謎解きコラム
謎解きコンシェルジュ.com

オンラインでチームビルディングを行うメリット、実施のポイントを紹介!

働き方改革や新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、日本でも急速にテレワークが普及しました。そんななか、テレワークによる社員同士のコミュニケーション不足は、多くの企業にとって課題となっているのではないでしょうか。

コミュニケーションを活性化させ、チームワークを高めようと、最近ではオンラインでチームビルディングを実施する企業が増えています。Zoomなどのコミュニケーションツールを使用して行う体験型の研修や、チームビルディングに役立つゲームやアクティビティを提供する企業も多数出てきています。

本記事では、そもそもチームビルディングとは何か、オンラインでのチームビルディングが注目される理由とメリット、実施のポイントと、企業事例、おすすめのサービスを紹介します。

そもそもチームビルディングとは?

チームビルディング(team building)をそのまま日本語に訳すと、「チームを構築する」となります。メンバー一人ひとりの能力を最大限に活かし、皆が一丸となって目標を達成できる強いチームをつくっていくための取り組みのことを指す言葉です。

チームビルディングには、ゲーム、イベントやアクティビティ、研修、マンツーマンのミーティングなど、さまざまな手法があります。これまでは、メンバーを1カ所に集めて対面で実施されることが一般的でした。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響や、テレワークの普及により、近年は、オンラインのチームビルディングが注目されはじめています。                                      

チームビルディングの目的

チームビルディングを実施するおもな目的は、以下のとおりです。

  • チームの団結力を高める
  • パフォーマンスを向上させる
  • コミュニケーションを活性化させる
  • マインドセット(※)を形成する
  • チームのビジョンを浸透させる

目的や課題に適した手法を選んで実施することが重要なポイントとなります。

※マインドセットとは
その人の基本的な考え方・思考パターンのことです。「自分の能力は自分次第で伸ばせる」と信じる“成長型”と、「自分の能力は何をしても変わらない」と考える“停滞型”があります。チームビルディングは、一人ひとりの成長型のマインドセットを形成することを目的としています。

チームビルディングの5段階(タックマンモデル)

チームビルディングには、「タックマンモデル」と呼ばれる、基本的な5段階プロセスがあります。

  1. 形成期
    チームが形成されたばかりで、ほかのメンバーのことや自分の役割についても、まだ理解できていない段階です。緊張感を解き、お互いの理解が深まるような気軽なゲームやアクティビティが効果的でしょう。
  2. 混乱期
    意見や考え方の違いから、メンバー同士のすれ違いや対立が生まれやすくなる段階です。チームで協力して1つの課題を解決していくような研修や、ディスカッションなどが有効となります。
  3. 統一期
    チームのなかに目標が浸透し、メンバー同士の信頼関係もある程度構築されてきた段階です。お互いの理解をより深めることで、それぞれの個性を最大限に活かせるようになります。企業の疑似経営ができるビジネスゲームなどがおすすめです。
  4. 機能期
    個人それぞれが能力を発揮し、お互いをサポートしあえる状態で、チームとして高いパフォーマンスを発揮できる段階です。仕事から離れたスポーツやアクティビティでリフレッシュすることが、チームの良い状態を維持することに繋がるでしょう。
  5. 散会期
    目標が達成された、もしくは時間の制約により、チームとしての活動が終了する段階です。

オンラインのチームビルディングが注目される理由

近年、オンラインで行うチームビルディングが注目されるようになった理由は、大きく2つあります。1つは「新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響」、もう1つは、「テレワークの普及」です。

1.新型コロナウイルス感染症の影響

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、入社式、社員旅行、研修・ワークショップなどの社内イベントが、以前のようには開催できない状況が続いています。社員同士が繋がり、交流を深める機会が激減してしまっているのです。対面での社内イベントに代わる社員同士の交流の機会としても、オンラインでのチームビルディングが注目されています。

2.テレワークの普及

日本でも、随分テレワークが普及しました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に加えて、働き方にも多様性が求められる時代となってきたためです。

テレワークは、ワークライフバランスが実現しやすい、オフィスコストを削減できるなどのメリットがあることから、パンデミック終了後も働き方の主流となっていく可能性があります。

一方、多くの企業が、社内コミュニケーション不足、チーム意識の希薄化などの課題に直面しています。社内コミュニケーションを活性化させ、チーム力を高めるための1つの方法として、オンラインでのチームビルディングを実施する企業が増えています。

