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社内でのコミュニケーションが不足しているとお悩みの方はいませんか?社内コミュ二ケーションが活性化されるといろんな効果が期待されます。けれど、業務もある中でどのようにして活性化させるかを考えることは難しいですよね?今回は業務の中でもコミュニケーションが活性化される施策を、コミュニケーションの重要性とともにお伝えします。
こちらの記事では、職場コミュニケーションのポイントを解説しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。
職場コミュニケーションのポイントは?苦手を克服する方法も徹底解説
コミュニケーション不足から起こりうる問題
コミュニケーションが足りていないと社内ではどのような問題が心配されるのでしょうか?一部ではございますが、ご紹介します。
離職率が増加する
コミュニケーションが不足すると、悩んでも、相談する方がおらず、思い悩んでしまって退職につながるケースがあります。
また、他の社員との交流をとることができず、孤独を感じてしまう方が多いようです。
離職率が上がるのは会社にとっても大きな問題ですが、その悩みが解決されないまま去っていくと、会社としても問題解決ができないままになります。コミュニケーションを取っていくことで、孤独感に苛まれることがなく、悩みを吐き出せるようにもなります。
そうすると離職率の低下に自然とつながっていきます。
協調性が低下する
会社の規模が大きくなればなるほど、社員数は増え、いろんな個性が伴います。
コミュニケーションが不足してしまうと、協調性がとれなくなってしまいます。
会社は集団社会なので、自分の意見ばかり主張していては、回りません。会社の方針に従い、時には周りの意見に合わせることも必要となってきます。
みんなの協調性を図らず、会社の方針と違ったやり方で独自で勝手に進めていると、一丸となったプロジェクトに取り組むことは厳しくなります。コミュニケーションを図り、協調性を保ちながら社員で足並みを揃える必要があります。
生産性の低下
コミュニケーションと生産性が結びつくとは考えにくいでしょう。
しかし、コミュニケーションが図れてないと、社員同士の連携がとれず、稼働率が上がりにくくなります。なので、必然的に生産性が下がってしまうのです。
生産性が低下するすべての原因がコミュニケーションではないですが、コミュニケーション不足も1つの要因だと言えます。
人間関係の悪化
人間関係の構築においてコミュニケーションは必要不可欠です。
コミュニケーションが不足してしまうと、お互いの考えや思いも分からないままなので、人間関係を築くことはできません。また、勘違いなども起こりやすくなり、築くどころか悪化することもあり得るのです。
人間関係が悪化することで会社の雰囲気も悪くなってしまうので、コミュニケーション不足というのは、オフィスの環境に大きく影響します。
コミュニケーションの重要性
コミュニケーションは社内にとって重要なのでしょうか?コミュニケーションが活性化することで得られる効果を元にお伝えします。
社員の稼働率が上がり生産性が上がる
コミュニケーションが活性化されると社員同士のやり取りが増えるので、情報共有や連携が行われることで、仕事が効率的に回ります。効率的な仕事をすることで、社員の稼働率が上がり、会社の生産性へとつながります。
離職率が減り、社員の人間関係が良好になる
コミュニケーションが活性化されることで、話を聴いてもらえる同僚や相談できる上司の存在ができます。また、会社内のコミュニケーションだけではなく、終業後にみんなで食事に参加することでもコミュニケーションは機会も増えます。会社を離れて話すことで、人間関係の距離感もうんと縮まることでしょう。
話したり、食事をしたりする中で人間関係が良好になっていきます。人間関係が良好になると人間関係での悩みから離職する人は減るでしょう。そして、仕事の悩みも相談できる相手がいることで解消されるので、離職につながるケースが低下するのです。
顧客の満足度が上がる
コミュニケーションを図る相手は、社員だけではありません。営業先や、顧客対応においてコミュニケーションは必要不可欠です。
コミュニケーション能力の高い方は、話し方や聴き方などのスキルが高く、相手に好印象を持ってもらいやすくなります。そうして、コミュニケーションを重ねていくことで、信頼関係が築いていけます。信頼関係が築けると、仕事上でも話がスムーズに進んでいくでしょう。
企業イメージがアップする
社内コミュニケーションが活発な組織は、社員が働きやすい職場になります。社員が働きやすい職場は、口コミでの評判も高くなるので、企業イメージのアップへとつながるのです。
また社内でコミュニケーションに対するユニークな取り組みをしているとメディアに取り上げられやすくなります。
メディアなどに取り上げられると、企業の良さをアピールでき、好感度が得られ、価値も上がるので、新卒学生や中途転職者が企業選びをする際の一つの要素になるのです。
また、企業イメージが高いと、職場環境の良い企業としてのイメージが定着するので、外部からの社会的な信頼を得ることができ、顧客獲得へもつながりやすくなります。
社内コミュニケーションを活性化させるための施策
社内コミュニケーションを活性化させるための施策はさまざまです。今日から始められるようなこともあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
社内研修
社内研修は知識を得るもので、コミュニケーションとは関係ないと思っていませんか?
