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【人事必見】中途研修でビジネスゲーム研修を行うメリット徹底解説!

【人事必見】中途研修でビジネスゲーム研修を行うメリット徹底解説!

みなさんはビジネスゲームについてご存知ですか?中途研修や管理職研修に取り入れられることが多いゲームです。ビジネススキルを効果的に学習できる工夫がなされた研修用のゲームを指します。この記事では、ビジネスゲームの解説、ゲームのメリット、ゲームによる効果を説明したうえで、おすすめのビジネスゲームを紹介しています。

こちらの記事では、新入社員研修におすすめのゲームを15選紹介しています。ぜひご覧ください。

新入社員研修で使えるビジネスゲーム16選

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ビジネスゲーム研修ってなに?

ビジネスゲームってなに?

ビジネスゲーム研修とは、ビジネスの体験、経済の動き、ビジネススキル習得をどんな業務の人間でも学び、身につけられる「ロールプレイング型」の研修を指します。

座学の講義は知識を得ることに特化していますが、講義を聞きメモを記録する行動のみで主体的な行動が実施できないというデメリットがあります。

ビジネスゲーム研修はロールプレイング型のゲームなので、参加者が積極的にルールを理解する必要があります。またルールを理解した後にビジネス戦略を立て、計画したビジネス戦略を実行していくので、ビジネスに必要な一連の流れを体験できるのがメリットです。

◎ビジネスゲーム研修を通して身につく力

  • ルールを理解するための思考力
  • 効果的な戦略を立てるためのシステム思考
  • 他の参加者との交渉する力でコミュニケーション力
  • 自らの戦略を説明するプレゼン力

ビジネスゲームを研修に取り入れるメリット

ビジネスゲームとは、ゲームを通してビジネススキルや主体性や思考の成長を促すロールプレイング型ゲームを指します。ここではビジネスゲームの必要性についてポイントをまとめました。

ビジネスゲームのメリット1 成功体験を経験できる

実際のビジネスからアイデアを出し、実行するのは難しく抵抗感を感じる方も多いと思います。ビジネスゲームはロールプレイング型なので、気軽にチャレンジでき、成功体験を経験することができます。 

ビジネスゲームのメリット2 自信のある振る舞いとリーダーシップ性を獲得できる

成功体験を通して、自信のある振る舞いやリーダーシップ性を身につけ成長することができます。

ビジネスゲームのメリット3 参加者同士の交流に繋がる

ビジネスゲームは複数の参加者でコミュニケーションを取りながらプレイします。参加者の考え方、性格、長所への理解が深まり、交流にも繋がります。

ビジネスゲームのメリット4 チームビルディングを体験できる

チームでロールプレイングゲームを実施することで、チームビルディングを体験できます。

ビジネスゲームのメリット5 ロールプレイング通して、複雑な状況に対する状況対応力が見につく

他参加者との交流や異なる考え方を持つ参加者のプレイによって、複雑な状況が生まれます。変化する状況に対する状況対応力が身につけられます。

ビジネスゲーム研修で期待される4つの効果

ビジネスゲームに期待される4つの効果

効果1 モチベーションの引き出しと維持

研修という言葉を聞くと抵抗感を感じる人もいると思いますが、ゲームという言葉になると面白いものというイメージを抱き、積極的に参加できることがあります。

ビジネスゲームは、ゲーミフィケーションという取り組みをビジネス分野応用したものになります。

ゲーミフィケーションとは、人が楽しんでプレイできる遊びや競争といったゲーム的な要素や考え方をゲーム以外の分野に応用し、顧客やユーザーとの関係構築に利用しようとする取り組みのことをいいます。

つまりビジネスゲームでは、「仕事」の要素を取り入れかつゲームとして楽しむことでプレイヤーのモチベーションを喚起する特徴があります。

効果2 ゲーム全体の把握力やルール・プロセスの理解

ゲーム通じて全体像を俯瞰して見る把握力が養われます。またゲームをしていく中で、ゲームのプロセスやルールを理解する力も身につきます。

効果3 目的のスキル習得に特化した学習体験

後程紹介するビジネスゲームの特徴は、学習すべき項目を抽出し強調してゲームがデザインされています。特化型ゲームが多いのも効果的に学習するために設計されているからです。

効果4 反復行為と失敗を通じた学習

ビジネスゲームは仕事の要素を取り入れながらゲームの即時フィードバックの要素によって、短い時間でゲームを繰り返し実施することで反復学習することができます。

ロールプレイング型で、短時間で多くのPDCAを回し、即時フィードバックを行うことで対応力を効果的に身につけます。

おすすめビジネスゲーム

おすすめビジネスゲーム

ビジネスゲーム1 「The 商社」

人数       10100

時間       2時間~6時間

The 商社」は36人程のチームを組み、他チームと交渉を行いながら、より多くのキャッシュと固定資産を獲得し自社を拡大していくゲームであり、このゲームを通して、戦略性の立案、チームビルディングの体験、リーダーシップ性が身につきます。

