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【インタビュー】信長さまを救え! 謎解き脱出ゲーム「燃え盛る本能寺からの脱出」

2019.07.29

近年、急速に盛り上がっている「謎解き脱出ゲーム」。謎作家の南晃氏によると、脱出ゲームの市場規模は2011年に1500万円でしたが、2014年には100億円に急成長。今ではなんと、企業研修プログラムの一環として採用されるほどの知名度を得ました。

企業に謎解き脱出ゲームを提供している株式会社IKUSAの事業開発マネージャー・吉野禎央さんに、企業が謎解き脱出ゲームを実施することのメリットなどをうかがいました。

チームビルディングを目的とした謎解き脱出ゲーム

チームビルディングを目的とした謎解き脱出ゲーム

「謎解き脱出ゲーム」は、ある空間に閉じ込められ、そこに仕掛けられた謎を解くことでその空間から脱出することを目的とするイベントのことをいいます。吉野さんは、IKUSA社のオリジナル脱出ゲームである「燃え盛る本能寺からの脱出」のルールを、次のように解説してくれました。

「一般的な謎解き脱出ゲームとの違いは、開催場所が必ずしも屋内とは限らないということでしょうか。当社はアクティビティ専門会社ですので、「体育館で開催したい」「運動場がいい」など、お客さまのご要望に沿う形で開催できます。場所はどこであっても、そこを会議室だと仮定してゲームを進行させるわけです(※以下発言は全て吉野さん)」

また、ゲームの着地点が「楽しかったね」「謎解き、難しかったね」という感想を抱いてもらうことではないというのも、一般的なゲームとは異なる点。IKUSAの謎解き脱出ゲームは、社員研修やチームビルディングに最適化し、「大人でも学びになる謎」や「チームで解くことに重きを置いた謎」を用意します。

「部署間の連携が十分でない、一緒に仕事をしている人同士の交流が薄いから、チームビルディングができるようなアクティビティをしたいとご相談いただくケースが多くなっています。ともに働く人たちが膝を突き合わせて、みんなで協力し合って何かを成し遂げることができる脱出ゲームは、そうしたご要望を叶えるのにぴったりなんです」

あえて難しすぎない謎を用意している理由

あえて難しすぎない謎を用意している理由

IKUSA社の謎解き脱出ゲーム「燃え盛る本能寺の脱出」は、メンバーたちが燃え盛る本能寺に閉じ込められたという設定になっています。メンバーたちは力を合わせて謎を解き、他のチームよりも早く、信長さまを脱出させなければなりません。

「3~6人ほどでチームを組み、一斉に謎解きに挑戦してもらいます。ゲームの時間はオリエンテーションを含めて45分ほどで、問題数は14問程度。チーム対抗で競争するので、比較的短時間で終わることが多いですね。所要時間が短いので、周年パーティーのプログラムの一つとして採用していただくことも多いです。会議室程度の小さなスペースでできることもポイントです。

大人向けということもあり、謎は本格的。難しい漢字、論語などを使って謎を解いていきます。謎はすべて、「戦国時代の暗号」という設定。戦国時代なので、問題に英語は使わないなど、細かい世界観にもこだわっています」

メンバーの中には、謎解きが得意でない人もいるはず。そんな人も含めて全員がそれぞれに活躍できるよう、ひらめきがなければ解けない謎や、「ランダムに鍵を開ける」などといった、手間を惜しまなければ解けるような謎も用意しているといいます。

「誰もが活躍できるように設計しています。しかも一人では絶対にクリアできないような問題数ですので、チームメンバーがそれぞれの強みを発揮し、分担してクリアをめざすことになります」

とはいえ、一般的な謎解き脱出ゲームはかなり難しいという印象があります。問題に歯が立たず、クリアをあきらめてしまうグループが出ることはないのでしょうか?