もちろん知識を得ることが研修の大きな目標ではありますが、コミュニケーションも図れるとなお効果的なものになりますよね?
研修内容によりますが、グループごとにワークショップを通しての意見交流や、コミュニケーションゲームなどを取り入れて学びながら、コミュニケーションを図ることができます。
楽しみながら得た知識は記憶に残りやすくなるので、学びにおいても、コミュニケーションにおいてもメリットを得られることでしょう。
慰安旅行
慰安旅行は、普段の職場から離れて、コミュニケーション図るための絶好の機会ではないでしょうか?
美味しいものを食べて、きれいな景色を見て、楽しいことを体験する中で、自然と会話も弾み、コミュニケーションが活性化されることでしょう。
しかし、家庭をもっているかたは、参加しにくかったりするので、そういうかたも参加できるように家族参加の形をとるのも案の1つですね。
日々の会話
簡単に今日から始められることで言えば、普段からの会話ではないでしょうか?
しかし、会社で毎日顔を合わせることはあっても、なかなか普段の業務に追われて話すことができないことも多いでしょう。
なので、長時間話そうとするとするのではなく、一言、二言程度で大丈夫です。天気の話であったり、ご飯の話であったり何気ない会話をしていくことで、意外な共通点が見つかるきっかけになるかもしれません。
はじめは意識しないと話せないかもしれませんが、日常化していくと当たり前にコミュニケーションがとれるようになるでしょう。
社内報
社内全体で共通認識を持つための広報です。冊子として配布されることもありますが、最近では、webを利用しての社内報が増えてきました。社長の会社の未来や方向性が語られた記事や、業務に役立つ先輩たちのアドバイス、同じ部署だけど知らなかった同僚の意外なプロフィールなどの情報を得ることができます。社内報を通して、話題ができたりするので、コミュニケーションを図るためのきっかけづくりになりますよ!
会議時のアイスブレイク
近年、会議や研修が始まる前の緊張感をほぐす目的や、途中のブレイクタイムで行われるアイスブレイクは、コミュニケーションを図れる手法です。アイスブレイクは手軽で簡単にできるものが多いので、積極的に取り入れることでコミュニケーションをとることができます。
会議や研修の緊張も緩和できるので、アイスブレイク後の会議や研修でもコミュニケーションの活性化にもつながることでしょう。
『謎解き脱出ゲーム』
謎解き脱出ゲームは、参加者自身が物語の主人公になり、決められた時間や空間の中で与えられた謎を解いて物語のクリアを目指すあそびです。緊張感のある空間からチームで力を合わせて脱出を図るシチュエーションが特徴で、屋内型で広いスペースと体力が必要ないチームビルディングとして活用いただけます。謎を解くためにチームでは、しっかりとコミュニケーションを図らなくてはいけません。今流行の謎解き脱出でコミュニケーション活性化をされてみてはいかがでしょうか?
