わりと交流の機会の多い会社だとは思います。
(金沢さま)
私はいま2年目なのですが、もう知らない人が社内にいないくらいには近い距離感かなと思います。
――それはいいですね! そういった点も盛り上がった一つの要因でしょうか。
イベント後も反響大!!
――今回は1日型の社内イベントで、午前に我々の謎解きを実施させていただきましたが、その後にはどのようなプログラムを実施されたのでしょうか?
(栗本さま)
先ほどもお話ししたとおり、もともとバーベキューやボウリングなどを年4回ほど企画していたのですが、今回は午前にリモ謎を行い、午後にバーベキューをした上で親睦会みたいな流れでスケジュールを組みました。
リモ謎の順位によって景品を用意して、お酒やお肉を楽しみながらみんなで盛り上がるという感じで。たしか10時集合で、結果的に終わったのが16時くらいということで、丸6時間もかけましたね(笑)
――とても充実したイベントだったのですね!
午後にもかなり時間をかけられていますが、午後のパートに関しての参加者のみなさまの反応はいかがでしたか?
(栗本さま)
午前にリモ謎をして、解説までしていただいたので、午後の部のバーベキューではその解説を受けて「ああだった、こうだった」という話で盛り上がっていましたね。あとはみなさんお酒が大好きということもあっての盛り上がりもありました(笑)
あと一番ありがたかったのが、リモ謎の順位や状況などを逐一ご報告いただいたのと、結果をすぐにまとめてお送りいただけたことです。そこも含めて企画側の手間が思った以上に少なくて、本当に頂いたものをパッと参加者のみなさんに展開するくらいで済んだので、我々も参加者のみなさんと一緒に楽しめたというところがすごく良かったと思います。
(金沢さま)
今回は参加者全員に景品を用意していたので、順位発表と景品紹介のところはとても盛り上がりました。あとは順位でそのまま景品が決まってしまっても面白くないということで、順位によってあみだくじの場所を決める順番が決まって、そのあみだくじの結果で景品の豪華さが決まるというシステムにしたのも結果的に盛り上がった一つの要因かなと思います。
――それは素敵なアイデアですね。
順位を競うのも大切ですが、やはりチームビルディングを重視するとなると、競争性の調整も必要ですよね。
――イベント後の反響や、その後の社内の変化などはありましたか?
(栗本さま)
初めての試みということでIKUSAさんのリモ謎を利用させていただいたのですが、今期だけでなく来期以降もこのような状況が続くのであれば、また企業さんに依頼をしてのイベント実施もありなんじゃないかという考え方が出てきたという点は変化と言えますね。
あと、もうイベントから2ヶ月ほど経ちましたが、いまだに「あの時のイベント良かったね」と言っていただけることがあるんですよ。わたしもメインMCをやっていたので、みなさんの声が耳に入ってくることも多いのですが、やっぱり反響が良いので嬉しいです。
(金沢さま)
やっぱり「楽しかった」という声はすごく多かったです。
今までのイベントって社内だけで内製しようという部分が大きくて、今回初めて外注をしたんです。やっぱりオンラインのイベントを自社で作り上げるのは難しいというところもあったので、弊社のイベントの作り方として一つ、企業さんに外注するというのもありなんだなと思うことができました。
――今回は、任せていただく部分と御社の色を出していただく部分というのが、ちょうどよかったのかなと思います。我々としてもとても思い出になる、良いイベントとなりました!
――今後なにかイベントを行う際に、やってみたいことや叶えたいことなどはありますか?
(栗本さま)
やはりコロナ禍だからこそ、一つの場所に集まらずにイベントを開催できるということもあるので、なにかみんなが盛り上がるオンラインならではのイベント案があればいいなとは考えています。ただ我々が考えるのにも限界があるので、今のところ具体的に何か案があるわけではないのですが……
実は弊社には、毎月同じ誕生月の人が集まって行う「バースデーディナー」という企画もあって、コロナ以前は良いお店に集まっての食事会をしていたんです。コロナ禍になってからはそれをカタログギフトで代用していたのですが、それが意外と良かったんですね。本来であれば現地に出向かなくてはいけないところを、家で家族と楽しめるなど、Webならではのメリットがあると今後のオンライン化の促進につながるのかなと思います。
――オンラインだからといってネガティブにならず、オンラインならではのメリットを見つけていくこともとても大切ですよね。
――本日はお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
まとめ
今回は、社内イベントにてリモ謎をご実施いただいたSASの栗本様・金沢様にご協力いただき、実施後のリアルなお話をお聞かせいただきました。
これまでにも社内コミュニケーションの機会を活発に作られてきたSAS様ですが、オンライン化が進むなかでの社内イベント企画には課題もあったようですね。今回のリモ謎をきっかけに、今後さらに素敵なオンラインイベントを作り上げていくことでしょう。
オンラインでの社内イベントをお考えの企業さま、ぜひ一度株式会社IKUSAまでお問い合わせくださいませ!