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GMOペパボ様に無人島脱出ゲーム実施後インタビュー!“唯一無二の社員旅行”実現の経緯とは?

GMOペパボ様に無人島脱出ゲーム実施後インタビュー!“唯一無二の社員旅行”実現の経緯とは?

※本記事の情報は2019年12月時点のものです。2024年2月現在のプランとは仕様や対応可能人数、演出が一部異なる部分がございます。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

 

2019年1227日、GMOペパボ株式会社様の社員旅行のアクティビティとして、横須賀沖にある無人島・猿島を貸し切っての謎解き脱出ゲーム『消えゆく幻島からの脱出』を開催させていただきました。

年の瀬の時期にもかかわらず非常に多くの社員の皆さまが参加される社員旅行で、当日は大盛り上がりとなりました。

 

そしてこの度、社員旅行の企画・運営を担当されたお三方(大河原様・和島様・吉内様)に、開催後のインタビューにご協力いただけることに!

社員旅行の企画に熱いこだわりをお持ちのGMOペパボ様。高い参加率を誇る社員旅行を実現するに至った想いや秘訣について伺ってきました。

 

テレビ会議にてインタビューを敢行!

実は今回インタビューを行った時期が、ちょうどコロナウイルスの騒動の真っ只中……!

ということで、弊社でも初めての試みとなる“テレビ会議でのインタビュー”を敢行させていただきました。

  テレビ会議でのインタビュー

 

GMOペパボ様はいち早くテレワークを導入されていたようで、ご協力いただいたお三方はそれぞれ自宅からインタビューにご参加いただきました。さすがはWebサービスを提供する企業さまです!

 

ここからは、テレビ会議にてお聞かせいただいたお話を、当日の写真とともに余すことなくお届けいたします。

 

開催後インタビュー「ペパボらしい旅行を」

 

 

――それでは本日は、先日実施させていただいた無人島脱出ゲームのお話から、

御社についてのお話まで詳しくお聞かせ願えればと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

(みなさん)よろしくお願いします!

 

GMOペパボ様について

 

――まずは改めまして、GMOペパボ様の事業内容について教えてください。

 

 

(和島さん)

弊社は2003年創業なのですが、「もっとおもしろくできる」という企業理念を掲げ、「インターネットで可能性をつなげる、ひろげる」というミッションのもと、ホスティングサービス(レンタルサーバーサービス)の『ロリポップ!』や、ハンドメイドマーケット『minne』、ネットショップ開業・作成サービス『カラーミーショップ』など、あらゆるWebサービスを生み出してきました。

我々が提供するサービスを使う人たちが「おもしろいな」と感じられるようなものを提供し、さらには我々自身も自分の仕事を楽しめる、そんな仲間が集っているのがGMOペパボという会社です。

 

また我々は社員同士で「パートナー」という呼び方をしているんですが、パートナーが大切にしている3つのことがあります。それは、「みんなと仲良くすること」「ファンを増やすこと」「アウトプットすること」です。この3つのことと、先ほどお話しした「もっとおもしろくできる」という企業理念、これらがペパボのカルチャーとなっています。

 

 

――そのようなカルチャーがあるんですね。

では次に、御社の社風や社員の皆さまの特徴について詳しくお聞かせください。

 

 

(大河原さん)

私のイメージとしては、部署の垣根を越えてみんな本当に仲が良いなと思います。

今回のイベントのように、みんなでワイワイ盛り上がることがすごく好きな会社で、毎年年末に行われる社員旅行もだいぶ早い時期からみんな楽しみにしています。冬に実施するのに、夏の段階で「今年はどこに行くんですか?」って聞いてきたり(笑)

 

(和島さん)

社員旅行の参加率についても、我々からすると「50%か……」と思ってしまうのですが、実際はいまのご時世、若い世代の多い会社で、しかも年末の時期にもかかわらず400名ほどいる社員のうちの50%が参加してくれているというのは、外から見るとすごいことのようです。

※2024年1月現在、猿島でのイベント開催最大人数は60名となっております。

船で移動する社員の皆さま

船で移動する社員の皆さま

(船で移動する社員の皆さま。定員いっぱい、ものすごい人数です)

 

また、社員の特徴としては、これはカルチャーにもつながる話なのですが、インターネットが好きな人が多い印象がありますね。もちろん、はじめはそうでなかったという人もいますが、結果的に好きになっていくような環境になっているかなと思います。

あとはやはり仲が良いというのは私も感じますね。コミュニケーションも良好で、社内で怒鳴り声などは聞いたことがないです。

 

ちなみに私はもともと、ペパボのサービスのユーザーだったんですけど……吉内さんもそうだっけ?