プレイ時間:約1時間 プレイ人数:10〜1000人
【遊び方】
- 世界観・ルールの説明を聞きます
- 謎解きをします
- チームで協力して、全ての謎を解きます。
- 謎の解説・表彰・エンディングを聞きます。
『なべなべ』
「なべなべ 底抜け~」というメロディーに聞き覚えはないでしょうか?
わらべうたの1つですが、大人にとってもコミュニケーションが得られるアイスブレイクなのです。
2人組だと簡単ですが、大勢で取り組むことで、難易度が上がり、コミュニケーションの活性化の効果が期待できるので、ぜひ試してみてくださいね。
プレイ時間:10分 プレイ人数:10~20人
【遊び方】
- みんなで内向きに手をつなぎ、1つの大きな円を作ります。
- 「なべなべ 底抜け~ 底が抜けたら かえりましょ~」のメロディーに合わせて、手を離すことなく、ひっくり返って、全員が外側を向きます。(※やり方を書くと簡単になってしますので、ぜひ皆さんで考えてみてくださいね。)
- また、歌をうたって、今度は内側を向くことができれば成功です。
2重円でやってみると、さらに難易度が上がるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
『ストレッチ』
ストレッチは1人でするイメージが強いですよね?しかし、ストレッチは2人組でも行うことができるのです。
2人で身体を動かしながら、自然とコミュニケーションが図れます。
相手の体温を感じて、お互いをいたわりながら楽しく行うように心がけましょう。
身体を動かすことでリフレッシュ効果も期待できますよ!
けれども、ストレッチを行う際は、無理やりしたり、力任せにおこなってしまうと逆に身体を痛めてしまいますので注意しましょう。
プレイ時間:約10分 プレイ人数:2~10人
【遊び方】
ー脇腹と腹筋のストレッチー
- 実施者と援助者が背中合わせになり、立ちます。
- 援助者は実施者の両手首をつかみ、実施者よりも低い位置で姿勢をとると次への動きがスムーズになります。
- 援助者はゆっくりと前に倒れていき、背中に実施者を乗せましょう。
- 実施者は脱力して、援助者の動きに合わせて、信頼して身体を預けていきます。脇腹と腹筋の伸びをしっかり感じて、気持ちがいい場所で援助者に知らせて、その位置をキープしてもらいましょう。
- 20〜30秒を目安におこないます。
- 戻る際もゆっくりと体勢を戻していくようにしましょう。
ー肩と背中のストレッチー
- 実施者と援助者が向かい合いながら立ちます。
- お互いに手を前に出し、援助者が実施者の手首をつかみます。
- 援助者はゆっくりと後ろに倒れていき、実施者は脱力して、援助者の動きに合わせて背中を丸めていきましょう。
- 実施者が、気持ちが良いと感じるところで援助者に知らせて、その位置をキープしてもらいます。
- 30〜40秒を目安におこないます。
- 戻る際もゆっくりと体勢を戻していくようにしましょう。
ー脇腹から腰のストレッチー
- このストレッチはお互いが同時にストレッチを体感することができます。
- まず、お互いに横に並んで前を向きます。
- お互いに足は肩幅に開いて、身体はそのままで、お互いに手をつかみます。
- お互い、外側に引っ張り合うイメージで手を引っ張り合います。
- お互いに自身の脇腹と腰が伸びていて、心地いいと思うところでキープします。
- 30〜40秒を目安におこないます。
- 戻る際もゆっくりと体勢を戻していくようにしましょう。
『傾聴ゲーム』
カウンセリングでも使用されるコミュニケーション技法のひとつ、「傾聴」の仕方を体感できるアイスブレイクです。いつもの自分の話の聴き方を改めさせられる機会にもなることでしょう。
プレイ人数:5~10人程度 プレイ時間:5~10分
【遊び方】
- 2人組になって、聴き手と話し手を決めます。(あとで交代します。)
- 聴き手は3パターンの聴き方をします。話し手はお題に合わせて、30秒間話し掛け続けます。お題がなくても話せる方は自由に話しましょう。
- 向かい合って目を見て聴く。【お題:私は〇〇です。(長女・背が高いなど)】