オンラインでチームビルディングを実施するメリット

オンラインのチームビルディングを導入することで得られるメリットについて解説します。

テレワークのストレス解消になる

テレワークだからこそ発生するストレスもあります。株式会社パーソナル総合研究所が2020年に実施した『パーソル総合研究所「テレワークにおける不安感・孤独感に関する定量調査」』では、多くのテレワーカーが不安を感じていることがわかりました。具体的には、「相手の気持ちが察しにくい」(39.5%)、「仕事をさぼっていると思われていないか」(38.4%)などが挙げられています。また、「孤立していると思う」と回答した人は28.8%と、テレワークにより孤独感を覚えている人もいるようです。

テレワークにおいても、社員のメンタルヘルス不調を未然に防ぐための対策は欠かせません。オンラインで楽しめるゲームやアクティビティを導入することで、テレワークならではのストレスや不安、孤独感の解消に繋げることができるでしょう。

参考:パーソル総合研究所、テレワークに関する不安感や孤独感について調査結果を公表不安感・孤独感はテレワーカーが2~3割の職場で最も高い。まだらテレワークに注意 – パーソル総合研究所

社員同士の交流が深まる

オンラインなら、対面での社内イベントの開催が難しいコロナ禍においても、社員同士の交流を深めることができます。また、対面の場合は、どうしても席が近い人とばかり話してしまい、コミュニケーションが特定の人に偏りがちです。複数人の会話のなかになかなか入っていけないというタイプの人も少なくないでしょう。

オンラインで行うチームビルディングは、参加者全員とコミュニケーションがとれること、平等に発言できることも魅力です。

場所を選ばない

オンラインでのチームビルディングや社内イベントは、開催場所を選びません。どこからでも参加することができるため、出張が多い人や、家事・育児などの事情でこれまで参加が難しかった人も、参加しやすくなるでしょう。

また、普段なかなか交流の機会がない他部署や、遠方の支店・事業所のメンバーとも、オンラインなら容易にコミュニケーションをとることが可能となります。

コスト削減になる

オンラインでのチームビルディングや社内イベントは、費用対効果が高いことも魅力です。対面の場合は、メンバーが1つの会場に集まる必要があるため、移動費や会場費、宿泊費がかかることもあるでしょう。オンラインであれば、これらが不要となるので、経済的コストを抑えることができます。

また、対面の場合は、社員は会場まで移動しなければならず、その分の時間も確保しなければなりません。移動時間が削減できることも、オンラインのメリットの1つです。

オンラインでチームビルディングを実施するポイント

オンラインでチームビルディングを実施する際は、効果を最大限発揮させるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

通信環境や操作方法の確認

オンラインでのチームビルディングに参加するためには、インターネット回線、カメラ・マイク付きのパソコン、Zoomなどのコミュニケーションツールが必要となります。テレワークの場合、自宅(もしくは仕事をする場所)にこれらが揃っているか、まずは社員全員に確認しましょう。

操作に不慣れな人もいるので、いきなり実践するのではなく、事前に操作方法をレクチャーしておくことも大切です。

アイスブレイクを取り入れる

アイスブレイクとは、緊張感を解き、雰囲気を和ませるために、会議や研修の前に「ワンクッション」入れることを言います。

オンラインでのコミュニケーションには独特な「間」が生まれてしまうため、「変に緊張してしまう」「なかなか慣れない」と感じている人も少なくありません。全員がリラックスして、積極的な姿勢で参加できるような雰囲気をつくるためにも、簡単な自己紹介や、ゲーム感覚で楽しめるプログラムを取り入れるとよいでしょう。

原則、カメラをONにしてもらう

Zoomなどのコミュニケーションツールは、カメラをOFFにして参加をすることも可能です。しかし、お互いの顔が見えないと、相手の反応がわかりづらいため、不安を覚える人もいます。「顔出し」を強要することはハラスメントと捉えられる可能性もあるので注意が必要ですが、チームビルディングにおいては、「カメラはON」を原則としたほうが、高い効果が期待できるでしょう。

オンラインでのチームビルディングの事例

オンラインでチームビルディングを実施することで、高い効果を生み出している好事例として、「株式会社ヤッホーブルーイング」、「株式会社ソニックガーデン」の2社の取り組みを紹介します。

株式会社ヤッホーブルーイング

株式会社ヤッホーブルーイングは、長野県に本社を置くクラフトビールメーカーで、「よなよなエール」、「インドの青鬼」などの商品で有名です。2017年から4年連続で「働きがいのある会社」にランクインするほど、明るく働きやすいと評される会社ですが、2008年頃の社内の雰囲気は、非常にネガティブなものでした。個人での仕事はしっかりとこなせるものの、チームでの仕事は他人任せだったそうです。

このままでは会社の成長はないと感じ、チームづくりに力を入れることを決断した社長が出会ったのが、楽天大学の「Team Building Programs」でした。社長はこれを、ヤッホーブルーイング流にアレンジし、現在は目的や段階に合わせて、4つのプログラムを設けています。自主参加を絶対条件とし、年に1度のペースで開催し続けており、2009年から2020年までに90名近くのスタッフが受講しました。

