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研修でグループワークを行うメリットとは?おすすめのグループワーク6選を紹介

研修でグループワークを行うメリットとは?実施時のポイントや注意点も

「グループワーク」というと、一般的には採用面接などで実施されることが多いイメージですよね。企業が行う社内研修では、グループワークが積極的に取り入れられています。

研修にグループワークを導入すると、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。今回は研修で実施するグループワークのメリットについて詳しく解説します。さらに、グループワークの種類やポイント、おすすめのグループワーク6選を紹介するので、ぜひ参考にしてください。 

 

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グループワークとは

グループワークとは

グループワークとは、採用面接や研修などで用いられるプログラムで、参加者を数人ごとにグループ分けし、提示されたテーマに沿った共同作業を課すものを指します。

よく混同されるものに「グループディスカッション」がありますが、別ものです。グループディスカッションが単にテーマに沿ったディスカッション(討論)をグループ内で行うのに対し、グループワークではディスカッションを行った結果としての結論や成果物の発表までがタスクとして課されます。

こちらの記事ではグループワークの概要をさらに詳しく説明しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

グループワークとは?ポイントやグループディスカッションとの違いをご紹介!

グループワークを実施する目的

グループワークを行うことで、参加者の主体性やコミュニケーション能力、人柄などを判断し、評価することができます。また、評価的な観点からだけではなく、社員同士のコミュニケーション促進やチームワークの向上による、チームビルディングを目的として行われることも多いです。

 

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研修でグループワークを行うメリット

研修でグループワークを行うメリット

グループワークを行うメリットの大枠として挙げられるのは、「チームビルディングができる」という点です。そのほかに得られるグループワークのメリットについて、詳しく解説します。

チームワーク・チームプレイのスキルが高まる

グループワークではその名の通り、グループ内で課せられたタスクをこなしていきます。その中では、各個人のスキルももちろん重要ですが、共通の課題に対してグループで協力しながら取り組んでいくことが求められます。

グループワークではすべての人が同じスキルを発揮すれば良いわけではありません。人によって異なるスキルを活かし、チームの中で見つけた自分の役割をそれぞれが果たしていく必要があります。リーダーシップを取る人や、人がやりたがらない作業を率先してやる人など、組織の一員として貢献するためのチームワークスキルが身につきます。 

参加者が能動的に学べる

座学だと座って話を聞いているだけで受け身になりやすいですが、グループワークの課題をこなすには、自ら能動的に働きかける必要があります。このような積極的な参加によって、参加者は自分の考えを整理し、他の人との交流を通じて新たな視点や知識を得ることができます。

また、能動的に学ぶことで研修の内容が定着しやすくなる点もメリットです。

コミュニケーションが生まれる

グループワークでは参加者同士の協力が必要となるので、自然とコミュニケーションが生まれます。グループワークを通じてコミュニケーションを取ることにより、その後の業務がスムーズに進みやすくなるでしょう。

初対面同士が集まる新人研修や、コミュニケーションが希薄になっているチームの社内研修に最適です。

グループワークの種類

グループワークの種類

グループワークには、大きく分けて2種類の形式が存在します。それぞれ内容や特徴を紹介します。 

プレゼン型

プレゼン型のグループワークは、提示されたある問題をテーマにグループ内でディスカッションをし、最終的に導き出したグループとしての結論を発表するものです。多くの場合、グループの考えをホワイトボードや模造紙などの大きな面にまとめて発表します。

ディスカッションする中で各個人の姿勢やスキルが顕著に見える点が特徴です。また、発表の質や資料の作り込みなどもグループによって違いが出てきます。

作業型

作業型のグループワークは、各グループ内で協力しながら作業を行い、あらかじめ定められた何らかの制作物を作り上げるものです。多くの場合は制作物自体には大きな意味はなく、制作物を作るための作業工程に意味があります。

限られた時間内により質の高い作業をするためには、計画性や適切な役割分担、そしてチームワークがきちんと機能することなどが必要とされます。また、作業工程での各個人の動きについても評価対象です。

 

参考:グループワークの面白いテーマ20選!タイプ別に紹介 | あそぶ社員研修

研修でグループワークを実施する際のポイント

研修でグループワークを実施する際のポイント

研修の目的を共有する

研修でグループワークを行うにあたり、まず明確な目的を共有するようにしましょう。社員に学んでほしいこと、組織の方向性などを事前に共有しておくことで、参加者の中で共通意識が芽生え、研修へのモチベーションが高まりやすくなるはずです。

こちらの記事では、グループワークのテーマやお題の例を紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

グループワークのテーマやお題をタイプ別にご紹介!