- 後ろを向いて相槌だけ打つ。【お題:私は〇〇が好きです。(犬・ラーメンなど)】
- 向き合っているけど、携帯や何か作業をしながら聴く。【お題:最近〇〇にはまっています。(筋トレ・料理など)】
- 役割を交代してどちらも体験したら、お互いにフィードバックしましょう。(この聴き方の時にこう感じたなど)
『リング・ディング』
リング・ディングはドイツのAMIGO社が作っている玩具です。
玩具と言っても、大人でも盛り上がること間違いなしのあそびなので、アイスブレイクとしてご活用いただけます。ルールも簡単でめくったカードとまったく同じの形で指にゴムを付けなくてはいけません。ゴムを付けた人は真ん中に置かれたベルを鳴らすのですが、ベルを鳴らすために大白熱することで、盛り上がります。ともに盛り上がれることで、コミュニケーションに自然とつながっていきます。
プレイ時間:10分 プレイ人数:2~6人
【遊び方】
- ゴムを机の上にばらけさせておき、ベルは参加者たちの真ん中に置きます。
- 裏返されたカードの山から順にカードを1枚裏返してみんなで見ます。
- カードと同じ形、同じ色のゴムを装着していきます。
- カードと同じように装着ができた人は、真ん中のベルを鳴らします。
- 答え合わせをして合っていたら、お題のカードをもらうことができます。
- 5枚カードを先取した人の勝利です。
これ以外のアイスブレイクネタを知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
アイスブレイク人気ネタ15選ご紹介
社員食堂
あなたの会社には社員食堂が設置されていますか?
社員食堂を設けることで、社員が集まる場ができます。食堂があることで「一緒にご飯行こう!」と誘い合い、食堂で会った際には「こっちで食べよう!」など、声をかけやすい状況が生まれます。一緒に食事をするだけでも時間と場の共有になるので、十分なコミュニケーションになります。なので、社員食堂がある会社は有効活用してみてはいかがでしょうか?
レクリエーション
レクリエーションとは、楽しいことをするという意味です。
楽しい時間を共有することで、コミュニケーションは大きく期待できます。
中でも、レクリエーションゲームは、ゲーム内で話し合ったり、感想を共感したりする中で、自然にコミュニケーションが図れるのです。
ゲームを通して、社員の意外な一面や共通点を知る機会にもなるので、仲良くなるきっかけにもなるかもしれません。
また、レクリエーションゲームでは、コミュニケーションの活性化だけでなく、ビジネスで役立つような能力も身につくのでおすすめです。
コミュニケーションが深まるレクリエーションを実施したい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
社内のコミュニケーションを深めるレクリエーション15選
サークルの設立
共通の趣味を持っている人がいるのであれば、サークルを設立することで、社内のコミュニケーションの場となります。
趣味が合うと会話も弾みやすくなるので、よりコミュニケーションの活性化が期待できます。また、少人数からできたサークルであっても、活動を続けていくうちにメンバーが増えていくでしょう。
サークルでもコミュニケーションは活性化されますが、サークル活動後にみんなで食事を行くという機会も出てくるので大きな効果が得られます。
フリーアドレス制の導入
フリーアドレスとは、社員それぞれが個人専用のデスクをもつのではなく、オフィスフロアに長机と椅子が設置されており、その日によって、自由に業務を行うデスクを選ぶスタイルです。
フリーアドレスにすると、固定のデスクではないので、日によって関わる社員が変わってきます。そのため、従来では話す機会がなかった相手とも話すきっかけが生まれ、コミュニケーションの活性化が期待できます。
1on1ミーティング
1on1ミーティングとは、上司と部下が1対1で行う対話のことを言います。
上司と1対1と聞くと「怒られるのではないか?」「業務の評価をされるのではないか?」とネガティブな印象を持ってしまうかたもおられるのではないでしょうか?
