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懇親会や親睦会を実施するにあたり、グループワークを検討している方も多いのではないでしょうか。グループワークにはさまざまなメリットがあるうえに、取り入れられるゲームや企画も豊富。懇親会の目的に合った内容で実施できることから、内定者懇親会や、社内親睦会などさまざまな場面でグループワークを実施されています。
とはいえ、具体的にどんなグループワークがあるのかよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、懇親会でグループワークを取り入れるメリットのほか、おすすめの企画を紹介します。幹事を初めて任された方でも簡単に取り入れられる企画を中心にピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。
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懇親会や親睦会といえば飲み会形式や食事会形式、ディスカッションなどさまざまなスタイルがありますが、グループワークも選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
グループワークとは、複数人が同じ目的・目標に向かって行う取り組みのこと。課題解決やコミュニケーションの活性化を目的とした企画、実践で使えるスキルを身につけられるものなど、さまざまな種類があります。そのため、懇親会の目的に適した企画を取り入れやすく、社内に必要な取り組みに絞って実施することが可能です。
また、グループワークは普段会話を交わす機会が少ない社員同士の交流機会にもなります。社員同士の交流が深まることは、結果的に仕事のパフォーマンスを高めたり、生産性の向上に繋がったりするなど、会社にさまざまなメリットをもたらすでしょう。
懇親会でグループワークを取り入れるメリット
懇親会でグループワークを取り入れるにあたり、具体的にどのようなメリットが得られるのかは気になるところ。ここからは懇親会でグループワークを取り入れるメリットを紹介します。グループワークで期待できる効果をチェックし、懇親会での実施を検討してみてください。
チームワークを向上できる
懇親会でグループワークを取り入れるにあたり、まずメリットとして挙げられるのがチームワークの向上です。グループで行動するため、協力したりサポートしたりする姿が見られるでしょう。また、コミュニケーションを交わしながら目標に向かって進めるため、チームビルディングの効果も期待できます。
企業において、社員同士のチームワークは必要不可欠。とくに複数人のチームで動くことが多い企業は、社員一人ひとりがチームの大切さや重要性を把握する必要があります。グループワークは、ゲームやユニークな企画を通してチームの重要性を体感できるため、懇親会取り入れられることが多いといえるでしょう。
思考力を鍛えられる
懇親会でグループワークを取り入れることは、参加者の思考力を鍛えることにつながります。グループワークといっても、ゲームやディスカッションなどスタイルはさまざまですが、いずれも思考力を刺激するテーマが多いです。ゲームであればクリアするために戦略を考える必要があり、ディスカッションであれば自分の考えをまとめてわかりやすく主張する能力が問われます。
ビジネスにおいて、社員の思考力は必須。思考力が高い社員が多いほうが、企業の成長チャンスも多くなるでしょう。社員の思考力アップを図りたいなら、懇親会でグループワークを取り入れることがおすすめです。
さまざまな意見に触れられる
参加者同士でさまざまな意見に触れられる点は、グループワークの大きな魅力です。グループワークでは、他のメンバーとのコミュニケーションを通して、自分にはない考えに触れられます。人それぞれ考え方や認識に違いがあることを理解できるうえに、自身の視野を広げるきっかけにもなるでしょう。
さまざまな意見に触れることで、柔軟な考え方を身に付けられ、ひらめきやアイデア力を培うことができるのではないでしょうか。一人ひとりの思考力を養えるだけではなく、良好な人間関係の構築にもつなげられるため、懇親会でグループワークを取り入れることは重要といえます。
参加者同士の親睦を深める
懇親会でグループワークを取り入れることで、参加者同士の親睦を深められます。普段交流機会のない社員同士でも、グループワークを通してなら短時間で距離を縮められ、親睦を深められるでしょう。
内定者や新入社員同士で親睦を深める際にも、グループワークは適しています。楽しみながら、お互いの距離感を縮められるような企画を検討してみましょう。
コミュニケーションの活性化につながる
懇親会において、参加者同士のコミュニケーションは重要ですが、参加者同士で会話・雑談が盛り上がらないことがあります。そこでグループワークを取り入れることにより、コミュニケーションの活性化が期待できます。
