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採用面接や社内研修などでグループワークをする際に、その前段としてアイスブレイクが行われることがあります。効果的なアイスブレイクを行うことで、その後のグループワークの効果をさらに高められるでしょう。とはいえ企業の担当者からすると、どのようなアイスブレイクをしようか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、グループワークで使えるアイスブレイクネタ14選を紹介します。グループワークに限らずとも、アイスブレイクを行う際にはぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では会議や研修で使えるアイスブレイクを20選紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。
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アイスブレイクとは
そもそもアイスブレイクとは、固まっている場の空気をほぐしたり、商談の際にクライアントの心を開いたりするために短時間で行うゲームなどのことです。研修やセミナーでメインプログラムの前に場の空気をほぐしておくことで、その後のプログラムにおいて円滑な進行や参加者の高い積極性が期待できます。また商談で用いた場合、相手の心を開いた状態で本題に入ることにより、成約の可能性が高まるでしょう。
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グループワークにおけるアイスブレイク
グループワークにおいても、前段で行うアイスブレイクには意味があります。
グループワークでは、グループごとに分かれてのディスカッションが行われることがほとんどです。採用面接にしても社内研修にしても、初めて会う人や普段あまり接点のない人と同じグループになる状況は多々あります。しかし、初対面同士でいきなりディスカッションに入っても打ち解けるまでに時間を要してしまい、本来の目的であるディスカッションに費やせる時間が削られてしまうでしょう。
そこでディスカッションに入る前にアイスブレイクを行い、参加者の緊張や関係性をほぐしておくことで、スムーズにディスカッションに入ることができます。評価する側が見たいのは参加者の普段の姿やパフォーマンスです。グループワークの本来の目的を果たすためにも、アイスブレイクを行うことは非常に大切といえるでしょう
グループワークに使えるアイスブレイクネタ14選
ここからは、当記事の本題であるグループワークに使えるアイスブレイクネタを紹介します。
謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、参加者自身が物語の主人公となって制限時間内に謎を解く、体験型ゲームです。緊張感のある空間からチームで脱出を図ることで、自然とチームビルディングを進められます。
IKUSAの謎解き脱出ゲームは屋内型で広いスペースや体力は必要ありません。参加者全員が楽しめるアイスブレイクになるでしょう。
謎解き脱出ゲームの流れ
- 物語に沿って謎が与えられる
- チームで協力して制限時間内に謎を解く
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積み木式自己紹介
積木式自己紹介は、前の人の自己紹介に自分の自己紹介を積み重ねる形で行うアイスブレイクです。後の人ほど紹介しなければならない人数が増えていくので、難易度は高くなります。
覚える内容は名前だけでも良いですし、自己紹介の内容を要約して話しても良いでしょう。積木式自己紹介は、前の人の自己紹介を覚えなければならないことで、集中して聞く分普段よりも記憶に残ります。
ただし、人数が多すぎると難しくなることに注意が必要です。数人でもそれなりに難易度は高いですが、10人くらいになってしまうと最後のほうの人はプレッシャーが大きくなります。アイスブレイクにはならず、むしろ緊張感が出てしまうため、積木式自己紹介は少人数の場合に限られます。
やり方
- 最初の人が「〇〇です」と自己紹介する
- 次の人が「〇〇さんの隣の□□です」とつなげる
- 最後の人までつなげられたら成功
妄想自己紹介
妄想自己紹介は、架空の人物を想定して、その人物像をもとに自己紹介していくアイスブレイクです。
個々で行うのが一般的ですが、チーム対抗戦にすることができます。チームのみんなで意見を出し合って人物像を作り上げ、最後に代表者が発表するという形式です。あらかじめある程度の審査基準を設けたり、自由に行って最後に司会者が独断で決定したりするのもありでしょう。
ただし、司会者側がアイスブレイクコンテンツのつもりで実施したとしても、場合によっては緊張感が生まれます。ただのアイスブレイクであることの説明や、結果がその後の評価に影響することはないことなどを明確にしておきましょう。
やり方
「もし〇〇だったら」と架空の人物を想定して、その人物像をもとに自己紹介する
ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームは、チーム対抗戦でジェスチャーをして当てていくゲームです。司会者が出したお題をチームの代表者のみが確認してジェスチャーで表現し、代表者以外のチームメンバーがお題を当てて行きます。ジェスチャーをする代表者は話してはならず、当てた数の多かったチームが勝利となります。ルールは簡単で盛り上がりやすいですが、1チームずつしかできないのが難点です。