しかし、1on1の目的は部下が抱えている現状や悩みを上司が聴くことなのです。そして、その現状や悩みを自身で乗り越えられるように、アドバイスや声掛けで部下の能力を引き出す機会として活用されます。
なかなか上司と部下が話す機会がない会社では、とてもいいコミュニケーションの場となるでしょう。
1on1を行う頻度は会社によって変わりますが、多いところだと週に1回設けられており、平均的には月に1回のペースで取り組まれています。
コミュニケーション活性化に有効的なコンテンツ
コミュニケーションを活性化させるために有効的なコンテンツをご紹介します。ぜひ、社内研修や、慰安旅行、交流会などのご参考にしてみてはいかがでしょうか?
チャンバラ合戦
チャンバラ合戦は、「軍議」を行ない、合戦を通して実践し、また軍議で振り返り、作戦を立て直すという流れになっています。まさに合戦を通してPDCAサイクルが学べるのです。
身体を動かすことで参加意欲を高め、軍議を通して、コミュニケーションを図りながら、チームディルディングも学ぶことができるのがチャンバラ合戦の特徴です。
共通の目的を持つことで団結力が生まれ、チームとしてのコミュニケーションが期待されます。
合戦内容もチームを全滅させる「全滅戦」から、チーム内に大将をつくり大将を討ち取る「大将戦」、会社内一の剣豪を決める個人戦の「バトルロイヤル戦」とさまざまです。
同じ軍の戦友で戦い終えた後には強い絆が生まれること間違いなし!
グランピング
『グランピング』というのは、そもそも『グラマラス(Glamorous)×キャンピング(Camping)』を合わせた造語です。Glamorousというのは「魅力的な」という意味になりますので、直訳すると「魅力的なキャンプ」になります。
グランピングはキャンプといくつか相違点があります。
キャンプ同様キャンプファイヤーを囲み、自然の中で奏でられる音を感じることができるという、キャンプの醍醐味を享受できます。
けれど、寝袋で寝るようなことはせず、寒過ぎたり暑過ぎたりしないように快適に過ごせる設備が整っているのがキャンプとの違いです。
女性がいる職場であれば、キャンプよりもグランピングの方が参加しやすいという声も聞かれます。
職場から離れた自然の中でともに過ごすことで自然とコミュニケーションがとれるでしょう。
ハイキング
『ハイキング』は健康のために取り組まれることが多く、山や高原など、自然の風景や歴史的な景観を楽しむためにウォーキングすることを言います。
高齢者の方が健康維持のためにしているイメージもあるかもしれませんが、近年では『山ガール』と呼ばれる山登りを楽しむ若い女性も増えています。
ハイキングはコースによりますが、激しい運動ではないため、心地よく運動することができるので、話しながら歩く余裕もあるので、コミュニケーションを図ることができます。
また幅広い年齢層の方に楽しんでいただけるので、会社の年齢層を気にせずに取り入れることができるでしょう。
季節に応じた場所を選ぶことで、風景も楽しみの1つになるので、ハイキングコースは季節に合わせて決めるといいですよ!
運動会
学生の頃、運動会で一致団結して、コミュニケーションを高めた方もいるのではないでしょうか?
