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簡単に実施できるチームビルディングゲーム

 

チームビルディングを目的に、ゲームやアクティビティを研修に取り入れるケースは多くあります。

しかし、なかには「どのようなゲームがあるのかわからない」「研修に合ったアクティビティの選定に悩んでいる」という悩みを抱える担当者の方は少なくはないでしょう。

本記事では、チームビルディングを選ぶポイントや注意点、簡単に実施できるチームビルディングゲームについてそれぞれ解説します。

チームビルディングゲームを選ぶポイントと注意点

チームビルディングとは、メンバー各々が持つ個性や能力を最大限に発揮し、チーム共通の目標達成に向けて活動できるような強い組織を作り上げる手法のことをいいます。

チームビルディングに取り組むことで、コミュニケーションの活性化や、メンバー同士の相互理解の促進などに期待でき、チームのパフォーマンス向上や関係強化などの効果も見込めます。

さまざまな企業や組織において、チームビルディングを目的にゲームを研修に取り入れるケースがありますが、単に「簡単そう」「楽しめそう」という理由だけでゲームを選んでしまうと十分な効果は得られません。

研修で使用するゲームやアクティビティを選ぶ際には、まずは「実施場所」「所要時間」「参加人数」「費用(必要な物)」4つの主要項目を整理し、実施できるものを選びましょう。

そして、チームビルディングゲームを実施する際には、目的やゴール、チームの課題などを明確にしましょう。

例えば、コミュニケーション不足の解消なのか、互いのことをもっと深く知るためなのかなど、目的によって実施内容も変わります。また、目的を明確にし、メンバーに周知することで一体感をもって臨むことができます。

また、注意点としてゲーム実施した後には、ただ「楽しかった」で終わらせず、メンバーへの振り返りを必ず行いましょう。 

短時間で簡単にできるチームビルディングゲーム5選

短時間で簡単にできるゲームを5選紹介します。

こちらの記事ではチームビルディングやアイスブレイクに最適なゲームを15選紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

チームビルディングやアイスブレイクに最適なゲーム15選

1.グッドアンドニュー

24時間以内にあった「良かったこと」や、「新しい発見」ついて、一人1分以内に話していくゲームです。利き手側は、話し手の話が終わった後には必ず拍手をしましょう。短時間で実施できるうえに、伝達能力や傾聴力の向上、メンバー同士の相互理解の促進にも効果が期待できます。

24時間の出来事で他者へ話せそうな内容がない場合には、3日以内、1週間以内などと期間を延ばすといいでしょう。また、参加者が多い場合には複数のチームに分けるのもおすすめです。

  • 所要時間:1530分程度
  • 参加人数:1チーム410
  • 費用(必要な物):なし

2.バースデーライン

バースデーラインは、制限時間内にメンバー全員が“誕生日の早い順”に一列に並ぶゲームです。

一見すると簡単なゲームに思われますが、ゲーム中に会話や筆談はできないというルールがあります。そのため、アイコンタクトやジェスチャーのみでコミュニケーションを取り、誕生日順の列を完成させなければなりません。

ゲームを通してノンバーバルコミュニケーションの難しさや、普段のコミュニケーションの大切さを学ぶことができます。

  • 所要時間:1530分程度
  • 参加人数:830人程度
  • 費用(必要な物):なし

3.ジェスチャーゲーム

お題を与えられたメンバーがジェスチャーで内容を表現し、他のメンバーがそのお題を当てるゲームです。参加数に応じて一回のお題の回答時間を設定し、メンバー全員が必ず一回はジェスチャー担当になるまで続けましょう。

体ひとつあれば場所も問わず、準備もなく簡単に実施できます。ジェスチャーによるメンバーの普段見ることのない姿を見ることで盛り上がり、コミュニケーションの促進が期待できます。

  • 所要時間:1530分程度
  • 参加人数:4人〜
  • 費用(必要な物):なし

4.共通点探し

共通点探しは、メンバー全員に共通するものを探すゲームです。出身地や趣味、好きな食べ物、学生時代の部活動などから共通点を見つけ、互いのことを知り、価値観の違いに気づくことを目的としています。

ゲーム中は全員に発言の機会が与えられ、コミュニケーションの活性化が期待できるでしょう。

  • 所要時間:1530分程度
  • 参加人数:3人〜
  • 費用(必要な物):なし

5.嘘つき当てゲーム

複数のチームに分かれ“嘘を付く人”を各チームで一人決めます。お題に沿った会話をチーム対抗で行い、相手チームのなかで「誰が嘘を付いているか」を当てるゲームです。

相手チームの発言内容はもちろんのこと、相手の表情や仕草などから嘘を付く人を探すことで、洞察力や集中力の向上や、質問の精度を高めることにも繋がります。

  • 所要時間:30分程度
  • 参加人数:1チーム46
  • 費用(必要な物):なし

ルールが簡単なチームビルディングゲーム5

ルールも簡単で低コストで実施できるゲームを紹介します。

6.マシュマロチャレンジ

パスタ・テープ・紐・ハサミなどを使い、チームごとにタワーを作るゲームです。マシュマロはタワーの先端に置き、制限時間内に一番高いタワーを建てたチームが勝利となります。