 

(吉内さん)

そうですね、私もユーザーでした。

 

(和島さん)

20年以上前のインターネット創成期の頃なんですが、paperboy&coGMOペパボの前社名)って、その頃には珍しく個人向けサービスを提供している会社だったんです。最近は徐々に変わってきていますけど、昔は我々のようにかつて「ペパボユーザー」だった人が多い会社で、社員同士がふれ合う機会も多かった。

そんな背景もあり、ペパボのカルチャーは人数が増えても大切にしていきたい、という現社長の意向のもとで、34年前ほどからイベントの企画を総務が任されるようになりました。我々としても、ペパボのカルチャーを体感してもらいやすい社内イベントについては、最大のミッションとして頑張ろうという気持ちがありますね。

 

(吉内さん)

私も、“仲良しな会社“という印象が強いし、実際自分も楽しく働いています。

あとは個性的な人も多いです。例えば自分でキーボードを自作したりだとか、いろいろなタイプのオタク(笑)がいっぱいいて、みんな好きずきにワークショップを開いたりなんかもしています。いい意味でサークルのようなノリの良い人たちが集まっている会社だなと感じています。

 

 

――脱出ゲームを行なった当日はもちろんですが、前日に伺った際にもものすごく盛り上がっているのをお見受けしまして、この方々であれば楽しめるだろうなと(笑)

仲が良いことがすぐに伝わってきました。

 

今回の社内レクリエーションについて

 

――今回、社員旅行の中のレクリエーションとして、弊社の謎解き脱出ゲームをご採用いただきましたきっかけを教えてください。

 

 

(大河原さん)

ペパボでは毎年社員旅行を行っていて、過去にはディズニーランドや鴨川シーワールド、ロープウェイや浜焼きといった企画など、いろいろなことをしてきました。

そして前回(2018年)の社員旅行では、「トゥギャザーしようぜ」というテーマを立てまして、そのテーマに沿って、ペパボの社名にちなんだ「ペパリンピック」というスポーツ大会を実施しました。単純な慰安旅行も楽しいのですが、“みんなが集まるからこそできるアクティビティ”というのを重視することで、結果的にそれがみんなの笑顔や思い出につながるんだということを学びました。

 

今回は、前回の社員旅行を超えたいなという思いのもとで、夏頃から企画をスタートしました。旅行代理店さんに背景とともに「普通じゃない、唯一無二の旅行がしたい」という希望を伝えて一緒に考えていただきました。

脱出ゲームを実施するきっかけとなったのは、代理店さんからの「無人島散策はどうか?」というご提案をいただいたことですね。無人島散策だけでもすごいのですが、そこに+αで何かペパボらしいことができないかと考えて閃いたのが、“無人島+宝探し”です。はじめは我々としても現実味がなかったのですが、日が経つにつれて「やってみようか」という気持ちに変わり、ダメもとで代理店さんとIKUSAさんにお願いをして、こうして実現することができました。

 

消えゆく幻島からの脱出

(考えに考え抜いた末に生まれた『消えゆく幻島からの脱出』)

 

 

――ありがとうございます。企画段階の時にいろいろな案が錯綜していたことを思い出しました(笑)

いまお話しいただいたように「ペパボらしいレクリエーションを」という思いを持たれていたとのことですが、そのほかに重視したポイントなどがあればお聞かせいただければと思います。

 

 

(大河原さん)

社員旅行で無人島に行くというのは、未だかつてどの企業もやったことがないことだと思ったので(あったらごめんなさい)、初めての企画だからこそ「参加者みんなにとって一生の思い出に残るような旅行にしたい」というのが一番重視したポイントです。

例えば名所を回るだけとか、名物の料理を食べるだけという旅行も楽しいとは思いますが、それでは“ペパボらしさ“とは違うなという想いがありました。「もっとおもしろく」するために何かひと工夫を加えるというのが一番のポイントで、それが無人島+αということで、”脱出ゲーム“につながったと思います。

 

(和島さん)

あとは「この人数が集まるからこそできることを探したい」という話をけっこうしていたので、“貸切り“というワードもかなり重要だったんですよね。「この人数が集まったから猿島貸し切れたんだよね」と思えるような。そういったところは、我々としても一番難しい部分でもありましたが、意識をしていました。

なので旅行代理店さんに何度も「本当に貸切りですよね?」と確認してしまいました(笑)

 

無人島

(この無人島を貸し切りに……!)