もちろん見ているチームも楽しめますが、チーム数が多すぎると単純に時間がかかります。そのため2チームか、多くても3チーム程度が無難でしょう。
またチーム内でジェスチャーする人はローテーションするのがおすすめです。詰まってなかなか進まないとあまり面白くないので、簡単な問題を数多くやっていきましょう。
やり方
- チームに分かれる
- 司会者が出したお題をチームの代表者のみが確認してジェスチャーで表現する
- 代表者以外のチームメンバーがお題を当てる
- 当てた数の多かったチームが勝利
ジェスチャーゲームをやってみた動画はこちらです。ぜひご覧ください。
絵しりとり
絵しりとりは、絵だけでしりとりをするチーム対抗戦のアイスブレイクです。もちろん何を書いたのかを言うのは禁止。最後に答え合わせをして、きちんとつながっていた数が多かったチームの勝利です。ゲーム中に話してはいけない分、ゲーム終了後に比較的コミュニケーションが生まれやすいゲームといえます。
絵を描く場所はできるだけ全員から見えたほうが良いので、ホワイトボードなどがあるとベストです。ホワイトボードに描いていけば全員が見えるので面白く、最後の確認もしやすいでしょう。
やり方
- チームに分かれる
- ホワイトボードに絵を書く
- 話さずに絵しりとりでつなげていく
- 最後に答え合わせをしてきちんとつながっていた数が多かったチームの勝利
謎パ
謎パは、リアルとオンラインの両方で実施できる謎解きパズルゲームです。ミッションのクリアには全員の協力が必須。全員がひとつのチームとなり、謎のかけらを集めて謎を解きます。
チーム対抗戦ではなく、全員で協力して楽しめるアイスブレイクがしたい場合におすすめです。
謎パの流れ
- 参加者はそれぞれ、問題が書かれたデータを持ってスタートする
- 他のメンバーとお互いの情報を共有しながら謎を解く
- 謎を解き明かしたら次のミッションが発令される
- ミッションをすべてクリアすると最終問題に挑戦
- 解けたらゴール
他己紹介
他己紹介はその名の通り、他人のことについて紹介するゲームです。2人1組でペアを作り、お互いのことを参加者全員の前で紹介します。
普段から馴染みのある人とのペアであれば簡単に紹介できますが、初めて会う人とペアになった場合は、まずは相手のことを知るところから始めなくてはいけません。ペアのことを知ろうとすることで、自然と積極的なコミュニケーションが生まれます。結果として、その後のプログラムにおいても積極的な行動や発言がしやすくなるでしょう。
やり方
- 2人1組のペアを作る
- お互いにコミュニケーションを取り、相手を紹介できるようにする
- お互いのことを参加者全員の前で紹介する
チーム対抗クイズ
チーム対抗クイズはシンプルに楽しめるアイスブレイクです。ルールが簡単でわかりやすく、ほとんど説明も必要がありません。ゲームによって回答形式がチームごとの挙手制だったり、個人回答だったりするという違いだけです。
ただし、問題のジャンルが偏った場合や、雑学が得意な人がいる場合などは、回答できる人とそうでない人との差が生まれてしまいます。雑学が得意な人がいるケースは稀ですが、たとえば「同じ人が連続回答したり、チーム内で答えを教え合ったりできないようにする」といった工夫をしてみましょう。問題数が多い場合、1人が連続回答できない仕組みにしておくのが無難です。
また、連続回答する人が出たことによって途中でルール変更すると、連続回答した本人はやや居心地が悪くなる可能性があります。クイズが得意な人がいることを見越して連続回答できない仕組みにするか、もしくは今の会場に関係のある問題のみの出題とし、回答できる人の差をなくすのもひとつの手です。
やり方
- チームに分かれる
- クイズを出して回答していく
- 正解数が多いチームが勝ち
共通点探し
共通点探しは、お互いの共通点を探して挙げていくアイスブレイクです。チーム全員の共通点を挙げ、それを紙やホワイトボードに書いていき、より多い共通点を挙げたチームの勝ちです。
具体的には、経験していたスポーツ、好きな食べ物、好きなアーティスト、趣味、といった話題で深掘りしていくことになるでしょう。たとえば趣味の話で、「キャンプが好き」「釣りによく行く」などです。他にも地元の話なら、「出身地自体は違ってもみんな地方出身だった」、「東京よりも西の出身であった」など、ざっくりとした共通点を見つけることが勝利のポイントです。
このように、共通点を探す過程では必ずコミュニケーションを取り、またお互いのことを知るために情報を引き出そうとします。単に自己紹介をして聞くだけよりも、深く相手のことを知れるでしょう。単に「お互いのことを知るため会話してください」だけだと、何を話して良いのか困ってしまうかもしれませんが、「共通点を探す」という明確な目的があれば、話題に困ることもありません。
共通点探しは、初対面でも面識のある相手でもできます。初対面ならコミュニケーションを取って仲良くなるのに役立ち、すでに面識がある場合は相手の意外な一面を発見できるというメリットがあります。
やり方
- チームに分かれる
- チーム全員の共通点を挙げ、それを紙やホワイトボードに書いていく
- より多い共通点を挙げたチームの勝ち
共通の回答を出せ
共通の回答を出せは、お題に対してチームメンバーの一人ひとりが回答を出し、全員が一致した数を勝負するゲームです。テレビ番組などでもこのような企画を目にすることがあります。自分が導き出した回答ではなく、一般的な回答を心がけることがポイントです。
