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新人研修で目的のひとつとしてあげられるコミュニケーション力。私も苦手な分野であります。しかし研修で楽しみながらコミュニケーション力を高められたら素晴らしいことですよね。今回はコミュニケーションの大切さをお伝えしながら、新人研修で使えるコミュニケーションゲーム10選をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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こちらの記事では新人研修におすすめのアイスブレイクを10選紹介しています。ぜひご覧ください。
新人研修でおすすめのアイスブレイク10選
コミュニケーション不足から起こりうる問題
不正行為につながる
コミュニケーションが不足すると、社内において、だれが何をやっているかわからないという不透明さにつながります。
規律性が無くなった社内では、コンプライアンス違反や仕事上のミスの隠ぺいが起こる可能性があります。その事態になったとしても、だれも気付くことができません。
普段から社内のコミュニケーションが活性化していれば、「見られる意識」が相互けん制になります。そんな中で不正行為をしようという意識が芽生えることもなくなります。
もしも、不正行為をしようとする人が出ても、だれかが気付き、止めることもできます。
離職率が高まる
コミュニケーションが不足すると社内で悩みがあっても、誰にも相談できずに思い悩んでしまい「退職」という答えしか出せなくなることもあります。離職率が上がるのは会社にとって大きな問題です。そして、その悩みが解決されないまま去っていくと、会社としても問題解決ができないままになってしまいます。コミュニケーションを取っていくことで、悩んでも言い合える関係性ができ、退職とは違う答えも導き出せることでしょう。
顧客や社員に迷惑がかかる
社員同士の幅広い交流が少ない会社では、ほかの部署の仕事内容を共有できていないことがあります。
そのため、顧客から他部署宛ての電話があっても対応できず、たらい回しにしてしまう状況が生じることがあります。最悪の場合、誤ってオファーを断り、大きな契約の機会を逸してしまうというリスクがあります。
このように、交流の少なさから起こる小さな問題が、大きな問題につながる可能性もあるのです。
社内のコミュニケーションが増えることで、対顧客においても連携がスムーズになり、互いに顧客を紹介し合うような関係性が生まれることにも期待できます。
このように、社内のコミュニケーション不足はさまざまなリスクを生じます。大きな問題が起こる前に、社内のコミュニケーションを活性化させることが必要です。
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コミュニケーション能力が高い人とは
相手に興味・関心を強く持っている
コミュニケーション能力が高い人の要素は、相手への興味・関心の強さです。
人は、自分のことをわかってくれている人、理解してくれる人に対して好感や信頼を寄せます。
なので、人との信頼関係を築くためにコミュニケーション能力を高めていくのであれば、相手に関心を向けることが必要となります。
「同調」ではなく「共感」ができている
「同調」と「共感」は似ているようで実は意味が異なるのです。
「同調」は、相手の状況と自分の経験を重ねて話をすることです。似たような状況だとしてもすべてが当てはまることはありません。
「共感」は、相手の立場に立って、考え気持ちに寄り添いながら、自分の思いを示すことです。
コミュニケーション能力が高い人は、同感ではなく、共感ができているのです。
自分の真意を察してくれる相手に対して、人は大きく信頼を寄せるのです。
聴き方のポイントを押さえている
コミュニケーションにおいて話すことは大切です。
けれど、それ以上に相手の話を聴くことは大切になります。ただ「聞く」のではなく、耳や視線、心を傾けて「聴く」ことが重要なのです。
そのように聴くことを「傾聴」と言います。
相手のことをよく知るために、傾聴することはコミュニケーションにおいて必要不可欠とされています。
わかりやすく話す
コミュニケーション能力の高い人は、話がわかりやすいことも大きな特徴です。
わかりやすさのポイントは、話の要点をまとめ、目的や結論を明確にすることです。
話がわかりづらいと悩む人にありがちなのが、話のポイントがあいまいになってしまうことです。
話すポイントをしっかりまとめてから伝えることで、忙しい相手でも素早く状況を理解し、判断ができるようになります。
コミュニケーションが活かされる新人研修10選
ドッヂビー
『ドッヂビー』はバレーボールコートの大きさで、ソフトディスクを使用して1チーム13人で行うドッジボール形式のゲームです。
相手チームにディスクを当てられた内野プレーヤーは外野に出なければいけません。
また、相手チームの内野プレーヤーにディスクを当てた外野のプレーヤーは内野に入ることができます。制限時間後、内野プレーヤーの数が多いチームの勝ちとなります。
ソフトディスクを使用するため怪我が少ないのも安心ですね。
ドッヂビーに興味のある方、やってみたい方はIKUSAのNEW運動会で体験できます。
人狼ゲーム
『人狼ゲーム』とは、村人サイドと人狼サイドの2つに分かれたプレイヤー達が、それぞれの勝利を目指して戦うゲームです。
ゲームの最初に、役職がプレイヤーにランダムに割り振られますが、その役職は、自分だけが見られます。そのため、議論を通じて相手を信用したり疑ったりすることによって、自分たちの勝利を目指していくことになります。
村人サイドの勝利条件はいたってシンプルであり、すべての人狼を見つけ出し処刑することです。
だれが人狼なのかを推理していくため、話し合いの時間がとても重要となります。
話を聞く力、相手の心理を読み取る力が試されます。
謎解き脱出ゲーム
『謎解き脱出ゲーム』とは、参加者自身が物語の主人公になり、決められた時間や空間の中で与えられた謎を解いて物語のクリアを目指すあそびです。緊張感のある空間からチームで力を合わせて脱出を図るシチュエーションが特徴で、屋内型で広いスペースと体力が必要ないチームビルディングとして活用いただけます。今流行の謎解き脱出を試してみてはいかがでしょうか?