 

 

――無人島を丸ごと貸切りで何かをするというのは、なかなかないですよね。

他のどこもやっていない企画ということで、社員の方の食いつきもよかったのではないかと思います。

 

※2024年1月現在、猿島の貸切りは行なっておりませんのでご了承ください。

IKUSAについて

 

――今回弊社にご依頼いただく中で、どのようなことを期待していただいていましたか?

 

 

(大河原さん)

総務として手がけるイベントは1年間を通していろいろありますが、全てのイベントを通してモットーとしているのが「運営側が一番楽しむ」ということ。まず自分たちが一番楽しんで、その温度感が伝われば、参加者にもきっと楽しんでもらえるだろうなと思っていて。その部分を旅行代理店さんやIKUSAさんにも都度お伝えしてきたのですが、当日ちゃんと実現できてすごく良かったですね。

 

そのほかにずっと心配してきたのが、真冬の無人島に23時間ほど滞在するので、ちゃんと間延びしないでスムーズに進行できるかという点。IKUSAさんとの打ち合わせは、ほぼその懸念に関する内容だったと思います。

ただ当日、私は参加者側だったのですが、「余計な心配だったな」というくらい本当に素晴らしい進行でした。集まる場所や点呼のタイミング、帰ってくる方法などは特に心配していたのですが、船に乗るところからゲームが始まっていたり、終わりだと思ったらまだ終わりじゃなかったり……想像もつかない仕掛けばかりで、すごいなと思いました。

 

無人島へ向かう船内から、謎解きが始まります

無人島へ向かう船内から、謎解きが始まります

(無人島へ向かう船内から、謎解きが始まります)

 

 

――ありがとうございます。

お話しいただいたように、大河原様は当日は参加者として脱出ゲームをご体験いただいたんですよね。そこに和島様と吉内様でいろいろ悪だくみもしたり……

 

 

(吉内さん)

すごく楽しかったですね(笑)

 

 

――実際に運営側と参加者側の両方向から見た社員の皆さまのご様子なども、ぜひお聞かせいただければと思います。

 

 

(大河原さん)

参加者側としては……自分も夢中になっていたので全体の様子はわからなかったのですが(笑)、どのチームも一丸となって取り組んでいたと思います。普段なかなか外に出ない人も多い中で、みんなが真剣に「脱出しよう!」と競っていたところが良かったなと思いました。

 

(吉内さん)

あれだけの人数で初対面の人も多い中で、「本当に大丈夫かな?」という心配があったのですが、(自身が)村人の扮装をした瞬間に全部吹っ飛んでしまいました。本当にみんなが楽しそうに走ってきてくれて、その姿を見ているだけでもすごく楽しかったです。

今までイベントは全て社内企画でやってきて、けっこう苦しいこともあったんです。「前年度を越えられるか」というジレンマとの闘いで、「自分自身も本当に楽しめているのか?」という不安があったのですが、今回IKUSAの皆さんの様子を見ていると、(IKUSAの)皆さんもものすごく楽しんでいて。解けた人が走ってきた時に「この顔が見たくてやっているんですよ」とおっしゃっているのを聞いて、「あ、これだ!」と大事なことを思い出させてもらった気がします。こんなに楽しんでもらって、私も楽しくて、「やって本当によかった」という気持ちでいっぱいになりました。

 

島内では全てが脱出への鍵

(島内では全てが脱出への鍵。こちらもただのピースではなく……)

 

(和島さん)

これまではすべて社内で企画していたので、外部の方にコアな部分をお願いするという不安は正直あったんですが、MTGのたびに進捗報告として、お土産のように新しく出来た謎をそっと置いていくじゃないですか(笑)あれで、「大丈夫」と思うようになり、MTGを重ねるごとに確信へと変わっていきました。

前日まで天気のことでバタバタしてしまいましたが、最後の最後まで親身になって一緒に悩んでくれたからこそ、最後に虹が出たのかなと。

 

脱出ゲーム終了後の空にかかった二重の虹

(脱出ゲーム終了後の空にかかった二重の虹!)