以前の暗い雰囲気が嘘のように、現在の社内の雰囲気は、明るく活気に満ち溢れています。一般社団法人at Will Work主催の「Work Story Award2020」では、テーマ部門賞(2.コミュニケーション、コラボレーション、チームビルディング)を受賞するなど、この取り組みは社外からも高く評価されています。

参考:ヤッホーブルーイング流チームビルディング──二桁成長を後押しした社内研修とは? | at Will Work

株式会社ソニックガーデン

ソフトウェアの企画・開発などを行う株式会社ソニックガーデンは、新型コロナウイルス感染症の流行前から全員がリモートワークで、物理的なオフィスがありません。また、中間管理職も置かず、社員一人ひとりのセルフマネジメントを重視した経営を行っています。そんな「管理ゼロ」の経営スタイルだからこそ、対面でのコミュニケーションの機会を大切にしてきました。しかし、社員数が増えたことと、新型コロナウイルス感染症の流行により、コミュニケーションが希薄化してしまったのです。

社内コミュニケーションを促進するために、まず行ったのが、「ソニックガーデンTV」です。社長は、以前から社内広報を大切にしており、2014年から「社長ラジオ」として、社員に向けてメッセージを配信していました。これを「ソニックガーデンTV」にバージョンアップし、毎週金曜日のお昼に1時間、社内用YouTubeチャンネルでリアルタイム放送を始めたのです。ゲストに社員を呼びプレゼンをしてもらうなど、内容も改善を重ね、社員からも大きな反響が届いているそうです。

また、社員と経営陣のコミュニケーションを活性化させるために、月に一度、社長と副社長がリアルタイムで質問に答える「人生相談ラジオ」もスタートしました。質問は匿名で募集されるので、まじめな質問だけでなく、好きな漫画についての気軽な質問まで、さまざまな質問が集まります。潜在的な離職リスクへの対応や、労使間の信頼関係の強化などを効果として実感されているようです。

参考:社員をつなぐ「社内テレビ」放送──全員リモートワーク企業の社内広報のあり方とは | at Will Work

オンラインでのチームビルディングにおすすめのサービス2

最後に、株式会社IKUSAが提供する、オンラインでのチームビルディングにおすすめのサービスを紹介します。

リモ謎

リモートワーク謎解きチームビルディング、略して「リモ謎」。ビデオチャットツールを用いて実施する、大人数参加型の謎解き脱出ゲームです。参加者は、共に協力しながら1時間~1時間半の間に謎を解き、ある空間からの脱出を目指します。役割分担や情報共有が必要なので、チーム力の強化とコミュニケーション活性化に効果的です。

「閉ざされた電脳都市からの脱出」、「燃え盛る本能寺からの脱出」、「終わらないリモート会議からの脱出」など、世界観にこだわったプランが複数用意されています。独自開発の「リモ謎システム」は、操作方法がシンプルなので、オンラインに不慣れな方にもおすすめです。

リモ謎の詳細はこちら

合意形成研修コンサスゲームONLINE

「合意形成研修コンセンサスゲームONLINE」は、ビデオチャットツールを用いて、オンラインで実施するコンセンサスゲームです。コンセンサスゲームとは、複数人で話し合って、与えられた課題の答えを導き出すというゲームで、社内研修などでよく用いられます。

「ジャングルサバイバル」や「帰宅困難サバイバル」といった世界観・演出にこだわったプランが用意されており、論理的思考力、協調性、コミュニケーション力などを楽しみながら学ぶことができます。全員が参加し、お互いに協力せざるを得ない構造となっているので、チームビルディングに効果的です。

まとめ

日本でもテレワークが普及し、オンラインでのコミュニケーションの重要性が増しています。今後、ICT技術はますます発達し、働き方もより多様化していくでしょう。従来対面で行われてきたチームビルディングも、時代に合わせて、オンラインで実施する方法を考えていく必要があります。

オンラインでのチームビルディングの効果を発揮させるためには、「楽しく」学べる雰囲気づくりが欠かせません。そのために、本記事で紹介したようなサービスを導入するのもおすすめです。

まずは自社のオンラインコミュニケーションの課題を把握し、最適なチームビルディングの手法を考えてみてください。

あらたこまち

この記事を書いた人

あらたこまち

雪国生まれ、関西在住のライター・ラジオパーソナリティ・イベントMC。
不動産・建設会社の事務職を長年務めたのち、フリーに転身。ラジオパーソナリティーとしては情報番組や洋楽番組を担当。
猫と音楽(特にSOUL/FUNK)をこよなく愛し、人生の生きがいとしている。好きな食べ物はトウモロコシ。

ページトップへ戻る