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謎解きイベントの費用相場は?依頼できる内容も紹介

  • 謎解き
更新日:2025.10.22

近年、商業施設での集客イベントや企業研修、地域活性化の取り組みとして「謎解きイベント」が広がりを見せています。短時間で楽しめるカジュアルな企画から、会場を貸し切って行う本格的な体験型イベントまで、その形はさまざまです。

実際に企画を検討してみると「費用はどのくらいかかるのか」「どこまで依頼できるのか」といった疑問が出てくるかもしれません。料金の目安や依頼できる範囲を知っておくことで、イベントの計画も立てやすく、満足のいくイベント内容にできるでしょう。

この記事では、謎解きイベントの費用相場を価格帯ごとに整理し、依頼できる内容、謎解きイベントの事例を紹介します。

 

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謎解きイベントの費用相場

謎解きイベントの費用相場を紹介します。同じ価格帯であっても、謎解き制作会社によって対応できる範囲はさまざまです。

サービス内容や見積もりは制作会社に確認したうえで相談しましょう。

25万円~50万円:パッケージプランが主な選択肢となる

この費用帯では、企業が提供している「パッケージプラン」を導入できるケースが多く見られます。

企業が作成したシナリオや問題セットを再利用する形式のため、オリジナルではないものの、費用を抑えつつ安定した品質の謎解きイベントを体験できるのが特徴です。

イベント制作の場合は、単に謎を提供するだけでなく、会場に合わせた動線調整やスタッフ進行用のマニュアルの作成など、実際の開催に関する部分の支援が含まれるケースがあります。

また、ブランディング目的でロゴの差し替えや台詞の一部変更などの軽微なカスタマイズが可能なこともあります。商業施設や地域イベント、社内レクリエーションなど、導入コストを抑えつつ実施したいシーンに向いています。

50万円~90万円:部分的にオリジナル要素を取り入れることができる

この費用帯になると、依頼者の目的やテーマに沿ったオリジナル要素を盛り込める場合があります。

既存の仕組みをベースにしつつ、ストーリーや問題構成にアレンジを加えることができます。具体的には「企業理念を反映した研修プログラム」や「観光スポットを巡る周遊型企画」など、イベントの目的に合わせた設計が可能なケースがあります。

また、プレイ時間の最適化、導線の安全管理、ファシリテーターの派遣、会場装飾の演出など、イベントとしての完成度を高める要素が加わるのもこの費用帯の特徴です。

90万円~150万円:完全オリジナルの謎解きイベントを開催できる

この費用帯では、一から設計されたオリジナルの謎解きイベントを開催できるケースが多くなります。

数十人から数百人規模まで対応可能で、ストーリー性や世界観の演出を重視した「体験型イベント」としての完成度を目指すことができます。シナリオや謎解きの制作だけでなく、会場のレイアウト設計、スタッフの派遣、進行管理、広報素材の提供といったサポートを受けられることがあるのも特徴です。

自治体による地域活性化イベントや、企業の周年記念イベント、商品プロモーションなど、特別感を演出したい場面で多く活用されています。

150万円~300万円以上:大規模で高品質なイベントを開催できる

この費用帯にもなると、さらにスケールの大きい謎解きイベントを実施することが可能になります。

全国的なプロモーションや、数千人規模を想定した大規模イベント、企業ブランドを印象づけたい発表会などがケースとして挙げられ、参加者に印象を残せるのが魅力です。費用は高額になる分、それに見合った話題性と満足度を得やすいでしょう。

謎解きイベント制作で依頼できる内容

謎解き制作イベントで依頼できる内容を紹介します。なお、実際の対応範囲は制作会社によって大きく異なるため、自分たちの望む内容を実現できるかしっかり確認するようにしましょう。

企画内容の相談

どのような謎解きイベントにしたいかの相談がおこなえます。内容がまだしっかり固まっていなくても、やりたいことの要素を伝えることで、制作会社側からアイデアを提供してくれることがあります。

また、制作会社に物語と世界観の制作を依頼できる場合は、企業理念を物語に組み込んだり、地域の歴史や文化を謎解きイベントのモチーフにしたりすることも可能です。

謎解きそのものに関しても、クロスワードや暗号解読といったシンプルなものから、空間を使った探索型謎解き、チームで協力して進める謎解き、専用アプリを使ったデジタル型の謎解きなど、目的や難易度に応じて多様な形式の謎解きを依頼できます。

デザイン・印刷物やツールの制作

問題冊子や解答シート、ポスター、小道具といった印刷物の制作も依頼できるケースがあります。企業ロゴやブランドカラーを反映したデザインにすれば、イベント自体がプロモーションにもなります。

会場設営・当日の運営サポート

大規模イベントでは、会場の動線設計や受付・進行管理、スタッフ派遣といった運営サポートも重要です。特に数十名〜数百名を超える規模のイベントでは、専門チームのサポートによるスムーズな進行が満足度を左右するでしょう。

また、謎解きイベントを円滑に進行させ、盛り上げるためのファシリテーターやMCの派遣を依頼できることもあります。参加者にルールを説明したり、ヒントを出したりする役割を担うため、イベント全体の雰囲気づくりに大きく影響します。

参加者体験の設計

謎解きイベントの満足度を左右するのは、謎そのものの面白さだけではありません。参加者がストレスなく楽しめるように、プレイ時間や導線の設計、混雑時の対応までを含めて設計することが大切です。