 

以前と比べると会社の規模もどんどん大きくなってきているので、やはりプロに任せられるところは任せていかないといけないなと方向転換をし始めています。自分たちで負うところと、外部の方に任せるところと……今回は私たちとしてもすごく勉強になった、思い出深い社員旅行になったと思います。

 

島内各所にいる番人のもとへ

島内各所にいる番人のもとへ

(謎が解けたら、島内各所にいる番人のもとへ。無人島散策はワクワクが止まりません!)

 

 

――ありがとうございます。

和島様と吉内様には、みんなが解いている姿をニヤニヤしながら見ていただいて……

 

 

(吉内さん)

大河原が走ってきた時とかもう、最高に楽しかったですよね!

「わかった〜!!」って(笑)

 

(大河原さん)

2番目にゴールできたと思ってたんですよ!

 

 

――ゴールしたと思ったら、その後の展開もあるという……(笑)

運営側のお二人も楽しんでいただけたようで、本当によかったです!

社員旅行が終わりまして、参加された社員の皆さまのご感想などはありましたか?

 

 

(大河原さん)

毎年社員旅行後にアンケートをとっているんですが、例年は「もっとこうしてほしかった」というような要望も多いんです。けれども今回に関しては、「楽しかった」という意見が非常に多くて、否定的な意見は全然ありませんでした。

特に「これ以上の唯一無二はない」という感想を見たときは、今回自分たちが掲げたテーマが実現できたと感じてとても嬉しかったですね。

また、旅行代理店さんやIKUSAさんに感謝する声も多くアンケートに書かれていて、お願いして本当によかったなと思います。

 

脱出成功し、跳び上がって喜ぶチーム

(脱出成功し、跳び上がって喜ぶチームも)

 

(和島さん)

社員旅行が終わってすぐ、うちの人事が社内ブログに当日の模様をアップしてくれたんですよ。

 

【外部リンク】GMOペパボ人事担当者様のブログページはこちら

 

これだけ早くアップしてくれていることからも、盛り上がったことがわかるなと思います。

社内はおおむね「楽しかった」という声が多くて、これまでだと「退屈だった」とか「行ったことがあった」といった声もある(苦笑)のですが、今回はそれがなかったですね。

 

素敵な景品を用意することも

(素敵な景品を用意することも、満足度の高い社員旅行の秘訣です!)

 

 

――ありがとうございます。社員の皆さんにも楽しんでいただけたようで光栄です。

それでは最後に、今回社員旅行で脱出ゲームを行ったあとの総括として、良かったことやその他お考えになったことなどがあれば教えてください。

 

 

(大河原さん)

弊社は東京・福岡・鹿児島と拠点が3つあるのですが、既存の縦・横のつながりや入社年数などに関係なく、また脱出ゲーム自体の経験・未経験も関係なく、みんながチーム一丸となって楽しめたことが良かったなと思っています。

 

自然と仲も深まります

自然と仲も深まります

(同じ目的を共有すれば、自然と仲も深まります)

 

また先ほど和島がお話しした通り、自分にとっての気づきでもあったのですが、今までずっと社員旅行を手作りでやってきたので、初めて外部の方に知恵を借りることで、今までできなかったことが実現できたという点がとても学びになりました。今回の脱出ゲームに限らず、また今後もなにかイベントをする際には知恵を貸していただけたらすごく嬉しいなと思います。

 

 

――まだまだいっぱいコンテンツがありますので、ぜひお声がけください!

「こんなことがやりたい!」というご要望もありましたら、ぜひご相談いただけたらと思います。

それでは本日はどうもありがとうございました!

 

まとめ

この度は大河原様・和島様・吉内様にご協力いただき、とても貴重なお話を聞かせていただきました。

社員旅行をより良いものにしていこうという想いが強い企業様だからこそ、試行錯誤の末に“唯一無二の旅行”企画にたどり着くことができたのでしょう。我々も本気で考え、最高のアクティビティをご提供させていただくことができたのは本当に嬉しいことです。

 

企業の社員旅行担当者の皆さま、他にない企画をお探しの際にはぜひ一度弊社までご相談くださいませ!

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リッキー

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