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新人研修で目的のひとつとして挙げられるコミュニケーション活性化。研修で楽しみながらコミュニケーション力を高められたら素晴らしいことですよね。
今回はコミュニケーションの大切さをお伝えしながら、新人研修で使えるコミュニケーションゲーム14選を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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コミュニケーション不足から起こりうる問題
社内でコミュニケーション不足に陥ると、さまざまな問題が発生します。以下では、コミュニケーション不足から起こりうる問題について解説します。
不正行為が起こる可能性がある
コミュニケーションが不足すると、社内において、誰が何をやっているかわからないという不透明さにつながります。規律性がなくなった社内では、コンプライアンス違反や仕事上のミスの隠ぺいが起こる可能性があります。そのような事態になったとしても、誰も気付くことができません。
普段から社内のコミュニケーションが活性化していれば、「見られる意識」が相互けん制になります。そんななかで不正行為をしようという意識が芽生えることは少なくなるでしょう。また、もし不正行為をしようとする人が出ても、誰かが気付き、止められる可能性が高まります。
離職率が高まる
コミュニケーションが不足すると社内で悩みがあっても、誰にも相談できずに思い悩んでしまい「退職」という答えしか出せなくなることがあります。離職率が上がるのは会社にとって大きな問題です。
そして、社内での悩みが解決されないまま退職されてしまうと、会社としても問題解決ができないままになってしまいます。コミュニケーションをしっかりと取ることで、悩んでも言い合える関係性ができ、退職とは違う答えも導き出せるかもしれません。
ミスや問題が起こりやすくなる
社員同士の幅広い交流が少ない会社では、他の部署と仕事内容を共有できていないことがあります。顧客から他部署宛ての電話があっても対応できず、たらい回しにしてしまう状況が生じる可能性があります。最悪の場合、誤ってオファーを断り、大きな契約の機会を逸してしまうかもしれません。
このように、交流の少なさから起こる小さな問題が、大きな問題につながる可能性はあります。社内のコミュニケーションが増えることで、対顧客においても連携がスムーズになり、互いに顧客を紹介し合うような関係性が生まれることでしょう。
このように、社内のコミュニケーション不足はさまざまなリスクを生じます。大きな問題が起こる前に、社内で綿密なコミュニケーションを取ることが大切です。
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コミュニケーション能力が高い人とは
コミュニケーション能力が高い人とは、どのような特徴があるのでしょうか。以下では、コミュニケーション能力が高い人について詳しく紹介します。
相手に興味・関心を強く持っている
コミュニケーション能力が高い人は、相手への興味・関心の強いことが特徴です。
人は、自分のことをわかってくれている人、理解してくれる人に対して好感や信頼を寄せます。そのため、人との信頼関係を築くためにコミュニケーション能力を高めていくのであれば、相手に関心を向けることが必要です。
「同調」ではなく「共感」ができている
「同調」と「共感」は似ているようで実は意味が異なります。「同調」は、相手の状況と自分の経験を重ねて話をすることです。似たような状況だとしてもすべてが当てはまることはありません。「共感」は、相手の立場に立って、考え気持ちに寄り添いながら、自分の思いを示すことです。
コミュニケーション能力が高い人は、同感ではなく、共感ができています。自分の真意を察してくれる相手に対して、人は大きく信頼を寄せるでしょう。
聴き方のポイントを押さえている
コミュニケーションにおいて話すことは大切です。しかし、それ以上に相手の話を聴くことが大切になります。ただ「聞く」のではなく、耳や視線、心を傾けて「聴く」ことが重要です。
そのように聴くことを「傾聴」といいます。相手のことをよく知るために、傾聴することはコミュニケーションにおいて必要不可欠です。
わかりやすく話す
コミュニケーション能力の高い人は、話がわかりやすいことも大きな特徴です。話がわかりやすい人は、話の要点がまとめられており、目的・結論を明確にして話しています。
話がわかりづらいと悩む人にありがちなのが、話のポイントがあいまいになってしまうことです。話すポイントをしっかりまとめてから伝えることで、忙しい相手でも素早く状況を理解し、判断ができるようになります。
コミュニケーションが活かされる新人研修14選
続いて、コミュニケーションが活かされる、新人研修におすすめのコミュニケーションゲームを紹介します。会議室でできる屋内系のものから、身体を動かす屋外系のものまで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1. 謎解き脱出ゲーム
『謎解き脱出ゲーム』とは、参加者自身が物語の主人公になり、決められた時間や空間の中で与えられた謎を解いて物語のクリアを目指すコミュニケーションゲームです。緊張感のある空間からチームで力を合わせて脱出を図るシチュエーションが特徴で、屋内型で広いスペースと体力が必要ないチームビルディングとして活用いただけます。今流行の謎解き脱出を新人研修で試してみてはいかがでしょうか?