遊び方
- 問題用紙をもらったら、謎解き開始です。
- 部屋の中にちりばめられたヒントも元にみんなで謎を解いていきます。
- 解くと現れる次々の謎をクリアしていき、脱出の答えが見つかれば、脱出成功となります。
ジャスト・ワン
『ジャスト・ワン』は、回答者とヒントを出す側に別れて「ヒミツ」の言葉を正解することを目指す協力ワードゲームです。
与えられたヒミツの言葉に対して、チームの回答者に当ててもらうため、みんなで有力なヒントをひねり出すことが大切です。
ヒントを回答者に出す際、チーム内でヒントが同じものになってしまうと回答者に伝えることができないのが特徴です。13枚の目標カードのうち、いくつを正解することができるかの数を競います。
モンスタービルディング
『モンスタービルディング』は、メンバーそれぞれが持つカードに描かれた情報を組み合わせてモンスターを制作するコミュニケーションゲームです。
ただし、カードにはモンスターをある一方向から見たときの情報しか与えられていません。
他の人にカードを見せることはできず、言葉だけで情報を伝え、制限時間内にモンスターを制作する必要があります。
語彙力の豊かさが勝利のカギを握るゲームです。
インサイダーゲームブラック
『インサイダーゲーム』はYES か NOで答えられる質問を繰り返して、お題を当てるクイズです。
ただし、メンバーの中に1人だけ答えを知っていて質問の流れを誘導しているインサイダー役(内通者)を見つけ出さなければなりません。
前半戦の「クイズゲーム」、後半戦の「インサイダー探し」という2部構成になっているクイズ&正体隠匿系ボードゲームです。
前半戦での観察力や推理力が、後半戦に活かされていきます。
ピクテル
『ピクテル』はイラスト(ピクトグラム)を組み合わせてお題を表現して、回答者がお題を当てるというボードゲームです。
表現力が必要なので、それぞれの個性が見られます。自分には思いつかないような意外な組み合わせにその人の新たな才能に気づいたり、逆に誰にも伝わらない表現に頭を悩ませられたり…出題者の表現力と、回答者の想像力が働くボードゲームです。
ナンジャモンジャ
『ナンジャモンジャ』は、カードをめくるたびに謎の生物に自由に「名前」をつけていきます。
もし同じカードが現れたら、その命名された名前を誰よりも早く呼んでカードを獲得していく暗記ゲームです。
このカードゲームは、ちょっと変で個性的な生物たちに面白い名前をつけていけるところに面白さがあります。ネーミングセンスが試されますが、盛り上がること間違いなしです。
クイズいいセン行きまSHOW!
『クイズいいセン行きまSHOW!』は、「納豆が一番おいしく感じるのは、何回混ぜた時?」「Twitterで“なう”とは何秒前のことでしょう?」など、 思わず「えーっ!?」と言いたくなるような問題にみんなで答えるボードゲームです。
しかしこの出されるクイズには、決まった答えがないのです。答えは全員の解答が出揃った後に決まります。
参加者が答えた数字の解答の中で、ちょうど真ん中の数字を書いた人が正解となります。
問題の中には「○○さんが、今まで貰ったものの中で最も高いものは何円だったでしょう?」といったような、穴埋め式で問題が作れるモノもあります。問題を通して、社員の意外な一面を知ることができるかも知れませんね。
ito(イト)
『ito (イト)』は会話が楽しい協力型のゲームです。
1~100のカードが1人1枚ずつ配られ、「数字を口にしたらアウト!」という制限の中、
みんなでテーマに沿って自分のカードの数字を表現し合います。
協力してカードを小さい順に出して全員のカードを出し切る完全協力の「クモノイト」、会話の中で足して100になりそうなペアを見つける協力と裏切りの「アカイイト」、異なる2つの遊び方で楽しむことが可能です。
伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい、価値観のズレに大笑いするパーティーゲームです。
テーマについて会話をするだけのゲームなので、ボードゲームに馴染みのない人でもプレイ可能です。
まとめ
ぜひ今回ご紹介したコミュニケーションゲームを新人研修でお試しください。
新入社員を含め、社内のコミュニケーションが活性化されることでしょう。
IKUSAでは社員研修におすすめの体験型イベントを企画・運営しています。ご相談は無料です。内容が固まっていなくてもお気軽に「やりたいこと」をお聞かせください。
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