回答前はもちろん直接的な会話ができませんが、回答後は会話できるので、「なぜその回答にしたのか」「やっぱり定番はこれですよね」といったコミュニケーションが生まれます。
また、ゲーム終了後も比較的仲良くなりやすいアイスブレイクといえるでしょう。なぜなら、ゲーム中に言いたいけれど言えない欲求が溜まるので、ゲーム終了後に言いたいことが残っているからです。少し独特なアプローチではありますが、あえてゲーム中はコミュニケーションの量を減らして、ただし言いたいこと自体は溜まる仕組みにしておくと、ゲーム終了後にコミュニケーションを取ってもらいやすくなります。
そのため、共通の回答を出せをやるときは、ゲーム終了後自由にコミュニケーションを取れる時間を設けると良いかもしれません。ただし「休憩時間」という名目にしてしまうと、コミュニケーションを取らずに席を立ってしまう人が増えるので、「ゲームの振り返り時間」などと称してコミュニケーションを取ってもらいましょう。
やり方
- チームに分かれる
- お題に対してチームメンバーの一人ひとりが回答を出す
- 全員が一致した数が多いチームの勝利
コンセンサスゲーム
コンセンサスゲームは、複数人で合意形成をする要点を実践しながら学べるゲームです。物語を通じて参加者同士で議論を行い、自分と他人の考え方や価値観の違いを知ることができます。
相手の話を聞く力、また協調性の必要性がわかり、論理的思考力が身につくので、採用面接や社内研修のグループワークに最適です。
コンセンサスゲームの流れ
- 予期せぬ問題が発生する
- 最初は対処法を個人で考える
- 次にチームで対処法を考える
- 専門家の結論と見比べ、妥当性を判定する
- 合意形成を得るための要点を解説してもらう
- 各チームで振り返りを行う
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ロケットPDCAチャレンジ
ロケットPDCAチャレンジは、IKUSAのPDCA研修の中で講義とセットで行うアクティビティです。出来るだけ低コストで、遠くまで飛ばせるロケットを作ることを目指します。
ゲームの中でトライアンドエラーを繰り返すことで、楽しみながら自然とPDCAサイクルを身に付けることができます。また、チームで話し合い、試行錯誤しながらロケットを作ることで、交流が活性化し、チームビルディングができることも特徴です。
ロケットPDCAチャレンジの流れ
- ミニゲームで「資金」を集める
- 「資金」で「部品」を購入し、それを組み合わせてロケットを作る
- ロケットの発射テストを行う
- 結果を受けてチームで話し合い、ロケットを再構成する
- 1~4の流れを繰り返し、低コストで遠くまで飛ぶロケットを作る
- PDCAに関する講義を受け、振り返りを行う
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ジェスチャーしりとり
ジェスチャーしりとりは、その名の通りジェスチャーによるしりとりです。先ほど紹介した絵しりとりとジェスチャーゲームを合体させたイメージのゲームになります。
最初のお題は司会者が出しますが、そこからはしりとりなので自分たちで考えてジェスチャーします。そして後から何のジェスチャーであったかを答え合わせし、一致率の高かったチームの勝利です。
ジェスチャーしりとりでは、後から集計できるように、何のジェスチャーをしたのか一人ひとりが把握しておく必要があります。1人が何個もジェスチャーをやっていると、自分が何のジェスチャーをしたのかわからなくなるので、1周か2周程度にしましょう。また、順番がわからなくなると集計ができません。ジェスチャーをしたら列の最後尾に付くといったルールを決めて、後から集計しやすくする工夫が必要です。
やり方
- チームに分かれる
- 最初のお題は司会者が出す
- 次のジェスチャーは自分たちで考えしりとりでつなげていく
- 最後に何のジェスチャーだったかを答え合わせし、一致率が高かったチームの勝利
GOOD & NEW
GOOD &NEWは、手軽にできるアイスブレイクとしてあらゆる場面で取り入れられています。
やり方はとてもシンプルで、参加者が1人ずつ順番に、直近24時間以内に起きた良い出来事や新しい出来事について発表していくというものです。実際に起きたことを話すため、参加者同士がお互いのパーソナルな部分を知れる機会になります。それぞれがどのようなことに喜びを感じ、どのようなことに新鮮さを感じるのかを知ることで、親近感を持って接することができるでしょう。
やり方
- 参加者が1人ずつ順番に、直近24時間以内に起きた良い出来事や新しい出来事について発表する
まとめ
今回は、グループワークで使えるアイスブレイクネタ13選を紹介しました。
グループワークでは、前段となるアイスブレイクでいかに参加者の緊張を解くかが重要になります。今回紹介したアイスブレイクは、簡単に短時間でできるものばかりです。あくまでメインプログラムの前の準備運動のような感覚で、あまり気を張らずに楽しめるでしょう。
IKUSAでは、アクティビティを楽しみながらチームビルディング・レクリエーション・懇親会ができる体験型イベントを提供しております。ご相談は無料です。内容が固まっていなくてもお気軽に「やりたいこと」をお聞かせください。
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