制作会社によっては、会場の広さや想定人数から適切なルートを設計し、同じエリアに参加者が集中しないように調整してくれます。小規模イベントでは回遊性を重視し、大規模イベントではタイムスケジュールを工夫するなど、規模に応じた体験設計を依頼できる場合もあります。

また、屋外イベントや参加者の数が多いイベントでは、安全面の配慮が欠かせません。動線や設置位置を調整したうえで安全マニュアルの作成、雨天やトラブル時の対応を準備してくれるケースもあります。

集客・広報支援

商業施設の集客イベントや自治体の観光施策として実施する場合、集客や広報のサポートを依頼できることもあります。チラシやSNS投稿文の制作、申込フォームの運営などを任せれば、主催者はイベント企画や参加者対応に専念できます。

謎解きイベントの事例

謎解きイベントの事例を、費用イメージとともに紹介します。

SDGsナゾトキ探検隊!〜地球を守る秘密のカギを探せ〜

株式会社IKUSASDGsナゾトキ探検隊!〜地球を守る秘密のカギを探せ〜」は商業施設や街中、公園などを舞台に、参加者が謎を解きながらSDGsについて学べるパッケージプランです。

参加者は会場で配布される探検隊モチーフの冊子を片手に、冊子に掲載された謎と会場内のパネルを組み合わせながらスポットを回っていきます。謎を解き進めるうちに自然とSDGsのテーマに触れられる構成となっています。

このパッケージプランは、施設の滞在時間を伸ばす施策や、SDGsに関心を持ってもらう教育的な企画として活用可能です。一部の謎はSDGsの各項目に合わせてカスタマイズできるため、施設や地域の特性に合わせたオリジナリティあるイベントを実施することができます。

費用イメージ:パッケージプラン30万円~

参考:SDGsナゾトキ探検隊!〜地球を守る秘密のカギを探せ〜

リアル探偵チームビルディング

株式会社IKUSAでは、企業向けの研修やチームビルディングに適したパッケージプランとして「リアル探偵チームビルディング」を提供しています。

このプログラムは、参加者同士の協力や教え合いを促す「ジグソー法」をベースに開発された体験型謎解き研修です。参加者は探偵チームの一員となり、手元に配布される手がかりを持ち寄りながら事件の真相を突き止めていきます。情報を共有し合わなければ解決できない仕掛けになっているため、自然とコミュニケーションが生まれ、論理的思考や情報分析力も養えるのが特徴です。

最大20名が1つのグループとして協力し合う設計のため、大人数での相互理解や一体感の醸成に特に効果的です。会場さえあれば全国どこでも実施できるため、導入しやすいのも特徴です。

費用イメージ:パッケージプラン30万円~

参考:リアル探偵チームビルディング

謎解き宝探しin守口市「江戸川乱歩の遺した最後の小説」

株式会社IKUSAは、大阪府守口市にて周遊型の謎解きイベント「謎解き宝探しin守口市 江戸川乱歩が遺した最後の小説」を実施しました。

本イベントは、守口市の街を歩きながら謎を解き、指定された場所に隠された宝箱を探し出すというものです。江戸川乱歩ゆかりの地である守口市を舞台に、「乱歩が遺した2冊の手帳」をめぐる物語仕立てで展開されます。

難易度は初級・中級・エクストラの3コースに分かれており、初心者から謎解きファンまで幅広く楽しめる設計されています。参加者は物語を追体験しながら、市内の文化や歴史的スポットを巡ることができ、観光と謎解きを同時に味わえるイベントとなりました。

参考:大阪府守口市にて開催中!謎解き宝探し「江戸川乱歩が遺した最後の小説」を体験してきました!

LINEで謎解き~サントリーホールの不思議なうわさ~

株式会社IKUSAは、東京都港区のサントリーホールにて、無料音楽イベント「オープンハウス」の催しのひとつとして、LINEを活用した周遊型謎解きイベントを実施しました。

開場前やコンサートの待ち時間を活用し、同時開催されている周辺エリアのお祭りにも足を運んでもらうことが目的のひとつでした。

そこで幅広い年齢層の参加者が好きなタイミングで取り組める「LINE周遊型」のオリジナル謎解きを提案しました。スマートフォンを使ってストーリーを進めながら、ホールにまつわる豆知識を学びつつ、周辺エリアを巡る仕掛けを組み込んだため、音楽イベントと街歩きをリンクさせることができました。

結果として延べ8,500人を超える来場者が参加し、コンサートやワークショップの待ち時間にも楽しんでもらえるイベントとなりました。

参考:サントリーホール主催「オープンハウス」にて周遊型LINE謎解きを実施しました!

まとめ

謎解きイベントの費用相場は25万円から300万円以上とさまざまで、パッケージプランの活用から完全オリジナルまで幅広く存在します。しかし、イベントの成功を左右するのは「いくらで」「どのプランを選ぶか」ではなく、「どんな人に、どんな体験を届けたいのか」を明確にしておくことです。

ターゲット像やイベントの目的が定まっていれば、自然と必要な依頼内容や予算配分が見えてきます。逆にそこが曖昧だと、プランを比較しても判断に迷い、企画として大事なポイントを押さえることができず、結果として満足度の低いイベントになるリスクもあります。

まずは参加者像と目的を軸に据え、そのうえで制作会社と相談しながら最適なプランを選びましょう。目的を見失わなければ、イベントは必ず正解へとたどり着けます。

 

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