アイスブレイクを行う

グループワークを行う前に、研修会場の雰囲気作りとしてアイスブレイクを行うようにしましょう。

研修の参加者は、普段から一緒に仕事をしている人たちとは限りません。普段あまり関わらないメンバーでグループワークを行う場合、いきなり始めてしまうと打ち解けるのに時間がかかってしまい、本来のパフォーマンスを出せなくなってしまう人も出てくる可能性があります。

簡単な自己紹介などでも良いので、はじめにアイスブレイクをして空気を柔らかくしておくことで、自分を出しやすい環境を整えられるでしょう。

こちらの記事では、グループワークで使えるアイスブレイクネタを紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

グループワークで使えるアイスブレイクネタ14選

実施後には必ずフィードバックを

研修でグループワークを実施する場合には、実施後のフィードバックが非常に大切です。参加者それぞれの良かった部分、良くなかった部分を全員で振り返り、自分の反省点だけでなく他の人の反省点もしっかり振り返ることで、一人ひとりの学びは格段に多くなります。

また、全体としての反省も重要です。グループワークの流れや全体の役割分担などがどうだったか、各個人の反省点とともに組織の反省点も見出しましょう。組織としての反省点をしっかり見つけ出して改善していくことで、より高いチームビルディング効果を得られます。

研修で使える!おすすめのグループワーク6選

おすすめのグループワーク5選

最後に、研修におすすめのグループワーク6選を紹介します。

謎解き脱出ゲーム

謎解き脱出ゲームは、参加者自身が物語の主人公となって、制限時間や決められた空間のなかで謎を解き、物語のクリアを目指すゲームです。

IKUSAの謎解き脱出ゲームは屋内で実施できるため、「広いスペース」と「体力」が必要ありません。チームで力を合わせて脱出を図ることで、自然とチームビルディングができるでしょう。

謎解き脱出ゲームの流れ

  1. 物語に沿って謎が与えられる
  2. チームで協力して制限時間内に謎を解く

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ペーパータワー

ペーパータワーは、A4の紙を使ってタワーを作るグループワーク。制限時間内に最も高いタワーを作ったグループが勝利です。

限られた条件下でタワーを作らなければならないので、それぞれの役割分担やチームワークがカギとなります。また、どうやったら自立する高いタワーが作れるかを考える、発想力や粘り強さが必要です。

やり方

  1. 各4人以上のグループに分かれる
  2. グループごとにA4用紙を配る
  3. 制限時間内に最も高いタワーを作ったグループが勝利

コンセンサスゲーム

コンセンサスゲームは、複数人で合意形成をする要点を実践形式で学べるゲームです。個人ワークからグループワークになる流れを通じて、各個人の考えを深く理解し合うことができます。

また、議論の中で自分と他人の考え方や価値観の違いを知り、コミュニケーションの必要性を学べるでしょう。

コンセンサスゲームの流れ

  1. 予期せぬ問題が発生する
  2. 最初は対処法を個人で考える
  3. 次にグループで対処法を考える
  4. 専門家の結論と見比べ、妥当性を判定する
  5. 合意形成を得るための要点を解説してもらう
  6. 各グループで振り返りを行う

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十人十色ゲーム

十人十色ゲームは、グループの代表者を決めて、その代表者の趣味や好きなものを他のメンバーが予想するゲームです。予想が当たったら得点でき、最終的に得点が高いグループが勝利となります。

十人十色ゲームを通じて、自分と他人では異なる価値観を持っていることを改めて認識できます。相手の立場で考える力を養えるグループワークです。

やり方

  1. 各4~6人のグループに分かれる
  2. 代表者を1人決める
  3. 他のメンバーは、代表者の趣味や好きなものを予想する
  4. 予想が当たったら得点できる
  5. 最終的に得点が高いグループが勝利

リアル探偵チームビルディング

リアル探偵チームビルディングは、お互いの情報を整理・共有しながら、全員の力で真実に辿り着くことを目的としたアクティブラーニング型チームビルディング研修です。

リアル探偵チームビルディングでは、参加者同士の協力や教え合いを促進し、それを通して学びを得るジグソー法を採用しています。参加者はゲームの中で協力し合い、教え合いながら、論理的思考、情報分析、リーダーシップを発揮することが求められます。

論理性や情報分析などをテーマにしたグループワークを実施したい場合におすすめです。

リアル探偵チームビルディングの流れ

  1. 大グループの中に小グループが存在した状態で、小グループごとに異なる情報があるところからスタート
  2. 対処法を小グループで考える
  3. 大グループで情報を共有して推理を進める
  4. 最後小グループに戻って、情報を分析・仮説を立てて話し合う
  5. 大グループで最終的な答えを決める
  6. 答えの解説をもとに小グループで振り返りを行う

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ロケットPDCAチャレンジ

ロケットPDCAチャレンジは、チームで協力して低コストかつ遠くまで飛ぶロケットを作ることを目指すアクティビティで、講義とセットになった「PDCA研修」として行います。

ロケットを作る「部品」の組み合わせを、トライアンドエラーを繰り返しながらよりよいものへと変える中で、PDCAサイクルを実践できるようになっていきます。アクティビティ後にはPDCAサイクルに関する講義を受け、振り返りを行うので、しっかり学べる研修がしたい際には特におすすめです。

ロケットPDCAチャレンジの流れ

  1. ミニゲームで「資金」を集める
  2. 「資金」で部品を購入する
  3. 部品を組み合わせてロケットを作り、発射テストを行う
  4. 結果を踏まえて部品の組み合わせを考え直す
  5. 1~4の流れを繰り返す
  6. できる限り低コストで遠くまで飛ぶロケットを作る

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まとめ

研修でグループワーク

研修でグループワークを行うことで、チームワークやチームプレイのスキルが高まり、各個人および組織の問題点を把握でき、チームビルディングにつながります。新入社員研修で取り入れられることが多いものの、キャリアをある程度積んだ社員のリーダーシップ研修などでも十分活用できる研修プログラムです。みなさんの会社でもぜひ一度、研修にグループワークを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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