タワーの高さを競うというルール自体は単純なものの、限られたアイテムと時間のなかで行うため、作戦や役割分担などの密なコミュニケーションが必要です。

同じ目標に向かい、チームで協力して物事をやり遂げる大切さや難しさが学べるゲームとなっています。

  • 所要時間:30分〜1時間程度
  • 参加人数:1チーム4人〜
  • 費用(必要な物):パスタ、テープ、紐、ハサミ、マシュマロ

詳しくはこちら

7.ドミノ

制限時間内にドミノを並べるゲームです。単にドミノを並べるのではなく、倒した後のドミノの合計の長さや、倒れるまでの時間を競うなどのルールを付けるなどアレンジも可能です。

勝つためには、メンバー同士で「効率の良いドミノの並べ方」をしっかりと考える必要があります。相手の話を聴く力や自分の考えを正確に伝える力、全員でドミノを並べていくことで忍耐力も培われるでしょう。

  • 所要時間:1時間程度
  • 参加人数:1チーム4人から
  • 費用(必要な物):ドミノ

8.条件プレゼン

参加者を複数のチームに分け、チームごとにキーワードを3つ与え、それを全て盛り込んだプレゼンテーションをチームで考えてもらいます。

全チームの発表後に参加者全員で話し合い、最も面白かったプレゼンテーションを行ったチームが勝利となります。

伝える力や傾聴力はもちろんのこと、プレゼンの構成を考えるのに必要な論理的思考力などの向上にもつながります。

  • 所要時間:30分〜1時間程度
  • 参加人数:1チーム46
  • 費用(必要な物):なし 

9.流れ星ゲーム

参加者全員に「流れ星」のイラストを描いてもらい、全員が描き終わったら一斉に絵を見せ合います。参加者全員で「流れ星」を描きましたが、それぞれの絵はサイズやバランス、絵のタッチなど、人によって異なるものとなっているでしょう。

流れ星ゲームは、このように物事の捉え方や言葉の解釈の仕方は一人ひとり異なることを実感できるゲームです。メンバー同士の相互理解の促進に繋がり、チームビルディングに活用できます。

  • 所要時間:30分程度
  • 参加人数:3人〜
  • 費用(必要な物):紙、ペン

10.十人十色ゲーム

十人十色ゲームは、チームのなかから代表者を一人選んで質問し、代表者とチームの回答が一致したら得点できるゲームです。メンバー全員が代表者となるまでゲームを続け、より多くの得点を獲得したチームが勝利となります。

相手のことを深く考え、メンバー同士のチームワークを向上するのにおすすめのゲームです。

  • 所要時間:30分〜1時間程度
  • 参加人数:46
  • 費用(必要な物):なし

屋外向けの簡単なチームビルディングゲーム5

屋外で簡単に実施できるチームビルディングゲームを紹介します。

11.チャンバラ合戦

株式会社IKUSAが提供するチャンバラ合戦は、スポンジ製の刀と“命”となるボールを使い、相手の腕に付けたボールを落とすアクティビティです。

簡単なルールですが、歴史上の合戦のように戦略を立てて相手チームへ攻め込むため、頭も体も活用します。短時間でPDCAを回していくため、主体性やリーダーシップ、チームワークの向上に繋がります。

  • 所要時間:12時間程度
  • 参加人数:30人から、1,000人以上まで
  • 費用(必要な物):基本料金35万円~

チャンバラ合戦の資料を見てみる

12.しっぽ取りゲーム

参加者全員がズボンの後ろからしっぽ(紐やタオルなど)をぶら下げ、自分のしっぽを守りながら他の人のしっぽを取るゲームです。しっぽを取られた人は場外へ移動し、最後まで場内に残った人が勝利です。

チーム対抗で行うことにより、チームプレーを通してチームビルディングに繋がります。

  • 所要時間:30分〜1時間程度
  • 参加人数:1030
  • 費用(必要な物):紐、タオルなど、しっぽとなる物

13.フラフープリレー

メンバー全員が手を繋いだ状態で輪を作り、輪の一箇所から手をほどき、そこからフラフープを入れます。その状態から全員が一度も手を離さずにフラフープを一周させるゲームです。フラフープが一周するまでの時間を測り、いかに早く一周させられるかを目指します。

協力しながら体勢を輪の形を調整したり、アドバイスの声を掛けたり、一体となってゲームクリアを目指すことができ、コミュニケーションの活性化やチームワークの向上に期待できるゲームです。

  • 所要時間:30分程度
  • 参加人数:730
  • 費用(必要な物):フラフープ

14.エビバディ・アップ

メンバー全員が手を繋いだ状態から立ち上がることを目指すゲームです。

最初は21組で向かい合わせになって座り、つま先を合わせながら立ち上がります。その後、4人、6人、8人と徐々に人数を増やし、最後はチーム全員で立ち上がることを目指しましょう。