「そういったことにならないよう、一般的な謎解き脱出ゲームよりやや簡単な問題をそろえています。どうしても解けない問題があるときには、一定の時間が過ぎた時点でヒントを出す仕組み。努力さえすれば達成感を得られるようなゲーム設計です」

なぜ今、謎解き脱出ゲームが選ばれるのでしょうか。

「ひとつは、活動量が少ないからですね。いま流行しているアクティビティは、街中を歩き回るなど、身体を動かすものが多いんです。そんななか、活動量を抑えて頭の体操をしたいというニーズに応えられるのが、謎解き脱出ゲームなんですね。

もうひとつは、何より楽しいからだと思っています。ポップに楽しめるから前のめりに取り組んでもらえるし、謎が解けたら達成感が得られる。“楽しい”はひとつの原動力ですから」

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お客さまのカルチャーに応じたゲームを提案

お客さまのカルチャーに応じたゲームを提案

IKUSA社が提供する謎解き脱出ゲームは2種類(インタビュー時点。現在は3種類)。「燃え盛る本能寺からの脱出」と「ある会議室からの脱出」です。この2つはどう違うのでしょうか?

「敵チームと競争するつくりになっているのが『燃え盛る本能寺からの脱出』の特徴です。またIKUSA社に所属する『武将』たちが参加し、戦国時代風の寸劇が入るのも『燃え盛る本能寺からの脱出』ならではですね」

2つの謎解き脱出ゲームは、コンセプトが異なっています。吉野さんによると、「燃え盛る本能寺からの脱出」のコンセプトは「チーム競争型チームビルディング」。一方で「ある会議室からの脱出」は「誰もが主役の脱出ゲーム」というコンセプトだそう。

「お客さまのカルチャーに合わせてご提案しています。金融機関やちょっと固めの企業だと、「ある会議室からの脱出」がぴったり。バリバリの営業マンが集うような企業であれば、「燃え盛る本能寺からの脱出」を喜んでいただけるはずです」

いずれのゲームも難易度は同程度。難易度ではなく企業カルチャーによって選び分けてもらえるよう、あえて難易度には差をつけないようにしているとのこと。

「『燃え盛る本能寺からの脱出』では、会場を戦国風に装飾します。ちょっと派手な写真が撮れるのも、喜んでいただけるポイントですね。また企業の経営者は歴史好きの方が多いので、『戦国の要素が入っていることで、社長をすんなり説得できた』と言っていただくこともあります」

またIKUSA社では、謎解き脱出ゲームのほか、チャンバラ合戦(※リンクを貼っていただければと思います)や戦国宝探し(※こちらにもリンクをお願いします)というイベントも提供しています。吉野さんは、「とにかく身体を動かしたいならチャンバラ合戦、頭を使いたいなら脱出ゲーム、両方なら戦国宝探し」と、お客さまのニーズに合わせて提案しているそうです。

「午前中に謎解き脱出ゲーム、午後にチャンバラ合戦という、メリハリをつけたスケジュールを希望されるお客さまもいらっしゃいます。当社は年間150回イベントを運営していますので、大人数イベントの運営も得意です。なんでもご相談いただければうれしいです」

費用は1人あたり5000円で300,000円からと、他社の半分程度だそう。閉鎖型の楽しい研修にしたい、旬なアクティビティを実施したいという企業からの相談が絶えないといいます。

「費用には、ゲームの進行、シナリオ作成、ゲームにかかわる印刷物の用意が含まれています。逆に含まれないのは、会場費とスタッフの交通費、スタッフの前泊が必要な場合の宿泊費用です。実施されたい日の1か月前までにご相談くださいませ」

問題をカスタマイズして企業理念を入れ込むなどといったご相談もできるそう。こんな企業研修なら、社員ものめりこんでくれそうですね。吉野さん、ありがとうございました!

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前田 塁

この記事を書いた人

前田 塁TABIPPO.NET 編集長
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1987年、大阪府生まれ。大学時にニューヨーク留学、世界一周を経験。新卒で大阪ガス入社後、オプトを経て、TABIPPOで起業しました。現在は、月間250万人が利用する旅行メディア「TABIPPO.NET」の編集長やFMラジオ「FUTURES」パーソナリティー、ブロガー、エンジニアなど。これまでに55ヶ国120都市を訪問、世界二周して、次の夢は宇宙飛行士です。

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