ミッションスクランブル
IKUSAの謎解き脱出ゲームでは、さまざまなプランがあります。なかでも新人研修におすすめなのが『ミッションスクランブル』です。
1枚の大きな紙をチームで囲んで参加するチーム戦となっており、問題が解けるたびに加点される得点制を採用しています。競争性が明確なので、上位チームに景品を贈呈する形式にするとより盛り上がるでしょう。謎解き以外にもミッションが多く盛り込まれているので、謎解き初心者から上級者まで楽しめるプランです。
2. 人狼ゲーム
『人狼ゲーム』とは、村人サイドと人狼サイドの2つに分かれたプレイヤー達が、それぞれの勝利を目指して戦うゲームです。
ゲームの最初に、役職がプレイヤーにランダムに割り振られますが、その役職は、自分だけが見ることができます。議論を通じて相手を信用したり疑ったりすることによって、自分たちの勝利を目指していきます。
村人サイドの勝利条件はいたってシンプルであり、すべての人狼を見つけ出し処刑することです。反対に人狼サイドは、最後まで生き残れば勝利となります。誰が人狼なのかを推理していくため、話し合いの時間がとても重要です。話を聞く力、相手の心理を読み取る力が試されます。
3. 混乱する捜査会議からの脱出
『混乱する捜査会議からの脱出』は、クリティカルシンキングを学べる体験型推理ゲームです。チームで協力してさまざまな証拠品や証言を整理・分析・共有し、事件の真相に辿り着くことを目指します。
事件の解決には、論理的思考力のほか、情報整理・役割分担・話し合いが必要不可欠。没入感があり、参加者が夢中になれるコミュニケーションゲームを探しているなら、混乱する捜査会議からの脱出がおすすめです。
4. ジャスト・ワン
『ジャスト・ワン』は、回答者とヒントを出す側に分かれて「ヒミツ」の言葉を当てる協力ワードゲームです。与えられたヒミツの言葉に対して、チームの回答者に当ててもらうため、みんなで有力なヒントをひねり出します。
ただしヒントを回答者に出す際、チーム内でヒントが同じものになってしまうと回答者に伝えることができません。13枚の目標カードのうち、いくつ正解することができるか数を競います。
5. マーダーミステリー研修
『マーダーミステリー研修』は体験型の推理ゲームです。参加者は登場人物になりきり、演じながら目的の達成や真実を見つけ出します。限られた時間内で臨機応変に自分の意見や立場を明確に伝えたり、駆け引きしたりしなければなりません。
体験できるのは一度のみ。唯一無二の体験が得られるのはマーダーミステリー研修だけです。ドキドキハラハラしながら参加者全員が楽しめるでしょう。
6. モンスタービルディング
『モンスタービルディング』は、メンバーそれぞれが持つカードに描かれた情報を組み合わせてモンスターを制作するコミュニケーションゲームです。
ただし、カードにはモンスターをある一方向から見たときの情報しか与えられていません。他の人にカードを見せることはできず、言葉だけで情報を伝え、制限時間内にモンスターを制作する必要があります。
語彙力の豊かさが勝利のカギを握るゲームです。
7. インサイダーゲーム
『インサイダーゲーム』はYES か NOで答えられる質問を繰り返して、お題を当てるクイズです。
メンバーの中に1人だけ答えを知っていて質問の流れを誘導しているインサイダー役(内通者)を見つけ出さなければなりません。前半戦の「クイズゲーム」、後半戦の「インサイダー探し」という2部構成になっているクイズ&正体隠匿系ボードゲームです。
前半戦での観察力や推理力が、後半戦に活かされていきます。
8. ピクテル
『ピクテル』はイラスト(ピクトグラム)を組み合わせてお題を表現して、回答者がお題を当てるというボードゲームです。
表現力が必要なので、それぞれの個性が見られます。自分には思いつかないような意外な組み合わせにその人の新たな才能に気づいたり、逆に誰にも伝わらない表現に頭を悩ませられたり……出題者の表現力と、回答者の想像力が働くボードゲームです。
参照:ピクテル – ArclightGames Official
9. ナンジャモンジャ
『ナンジャモンジャ』は、カードをめくるたびに謎の生物に自由に「名前」をつけていきます。もし同じカードが現れたら、その命名された名前を誰よりも早く呼んでカードを獲得していく暗記ゲームです。
このカードゲームは、ちょっと変で個性的な生物たちに面白い名前をつけていけるところに面白さがあります。ネーミングセンスが試されますが、盛り上がること間違いなしです。
参照:すごろくや:ナンジャモンジャ・シロ&ミドリ | すごろくやのボードゲーム
10. クイズいいセン行きまSHOW!