大人になっても勝負ごとは盛り上がるものです。なので、社内運動会を取り入れてみても、盛り上がり、コミュニケーションを活性化させることができます。
玉入れや、リレーなどの定番の運動会はもちろんのことですが、一風変わった運動会を体験したい方におすすめなのが、『戦国運動会』です。
戦国時代にタイムスリップしたと思わされるような世界観に思わず夢中で楽しめることでしょう。「大玉ころがし」ならぬ、「大俵ころがし」や、米俵をみんなで担いで運んでいく「米騒動」など、バラエティに富んだ競技を味わうことができます。
さらに、MCは武将が務めるので参加者の気持ちも高まることでしょう。
戦国好きな方も、そうではない方でも、普段できない競技の数々に盛り上がり、チームの一体感が生まれる中でコミュニケーションが高まることは間違いなしです。
また、運動が苦手な方や、年齢関係なく、参加者が平等に楽しんで参加できる『NEW 運動会』もあります。
運動会と言っても、今はさまざまな運動会があるので、会社の年齢層や雰囲気に合わせた企画をするといいでしょう。
パラグライダー
『パラグライダー』は空を飛ぶスカイスポーツの中で、一番シンプルで比較的上達が早く、すぐに飛べるようになるアクティビティです。
老若男女、体重のものすごくある人でも軽い人でも、パラグライダーは楽しむことができます。恐怖心を感じる方も、インストラクターが丁寧に指導し、補助してくれるので、安心してチャレンジすることができます。
自然の中で行うアクティビティなので、天気や風などの気候に左右されてしまいますが、日常では経験することのできない体験ができます。感動体験は参加者同士でしか味わうことができないものなので、コミュニケーションが深まることでしょう。
その日は、仕事のことや、年齢の枠を超えて、純粋にパラグライダーを楽しみ、日頃のストレスが吹き飛ばすことができますよ。
ボルダリング
『ボルダリング』とは、もともとロープを使うクライミングの練習的な位置づけでしたが、安全確保のロープが取り除かれ、よりシンプルに岩を登るスタイルになりました。
必要な装備が少ないことから、手軽に始められるので、ボルダリングを中心に行うクライマーが増えてきています。
ボルダリングは1人ずつ取り組むので、一見コミュニケーションとは無関係に思われるかもしれませんが、実はコミュニケーションを図ることができるのです。
経験者がいるのであればアドバイスすることも、コミュニケーションです。
また、初心者同士であれば、気持ちを共感することもできますし、できたときの達成感も分かち合うこともコミュニケーションが高まる要素の1つになります。
社内で取り組む場合は特に初心者が多いと思うので、仲間意識が生まれやすくなるでしょう。
サバ研
『サバ研』とは、サバイバルゲームでOODA LOOP(ウーダループ)を学ぶことができる研修です。
サバイバルゲームとはエアーソフトBBガンを利用して行う日本発祥のスポーツです。通常は2チームに分かれて行うことが多く、主なゲームは殲滅戦やフラッグ戦などがあります。
この研修を体感していただくことで新規事業の立ち上げを確度と高めたり、事業速度加速させたりするだけではなく、未曽有の事態が発生した際や先行きが不透明な中でもあらゆる局面で意思決定して進めていくことができます。
「OODA LOOP」とは米空軍出身のジョンボイド大佐が自身の戦闘を元に、五輪の書などから学びを加え提唱した勝つためのフレームワーク。迅速かつ柔軟な意思決定の流れをみる(Observe)、わかる(Orient)、きめる(Decide)、うごく(Act)という4つのプロセスごとに分けています。
また、4つのプロセスは瞬間的に完結するものなので、これらを何度も何度も高速で回転(LOOP)させることにより、時間をかけずに最適な判断を下すことが可能となっています。
なので、コミュニケーションもしっかりととっていかないとOODA LOOPは成立しません
より早く問題を突破していくことが可能なOODA LOOPを学んでいるうちに、コミュニケーションも比例して活性化されていくことでしょう。
まとめ
コミュニケーションを活性化することで、社内に多くのメリットが得られます。
今回はさまざまなコミュニケーションの活性化方法をお伝えしましたが、今日からでも始められることもありますので、少しずつ取り組まれてみてはいかがでしょうか?
外部のコンテンツを利用することも大きな効果が期待できます。社員の雰囲気に合った、コンテンツにもぜひ取り組んでみてくださいね。