◎ゲーム設定

ヒト・モノ・カネに対応したカードでゲームを実施します。

(ヒト:ビジネスカード、モノ:資源カード、カネ:キャッシュ)

ビジネスカードと資源カードとキャッシュを組み合わせより多くのキャッシュと固定資産を手に入れることが目標です。

ゲーム開始時に配布される特殊カードによって、各チームの強みが決定します。

また特殊ルールがあり、総合商社もしくは専門商社になると固定資産の値が決められた値だけ倍増します。

他チームとの交渉を通して、自らの才能や強みが発揮されます。

・他チームに積極的に話しかける人

・リーダーシップ性を発揮できる人

・時と場合によって柔軟に経営判断を下せる人

チームメンバーの行動を見ることによって、才能だけでなく自身の弱みにも気づけるのが特徴です。

ビジネスゲーム「The 商社」 | 株式会社プロジェクトデザイン

ビジネスゲーム2 共創と共感力を高めて意思決定する「レゴシリアスプレイ」

人数: 1チーム45

時間: 4時間

 

レゴシリアスプレイでは、レゴブロックを用いた意思決定の方法を学ぶビジネスゲームです。

◎ゲーム設定

手順① 研修で解決したい問題に関するお題を設定します

手順② お題に沿って、レゴブロックを用いて立体化された作品を創り、自分のビジョンを可視化させます。

手順③ 作成者が作品について説明します。

手順④ 聞き手はメンバーの作品を通して、他社の視点を理解し認識を深めます。

お互いのビジョン共有や意思決定に有効な研修です。この研修を通して、可視化→共有→気づきという一連のプロセスを体験することができます。

この「レゴシリアスプレイ」の特徴は、レゴで作品を作り説明することで、右脳と左脳の両方を刺激することができる点です。

ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ – レゴ®シリアスプレイ®とは? 

ビジネスゲーム3 財務会計 「財務の虎」

人数 325名推奨(1チームにつき34名を推奨)

時間 2時間〜6時間推奨  

「財務の虎」は会計・ファイナンス・財務知識に興味を持ってもらうきっかけとしてゲームを用いて財務諸表の理解、資金繰りの重要性を学ぶことができるビジネスゲームです。

ゲームは2つのレベルで構成されており、レベル2のほうがより難易度が高くなっております。

レベル1 BS / PLの構造の理解

レベル2: 利益とキャッシュの違いの理解

◎ゲーム設定

プレイヤーはインテリアショップ経営者としてゲームに参加します。

ゲームの流れは、商品を仕入れ、顧客に販売を行います。各プレイヤーは最後のターンで利益余剰金が一番多くなるように目指します。

①仕入れ→②販売→③給与計算→④純利益の計算→⑥監査→⑦第2ターン開始①~⑥を繰り返す。

4ターン行った結果、プレイヤーの中で利益余剰金が一番多いプレイヤーが勝ちになります。

「財務の虎」の特徴は、商品ごとに原価が決まっている点や第2ターン以降社員を雇うことや借入もできるので、ただ売り上げを大きくすればいいわけではありません。

ゲームを用いた会計・財務研修「財務の虎」

ビジネスゲーム4 メンタルヘルス対策「ストマネ」

人数 440名 (1チーム4名のゲーム)

時間 2時間〜3時間推奨

「ストマネ」はメンタルヘルス対策をテーマにしたビジネスゲームです。チーム内でメンタル不調者を出さないようにする考え方を身につけることができます。

◎ゲーム設定

IT企業に勤めている4人という設定で、全員で協力して6週間(6ターン)以内にプロジェクトを完成させることがゴールです。ただしゲームのクリア条件として、途中で休職者を出さず全員健康な状態で終わらせることが必須となります。

「ストマネ」の特徴としてプロジェクトを進めると仕事によるストレスが発生します。ストレスが蓄積され一定のラインを超えるとそのプレイヤーは休職となってしまいます。このゲームの本質は、各プレイヤーのストレスをうまく分散してストレスマネジメントを行う点にあります。

ビジネスゲームを用いたメンタルヘルス研修 「ストマネ」

ビジネスゲーム5 自分の行動が与える影響を視覚化する「2030 SDGs

人数 550

時間 2時間~4時間

近年世界では、自分ごととして環境問題を認識できる企業や人が求められています。「2030 SDGs」はシステム思考と環境に対する自分ごとを意識するきっかけに役立つビジネスゲームです。

◎ゲーム設定

各プレイヤーが国の代表者となって地球全体を構成します。各プレイヤーに与えられるのは以下の4つです。

5種類の自分が追及する目標

(自分が追及する目標:大いなる富、悠々自適、貧困撲滅、環境保護、人間賛歌)