立ち上がり方の工夫や声の掛け合いなど、コミュニケーションやチームワークが必要不可欠なゲームとなっています。

  • 所要時間:30分〜1時間程度
  • 参加人数:指定なし
  • 費用(必要な物):なし

15.ブラインドスクエア

チームで一本の長いロープを使って正方形を作るゲームです。ただし、ゲーム中は参加者全員が目隠しをした状態となり、声だけのコミュニケーションで正方形を作らなくてはなりません。

ロープを大まかな円形にして地面に置き、参加者はその周りを囲うように立ちます。全員が目隠しをして、ロープを手に持ったらゲームスタートです。

全員で声を掛け合って正方形を作り、正方形が完成したと思ったらチームで判断して挙手をしましょう。審判が正方形かどうかを判断し、より早くに完成したチームが勝利です。

声だけという限定的なコミュニケーションが求められるなかで、自分の意見を伝える能力や、チームワークの向上が期待できるでしょう。

  • 所要時間:30分〜1時間程度
  • 参加人数:1チーム410
  • 費用(必要な物):ロープ(810メートル程度)、目隠し

オンラインで簡単にできるチームビルディングゲーム5

オンラインでも簡単に実施できるゲームを紹介します。

こちらの記事では、室内でできるチームビルディングのネタを20選紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

室内でできるチームビルディングネタ20選!所要時間別にご紹介!

16.リモ謎

株式会社IKUSAが提供するリモ謎は、メンバーが協力してオンライン上で謎解きをし、閉鎖された空間からの脱出を目指すアクティビティです。

メンバーが協力して謎を解く過程でコミュニケーションや役割分担、リーダーシップなどの能力の醸成に繋がり、オンライン上でのチームビルディングとしても効果的です。

参加者はインターネットの環境があればどこからでも参加できるため、リモートワーク環境でのチームビルディングに有効活用できるでしょう。

  • 所要時間:15時間程度
  • 参加人数:10人〜
  • 費用(必要な物):基本料金3030万円~

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17.合意形成研修コンセンサスゲーム オンライン

株式会社IKUSAが提供するコンセンサスゲームでは、ゲームを通してメンバー同士で合意形成をする過程を実践できます。

ストーリーに沿ってゲームを進めることで、自分と他者との考え方や価値観の違いを知り、チームとしての結論を導くための論理的な思考力、情報整理力の向上が期待できるのが特徴です。

株式会社IKUSAでは、「ジャングルサバイバル」「帰宅困難サバイバル」の2つのゲームプランを提供しており、研修内容に応じてプランが選べます。

  • 所要時間:15時間程度
  • 参加人数:10200
  • 費用(必要な物):基本料金30万円~

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18.リモ探

株式会社IKUSAが提供するリモ探は、与えられた情報をチームで整理・共有し、謎を解いてゲームクリアを目指すオンラインチームビルディングゲームです。

リモ探には、参加者同士の協力や教え合いから学びを得られる「ジグソー法」が取り入れられています。チームビルディング以外にも、情報整理力や思考力、対話力などのビジネスシーンで活かせるスキルの醸成が期待できるでしょう。

  • 所要時間:15時間程度
  • 参加人数:30200

費用(必要な物):基本料金3030万円~

リモ探の資料を見てみる

19.家宅捜索ゲーム

お題に沿ったものを家のなかから探すゲームです。「赤色の食材」「黄色の家具」などのお題を用意し、参加者には自宅からお題の物を探してもらい、早く探し出せた人の勝利となります。

個人戦の他にチーム戦で実施することで、チームワークの向上にも繋がります。

  • 所要時間:30分〜1時間程度
  • 参加人数:410
  • 費用(必要な物):なし

20.陽口ワーク

陽口(ひなたぐち)ワークとは「陰口」の反対で、相手のいないところで相手を褒めるワークです。

あくまで陽口をいわれる人は「その場にいない」という前提で進めていきます。

陽口をいわれる人を決めたら、その人はオンラインビデオツールのカメラをオフにし、他の人から褒められるのを待ちます。他の人は2分間、その人の良いところや頑張りなどを話し合い、話が終わったら陽口をいわれた人は感じたことを話します。

ワークを通して、お互いの承認の機会を創出できます。相手を認め、相手から認められることで自己肯定感が高まり、モチベーションや生産性の向上に期待ができるでしょう。

  • 所要時間:30分〜1時間
  • 参加人数:410
  • 費用(必要な物):なし

まとめ

チームビルディングでゲームを実施することで、コミュニケーションの促進、チームワークの向上、メンバー同士の相互理解などの効果が期待できます。

効果的なチームビルディング研修を実施するには「実施場所」「所要時間」「参加人数」「費用(必要な物)」を考慮し、研修の目的に合ったゲームを選びましょう。

株式会社IKUSAでは、屋外からオンラインまでのさまざまなチームビルディングゲームを提供しています。自社でチームビルディングを検討している場合には、ぜひサービスを活用してみてはいかがでしょうか。

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りょう

この記事を書いた人

りょう

都内在住。美容系メディアのコンテンツ制作をきっかけにライター活動をスタート。現在までにSDGs、HR領域、SNSマーケティング、外遊び、オンラインイベントなどの幅広いジャンルを執筆。読者の皆さまに寄り添えるような、わかりやすい文章を心がけています。

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