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(注※トップ画像はイメージです)
はじめまして、ガラシャです。突然ですが、女性のみなさ~ん! 婚活、していますか!? 私はしています。友人の紹介で出会った相手と結局進展できずになんとなく気まずい思いをしたり、マッチングアプリで顔の見えない相手と延々メッセージを交換して疲れたり、アプリでようやくデートにこぎつけたと思ったら出会った相手に前歯が無くて速攻で撃沈したりと、ぼちぼち踏んだり蹴ったりな27歳の今日この頃。最近は、結局「街コン」が友人と参加できて安心ですし、今まで出会えないタイプの人とも出会えたり、ランダムな出会いを機に意外な発見があったり、相手の印象もすぐにわかりやすいので自分に合っているなと考えています。ただ「街コン」と一口に言っても、最近では同じ空間で飲食をするだけにとどまらず、いちご狩りバスツアーや寄席鑑賞など、様々なバリエーションのものが日々あちこちで繰り広げられているようです。そんな中で、私が最近特に気になっている「謎解き」「脱出ゲーム」をきっかけに男女が出会える「謎解き街コン」に参加をしてきました!実際の申し込みから当日の様子、肝心の結果までをありのままにレポートします……!
今回参加した街コンは恵比寿開催「脱出ゲームナイト!」
今回参加したのは、「街コンジャパン」という、毎日全国で開催されている街コン情報があつまるサイトに掲載されていた「脱出ゲームナイト!」。恵比寿駅から徒歩10分弱程度に位置するボードゲームカフェで開催されていました。女性は飲み放題&食事つきで1000円というお手頃な値段で、気軽に申し込むことができました。
さあさあ、華金の恵比寿でどんな出会いが待っているでしょうか。期待が高まります。1人参加OK! とのことでしたが、今回は会社の同年代の先輩(好きなタイプは真剣佑)を誘って2人で行ってきました。
会場の様子~謎解き開始まで
いよいよ会場に到着です。オープン時間は19時、スタート時間は19時半とのことだったので、間をとって19時19分に到着。会場にはすでにかなりの数の男女が集まり、既にボードゲームをして楽しんでいます。
まずは自分でこの日の名札を書いて、装備。セルフサービスでドリンクを用意してみんなの輪に入れていただきました。
(用意されていたドリンクコーナー。意外といっては失礼ですが、クーラーボックスには発泡酒も用意されており、わりと充実していました。謎解き中は真剣勝負のため、あまりドリンクを取りに行く余裕はありません。
ついに「脱出ゲームナイト!」本編がスタート!!
そこそこにボードゲームも盛り上がりつつ、私たちの後にも何人か入店しメンバーも揃って、お店の方の案内でなんとなく会場全体が3チームくらいに分かれて座ることができた20時頃、ついに本編がスタート。まずはお店のスタッフの方が、会場の壁それぞれに何枚かの紙を貼りだし、私たちの手元にもそれぞれ数枚ずつの紙を配布してくださいました。
そこでスタッフの方より衝撃の発表が。
「私たち、この部屋に毒ガスを撒きました!みなさん、1時間後に全員死にます!」
(会場、あららと和やかになる)
「死なない方法はただ一つ。1時間以内にこの謎を解き、このバッグの中にある解毒剤のチョコレートを食べる。そうすれば、皆さんは死にません!」
(相変わらず和やかな会場のムード)
そしてスタッフの方より更なる衝撃の発表。
「あと一つ注意事項!この謎はみんなで協力して解いてくださいね!1人で全て解いてしまってはダメです。チームの男女みなさんで協力して解かないと、なんやかんやそのチームは死にます!」
……これは大変なことになりました。会社の先輩も笑っています。過去に一人で爆走した謎解きの強者がいたのでしょうか。いたのでしょうね。とにかく謎を解いて解毒剤を食べなければいけません。そんなこんなで「脱出ゲームナイト!」いよいよスタートです。
謎解きは、壁に張り出された七つの謎を解くと手元の紙の空白が埋まっていき、埋まった空白をさらに組み合わせたりすると、とある文章が浮かび上がり次の謎が出てくる。という、予想よりもかなりしっかりした構成の謎解きとなっていました。ただし、紙を見て考えるという性質上、確かに気を付けていないと単独プレーになってしまいがち。参加していた男性たちは謎解き大好き! という感じでぐんぐん答えを導き出しては、手元の空白を埋めていきます。我々女性陣も必死に食らいつこうとしますが、結局答えだけを教えてもらって、次の問題へ、ということも。
参加する女性は、金曜・恵比寿・街コンといったキラキラ要素はすべて頭から排除し、心して謎解きに集中するべきでしょう。私も最初のボードゲーム待機の時間、お酒を飲んでいる場合ではありませんでした。気づけば手に汗をかきながら必死で謎解きをするハメに。
謎解き終盤には、女性陣も会場の雰囲気に慣れ、それぞれ少しずつ活躍を見せることができ、男性たちに合わせて盛り上がることができました!
全員で必死に謎を解き、なんと想定の1時間どころか30分を経過するかしないかのうちに、先に別のチームが解毒剤チョコレートをゲット。それからほどなくして、我々ともう1チームも無事に解毒剤をゲットし、
無事誰も死なずに謎解きを終えることができました。
正直あまりの真剣さにたじろいでいましたが、最後にバッグの南京錠が開いたときは、女性も含め、チームのみんなでバンザイをして喜び合いました。
結果報告「脱出ゲームナイト!」最大の謎を解き明かせ
(会場にはみんなで遊べるボードゲームがいっぱい! 謎解き後もゆっくりと遊んでいくことができます)
無事に謎が解けてスッキリ! 達成感とともに一息ついていると、チームの中の男性数人や、他のチームで活躍を見せていた男性が、お店のスタッフの方に今回の謎解きについて、親しげにフィードバックを行っていました。
うすうす気づいてはいましたが、参加者の男性の半分程度はこの街コンに参加するのは2回目以上の常連さんのようです。
お店の方は「前回は難しすぎて初めての人がついてこれなかったからね」「あんまり簡単すぎてもいけないし」など、制作の苦労を常連さんたちにお話していました。謎解きガチ勢のレベル感と、我々のような気軽に参加した謎解き初心者が両方満足できるように、謎の難易度調整が大変なようです。
そう、常連さんたちは、とにもかくにも謎解きに一生懸命。この謎解き中、私を含め、女性陣は男性たちのお名前を聞くことすらできませんでした。
名前を聞かれるもありませんでした! みんな謎解きに必死すぎて。
なんということでしょう。
しかしその後、また席替えなどをしつつ3チームくらいに分かれて、まったりボードゲームで遊ぶ時間に戻ったので、もしもゲーム中に気になる人がいたなら、その時間に隣に座って連絡先を聞いたりできるチャンスはあるかと思います。
私と先輩は……ゲームクリアの達成感だけを胸に、そっと会場を脱出しました。
「わたし、何しに来たんだっけ?」最大の謎は解けないままです。それでは、お後がよろしいようで……。
まとめ
謎解き街コンは、「出会い」という下心は一旦捨てて、真剣に謎解きに取り組むつもりで参加すべし! ということを学びました。本気で謎解きをする連帯感を味わうことで、いい出会いに繋がるかもしれません。
お店の方は私たち女性陣に「ボードゲームと謎解き好きに、悪い人はいないからね!」と声をかけてくださいました。確かに、チャラチャラとした空気は一切なく、本当に一緒に謎解きやボードゲームを楽しんで一体感を味わう、平和な街コンでした。気になった方は、是非行ってみてくださいね!