グループワークは、基本的に明確なゴールが設定されています。ゴール達成のためにお互いに意見を出し合ったり、サポートし合ったりする必要があるため、結果的に積極的なコミュニケーションが実現できるでしょう。
社内のコミュニケーション不足に課題を感じているのであれば、懇親会でグループワークを実施することをおすすめします。
役割を意識して行動できるようになる
懇親会でグループワークを取り入れることで、参加者一人ひとりが役割を意識して行動できるようになります。グループワークでは、メンバーそれぞれに役割が与えられたり、自ら考えて自分が担う内容を積極的に考えたりするためです。いわゆる「自主性」の向上につながるといえるでしょう。
またチームとして動くにあたり、自身がチームの一員であることの理解も期待できます。会社組織の一人として働くにあたって、役割を意識することはとても重要です。実際のビジネス現場で必要な体験を、グループワークを通して学べるため、懇親会で取り入れる企業も多いといえます。
懇親会におすすめのグループワークの企画14選
懇親会や親睦会では、どのようなグループワーク企画が適しているのでしょうか。ここからは、懇親会で活用できるおすすめの企画を紹介します。ユニークなアクティビティや、楽しく学べるゲームなど、幅広くピックアップしているので参考にしてみてください。
1.謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、参加者自身が物語の主人公となって隠された手がかりを探したり、謎を解いたりしながらチームでミッションクリアを目指すゲームです。
手がかりを探す人と謎を解く人に分かれて情報を共有やチーム内で協力することで、仕事にも必要な課題解決力が養われます。そのほか、コミュニケーションの強化やチームビルディングにも役立つでしょう。
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2.チャンバラ合戦–戦IKUSA-
チャンバラ合戦は、屋外で楽しむグループワークです。2つのチームに分かれて、「命」と呼ばれる腕に付けたボールをお互いに落とし合います。最終的に「命」が多く残っていたチームの勝利です。
「命」を落とす際に使用する刀は、スポンジでできているため、怪我の心配はありません。安全かつ楽しいアクティビティとして、子供から大人まで楽しめる人気の企画です。
チャンバラ合戦は、戦略を立てたり協力しながら攻めたりするなど、チームワークが必要になります。ビジネス現場でも、懇親会のほか、チームビルディングや新人研修などのシーンで取り入れられています。
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3.野球のポジション当てゲーム
野球のポジション当てゲームは、参加者同士がコミュニケーションを取りながら、9人の野球メンバーのポジションを突き止めていくゲーム。参加者一人ひとりに配られるカードには、断片的な情報しか記載されていません。参加者はお互いにカードの中身を見せないようにしながら、口頭だけで情報を共有していきます。
このゲームでは、参加者全員の発言が必要になるので、積極的な姿勢で参加できるでしょう。
4.リモ謎
懇親会におすすめのグループワークとして、まずご紹介するのが「リモ謎」です。リモ謎は、株式会社IKUSAが提供するオンライン謎解きゲーム。チームで協力し合いながら、数々の謎を解き明かしていき、制限時間内に脱出を成功させることが目的です。初心者でも楽しめる内容になっており、積極的にコミュニケーションを図りながらクリアを目指します。
また、謎の難易度を調整したり、出題する謎をカスタマイズしたりすることも可能です。リモ謎の進行やサポートなどはIKUSAのスタッフが対応。スムーズかつ楽しくリモ謎を体験できるように進行してもらえます。
5.マナーストーリー
マナーストーリーは、ビジネスにおけるマナーを学べるゲームです。ルールは、カードに記載されているマナーに関するクイズに回答していくというシンプルなもの。クイズで不正解となると、信頼度を示す「信頼チップ」が減っていくというシステムです。
ビジネスマナーを間違えると、信頼を失うことをゲームを通して学べます。新人研修や内定者研修などで導入されることが多いですが、中堅社員が改めてマナーを学ぶために選ばれることもあるゲームです。ゲームスタイルでマナーを再確認できるため、懇親会のグループワークとして楽しめる企画でしょう。
6.合意形成研修 コンセンサスゲーム
合意形成研修 コンセンサスゲームは、物語を通して複数人で合意形成をする要点を、実践しながら学べるゲームです。参加者同士で議論を行い、自分と他人の考え方や価値観の違いを知ることができます。また、結論を導くための論理的な思考、情報の整理力を向上させることも重視しています。
コミュニケーションの活性化や、情報を整理する能力の向上など、ビジネスにおいて必要なスキルを身につけられるでしょう。