・プロジェクトカード

(カードの内容:交通インフラの整備や再生可能エネルギーへの切り替えといった施策)

・プロジェクト実行に必要なお金

・プロジェクト実行に必要な時間

2030 SDGs」には3つの定量化した世界の状況メーターがあります。世界の状況メーターは環境、経済、社会に分かれています。

各プレイヤーがプロジェクトを実行するたびに世界の状況メーターが変動するため、プレイヤーの行動がダイレクトに世界へ影響をもたらします。

2030 SDGsの本質は、1つの世界(地球)を今より良い方向に全員で導くことです。

各プレイヤーで目標や価値観は異なります。お互いにコミュニケーションを取り、交渉や他プレイヤーと協力することでより良い方向に進める必要があります。

カードゲーム「2030 SDGs」の紹介 | 一般社団法人イマココラボ

SDGsとは?

持続可能な社会を世界レベルで実現するために、20159月に国連で合意された世界共通の目標「SDGsSustainable Development Goals:エスディージーズ)」。SDGs17の目標で構成されています。

SDGs17の目標

貧困の解決・飢餓の解決・教育などの社会目標、気候変動・エネルギー・生物多様性など環境目標、雇用・インフラ・生産と消費など経済目標に加え、不平等の解決・ジェンダーの平等・平和

2030SDGsの資料を見てみる

ビジネスゲーム6 PDCAを効果的に学べる「ペーパータワーforビジネス」

人数:1チーム46人(最低人数12名)

時間:1時間~2時間

「ペーパータワーforビジネス」は、PDCAの回す訓練として優れているビジネスゲームです。

◎ゲーム設定

手順①  タワーの作成

用意された紙を利用して、制限時間内にとにかく高いタワーを作ります。作成したタワーの高さ1cmに対して10万円として換算されます。

手順②  手に入れたお金で施策を実行

手に入れたお金で給料や税金の支払い・仕入れを行います。

手順③  手順①と②を繰り返す

4回ゲームを繰り返し、最終的に多くの給料を手に入れられたチームが優勝です。

「ペーパータワーforビジネス」は、企業内での金銭の流れPDCAの回し方や改善に向けた施策立案3つのスキルが身につきます。

ペーパータワーを拡張した経営シミュレーションゲーム『ペーパータワーforビジネス』 

ビジネスゲーム6 「ロケットPDCAチャレンジ」

人数       12〜60

時間       7時間(講義含む)

「ロケットPDCAチャレンジ」は、IKUSAの「PDCA研修」の中で講義と組み合わせて行うアクティビティです

◎ゲーム設定

手順①  「資金」集め

ミニゲームを行い、「資金」を集めます。

手順②  「部品」の購入・ロケット制作

手に入れた「資金」でロケットの制作に必要な「部品」を購入し、ロケットを組み立てます。完成したら、発射テストを行います。

手順③  分析・再挑戦

テストの結果を分析し、より低いコストで遠くまで飛ぶロケットを作るにはどのように部品を組み合わせたらよいか、チームで話し合います。それを踏まえて手順①に戻り、ロケットを再構成するという流れを繰り返します。

最終的に、最も低いコストで遠くまで飛ぶロケットを作ったチームが優勝となります。アクティビティ後には講義を受けて振り返りを行うため、PDCAサイクルに関する学びを定着させることができます

PDCA研修の資料を見る

ビジネスゲーム7 「グレートチーム」

人数      1チーム推奨4〜5名、全体12~60名

時間      7時間程度(休憩時間込)

「グレートチーム」は、IKUSAの「リーダーシップ研修」の中で講義と組み合わせて行うアクティビティです

◎ゲーム設定

手順① 割り振り

「メンバー」を1人ずつ順番に架空プロジェクトに割り当て、全プレイヤーで一巡します。

手順②  再度割り振り

カードを引き、各々がカードに書かれている内容の選択し、再びプロジェクトの割り当てを行います。

手順③ 繰り返し

①~②を繰り返します。

最終的に、より多くの売り上げをあげられたチームの勝利です。ロケットPDCAチャレンジ同様、アクティビティ後には講義を受けて振り返りを行います。

リーダーシップ研修の資料を見る

まとめ

ビジネスゲーム

ビジネスゲームは、チームワークやリーダー性を再確認するのにもってこいのコンテンツです。中途研修に取り入れて、社員教育を充実させましょう!

 

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増田あかり(ますあか)

この記事を書いた人

増田あかり(ますあか)

2019年4月からフリーライターになったひよっこ。執筆分野は、テクニカル兼エンタメ兼シナリオライティングの雑食ライター。2月には初めて(地獄?)の確定申告が待ちかまえていて、今から冷や冷やしている。

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