『クイズいいセン行きまSHOW!』は、「納豆が一番おいしく感じるのは、何回混ぜた時?」「Twitterで“なう”とは何秒前のことでしょう?」など、 思わず「えーっ!?」と言いたくなるような問題にみんなで答えるボードゲームです。しかしこの出されるクイズには、決まった答えがありません。答えは全員の解答が出そろった後に決まります。参加者が答えた数字の解答の中で、ちょうど真ん中の数字を書いた人が正解です。
問題の中には「○○さんが、今までもらったものの中で最も高いものは何円だったでしょう?」といったような、穴埋め式で問題が作れるモノもあります。問題を通して、社員の意外な一面を知ることができるかも知れませんね。
11. ito(イト)
『ito (イト)』は会話が楽しい協力型のゲームです。1~100のカードが1人1枚ずつ配られ、「数字を口にしたらアウト!」という制限の中、みんなでテーマに沿って自分のカードの数字を表現し合います。
協力してカードを小さい順に出して全員のカードを出し切る完全協力の「クモノイト」、会話の中で足して100になりそうなペアを見つける協力と裏切りの「アカイイト」、異なる2つの遊び方で楽しめます。伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい、価値観のズレに大笑いするパーティーゲームです。
テーマについて会話をするだけのゲームなので、ボードゲームに馴染みのない人でもプレイできます。
参照:ito(イト)–ボードゲーム通販 JELLY JELLY STORE
12. 合意形成研修 コンセンサスゲーム
コミュニケーションゲームの上級編として、『合意形成研修 コンセンサスゲーム』もおすすめです。コンセンサスゲームは、物語を通じながら複数人で合意形成をする要点を実践で学べるゲームです。参加者同士で議論を行うことで、自分と他人の考え方や価値観の違いを知ることができます。また、結論を導くための論理的な思考、情報の整理力を向上させることも重視しています。
ゾンビパンデミック
IKUSAでは、オリジナルのコンセンサスゲームを開発しました。おすすめのプランがオンラインで楽しめる『ゾンビパンデミック』です。
ゾンビパンデミックでは、「ゾンビに襲われそうになったらどうするか」といったシチュエーションの中で話し合います。ゾンビに襲われるシチュエーションは空想の出来事なので、他のコンセンサスゲームよりも参加者同士の経験値の差が出づらく、気軽に意見を出し合えます。
13. ドッヂビー
『ドッヂビー』はバレーボールコートの大きさで、ソフトディスクを使用して1チーム13人で行うドッジボール形式のゲームです。相手チームにディスクを当てられた内野プレーヤーは外野に出なければいけません。また、相手チームの内野プレーヤーにディスクを当てた外野のプレーヤーは内野に入ることができます。制限時間後、内野プレーヤーの数が多いチームの勝利です。
ソフトディスクを使用するため、怪我の心配が少なく安心して実施できます。ドッヂビーに興味のある方、やってみたい方はIKUSAのNEW運動会で体験することが可能です。
14. ロケットPDCAチャレンジ
「ロケットPDCAチャレンジ」は、IKUSAの「PDCA研修」の中で行うアクティビティです。チームで協力して「資金」を集めて「部品」を購入し、それを組み合わせてロケットを作ります。完成したら「発射テスト」を行い、その結果を分析し、「部品」を組み合わせ直すことで、より低コストで遠くまで飛ぶロケットに改善していきます。
アクティビティを楽しみながら自然とPDCAサイクルを実践できるようになることが特徴で、チームで話し合うことでコミュニケーションの活性化にもつながります。
ビジネススキルを身につけてほしい新入社員を対象にした新人研修に、とてもおすすめのアクティビティです。
まとめ
コミュニケーションは人と人が関わるうえで必ず必要なものです。ぜひ今回ご紹介したコミュニケーションゲームを新人研修でお試しください。新入社員を含め、社内のコミュニケーションが活性化されることでしょう。
IKUSAでは社員研修におすすめの体験型イベントを企画・運営しています。ご相談は無料なので、内容が固まっていなくてもお気軽に「やりたいこと」をお聞かせください。
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