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7.ワークスタイルトランプ
働き方に対する考え方を共有できる「ワークスタイルトランプ」。トランプの1枚1枚には、働き方に関する価値観が記載されています。52枚のカードから、参加者が複数枚「自分にとって重要」と感じるカードを選び、お互いに確認し合います。
ワークスタイルトランプは、価値観の相互理解につながる点が特徴。参加者同士で、働き方に対し、どのような価値観を持っているのかを理解できます。人間関係の構築や円滑化、コミュニケーションの活性化など、さまざまな点でメリットを得られるでしょう。
なお、ワークスタイルトランプはお互いに選んだカードを確認し合うだけでなく、ヒアリングも重要です。「なぜそのカードを選んだのか」という点まで理解を深められると良いでしょう。
8.謎パ
謎パは謎解きとパズルを組み合わせた、謎解きパズルゲームです。謎を解くには全員の協力が必須。リアルでもオンラインでも実施できるのが魅力です。
謎パはチーム対抗ではなく、謎の解読やミッションは全員で協力をして進めるため、参加者全員との交流が図れます。自然と会話が生まれ、コミュニケーションを促進できるでしょう。
9.ペーパータワー
ペーパータワーは、より少ない枚数でもっとも紙を高く積み上げたチームが勝利するゲームです。準備する紙はA4サイズを30~50枚ほど。
単純なゲームに見えますが、紙の使用枚数と積み上げた紙の高さは、ビジネスの考え方を視覚化しています。紙は会社のお金を意味し、積み上げた高さは売り上げを意味します。より少ないお金で売り上げを高める重要性を学べるでしょう。
より細かくルールを設定するなら、高さ1cmにつき10万円の売り上げとするなど、カスタマイズすることもおすすめです。
10.混乱する捜査会議からの脱出
混乱する捜査会議からの脱出は、チームで協力して、さまざまな証拠品や証言を整理・分析・共有し、事件解決を目指す体験型推理ゲームです。
情報や意見を客観的かつ批判的に分析し、論理的な判断を下す能力であるクリティカル・シンキングを学べます。最新技術「被写体認識基盤サービス」が導入されており、カメラで証拠品を読み取ることで新たな手がかりを入手できます。没入感のある体現型ゲームなら、混乱する捜査会議からの脱出が最適です。
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11.条件付きプレゼン
条件付きプレゼンは、一定の条件を設けたうえで参加者にプレゼンをしてもらう企画です。メガネをプレゼンする際に、「必ずマウスというワードを使用しなければならない」といったように、特定のワードを使用してプレゼンを実施してもらいます。
条件が設けられているため、表現や説明内容は制限されてしまいます。しかし、限られた範囲のなかでプレゼン内容を考える行為は、思考力を刺激するうえに、ひらめきやアイデア力の向上にもつながるでしょう。実際のビジネス現場でも活かせるスキルを身につけられるため、学び要素の強い企画を求めている場合にもおすすめです。
12.ロングタイムドミノ
ロングタイムドミノは、200個程度のドミノを準備し、制限時間内にチームごとにドミノを並べていくゲームです。制限時間を迎えたら、各チームが一斉にドミノを倒します。もっとも長くドミノが倒れ続けたチームが勝利です。
ロングタイムドミノは規模が大きいので、チームで協力し合いながら、とにかく長くドミノを並べ続けなければなりません。戦略を立てたり、声をかけあったりしながら作業する必要があり、コミュニケーションの活性化も期待できます。
13.新聞タワー
新聞タワーは、新聞紙とセロハンテープだけで実施できるレクリエーションです。参加者を複数のチームに分け、各チームで協力しながら、新聞紙をとにかく高く積み上げていきます。このとき新聞は切ったり、細長く丸めたりしてもOK。制限時間内にもっとも高い新聞タワーを作ったチームが勝ちです。
ただし、新聞タワーは手を放して10秒以上自立するものでなければなりません。手を放して10秒以上自立できるかを確認しましょう。計画や戦略も重要であるため、組み立て前にチームで話し合う時間を設けてください。
14.うろ覚絵
うろ覚絵は、描けそうで描けなさそうな絵のお題を出して、誰が一番上手に描けたかをディスカッションで決めるゲームです。
紙とペンがあれば簡単にできるアイスブレイクゲームなので、気軽に取り入れられます。ディスカッションで決める際には自然とコミュニケーションが発生するので、チームワークを高めたい場合にもおすすめです。
まとめ
本ページでは、懇親会や親睦会で活用できるグループワークにおすすめの企画を紹介しました。
グループワークの企画は種類が多く、幹事担当の方は頭を悩ませてしまうでしょう。グループワークの内容に迷っている方は、本ページで触れたゲームやレクリエーションを参考にしながら、企画内容に適したものを選んでみてください。