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謎解きの暗号まとめ!パターン別に紹介

  • 謎解き
更新日:2026.10.16

暗号には、さまざまな種類があります。謎解きイベントを開催するなら、できるだけ多様な暗号を用意することで、参加者の満足度も高められるでしょう。

本記事では、謎解きでよく用いられる暗号を、「文字の並びや読み方を変える暗号」「五十音・アルファベットを使った暗号」「その他の暗号」の3パターンに分けて紹介します。

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文字の並びや読み方を変える謎解きの暗号

謎解きでは、書かれている文字を別の文字に置き換えるのではなく、順番や読み方を変えることで解読できる暗号がよく用いられます。特別な仕掛けや道具などを用意する必要がないため、取り入れやすいのが特徴です。ここでは、謎解きで使われることの多い、文字の並びや読み方を変えるタイプの暗号を8つ紹介します。

アナグラム

アナグラムとは、単語や文章を構成する文字を並び替えることで、まったく意味の異なる言葉を作る遊びを指します。謎解きでは、「文字を並び替えて意味の異なる言葉を作りなさい」とストレートな問題が出されることもありますが、特に説明もなく謎の単語・文章として提示されることもあります。アナグラムは謎解きの定番の暗号なので、意味がわからない単語・文章を提示されたときは、まず並び替えを試してみるのもよいでしょう。

アナグラムは文字数が多くなるほど難易度も上がります。文字数が多い場合は、参加者が楽しめるようヒントを用意しておくことをおすすめします。

逆読み

逆読みは、その言葉通り文字や文章を逆から読むことで解ける暗号です。たとえば、横書きの場合は通常左から右に読みますが、右から左に読むことで、意味の通る単語や文章になるという仕掛けです。

謎解きでは、普通に読むだけでは意味がわからない文字列とともに、「反対」「後ろ」などの指示やヒントが与えられる場合が多いでしょう。難易度を上げるために、他の読み方(縦読みや一文字飛ばしなど)と組み合わせるのも一案です。

縦読み

縦読みは、横書きされている文章の特定の列を縦読みすると、意味の通る単語や文章になるという言葉遊びです。新聞のテレビ欄などで見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

もしくは、謎の答えをマス目に書き込んでいき、マス目を全部埋めたあとで特定の列を縦読みすると、最後の答えがわかるというような仕掛けが取り入れられることもあります。この場合は、縦読みに限らず横読み、斜め読みなどでも構いません。ヒントとしてマス目に色を付けたり、どこかに小さく矢印を書いておいたりするとよいでしょう。

渦巻き読み

提示された謎の文字を、外から中に向かって渦を描くような順番で読んでいくと、意味が通る言葉になる暗号もあります。

なぞと
いな き
しのた

たとえば、これを左上の「な」から時計回りに読んでいくと、「なぞときたのしいな(謎解き楽しいな)」という文章になります。

読み始める文字の位置にマークを付ける、「時計回り」「左回り」などのキーワードを示すなど、ヒントを用意してもよいかもしれません。難易度を上げたいときは、決まった間隔で不要な文字を混ぜて、「渦巻き読み+飛ばし読み」で解読できるような暗号としてもよいでしょう。

鏡文字

鏡文字とは、左右が逆になった文字のことです。鏡に映して反転させると、正しく読めるようになります。または、謎解きや脳トレのクイズなどでは、半分だけ鏡に映した状態の文字や図(左右対称の文字や図)が提示されることもあります。

「左右反転」「裏返し」などのヒントを与え、頭の中で正しい文字や図をイメージしてもらう形で出題されることもありますが、子ども向けの謎解きでは、実際に鏡を使って暗号を解読してもらう形式とすると、喜ばれるのではないでしょうか。

スキュタレー暗号

スキュタレー暗号は、古代ギリシャで用いられていたとされる古典的な暗号です。「スキュタレー」は、ギリシャ語で「バトン」を意味します。この暗号は、リボン状の紙に謎の文字が書かれており、その紙を決まった太さのバトンに巻き付けたときに、はじめて意味が通る言葉になるというものです。

謎解きでは、実際に謎の文字が書かれたリボン状の紙とバトンを用意し、参加者に紙を巻き付けて解読してもらうようにすると、「解けた!」という達成感や満足感が得やすいのではないでしょうか。

たぬき暗号

たぬき暗号とは、提示された文字列から指定の文字を抜いて読むと、意味の通る言葉になる暗号です。

たとえば、「なたぞとたたきたのたしいたな」という暗号が与えられたとします。ここから「た」を抜いて読むと、「なぞときたのしいな(謎解き楽しいな)」という文章になります。たぬき(狸)のイラストを添えるなどヒントを用意すると、初心者でも解読しやすいでしょう。

「た」以外のヒントの出し方としては、以下のようなものが考えられます。

  • 「こ」を抜く場合 → こけしのイラストを添える(「こ」消し=こけし)
  • 「け」を抜く場合 → 毛虫のイラストを添える(「け」無視=けむし)

語呂合わせ

語呂合わせとは、言葉の語呂(調子や響き)を合わせて別の意味を持たせる言葉遊びを指します。歴史の年号を暗記するときや、電話番号、暗証番号などを覚えるために活用したことがあるという人も多いでしょう。

謎解きでの用いられ方としては、特定の言葉を数字に変換したものがヒントになる、または提示された謎の数字の語呂からメッセージを解読するなどがあります。

「831=野菜」「78=那覇」のようなシンプルな語呂合わせの他に、以下のように少しひねりを加えることもできます。

  • 999=サンキュー ※9(キュー)が3つ(サン)並んでいるので
  • 38=ミツバチ ※3つ(みっつ)の8(はち)

ただ、あまり無理やり感のある語呂合わせだと、参加者が納得感や満足感を得られなくなるので注意しましょう。

五十音・アルファベットを使った謎解きの暗号

謎解きでは、五十音やアルファベットの並び順を利用した暗号もよく使われます。文字そのものを別の文字に置き換えたり、表を使って解読したりするものがあります。ここでは、謎解きでよく使われる、五十音・アルファベットを利用した代表的な暗号を6つ紹介します。

五十音表を使った暗号

以下の五十音表を使ったさまざまな暗号も、謎解きでよく用いられます。

んわらやまはなたさかあ
りみひにちしきい
るゆむふぬつすくう
れめへねてせけえ
をろよもほのとそこお

謎解きでは、提示されたヒント通りにこの表を読むことで解読できる暗号が出題されることがあります。たとえば、簡単なものであれば以下のような問題です。

  • ヒント「ふ→」 → 答え「ふね(船)」
  • ヒント「ゆ」「斜め」 → 答え「ゆめ(夢)」

他にも、アイデアや工夫次第でさまざまな暗号を作ることができます。

上杉暗号

五十音表ではなく、以下の「いろはうた」が書き込まれた表を使って解読する暗号もあります。この暗号は、戦国武将の上杉謙信の家臣が考案したものとされており、上杉暗号と呼ばれています。

七六五四三二一
ゑあやらよちい一
ひさまむたりろ二
もきけうれぬは三
せゆふゐそるに四
すめこのつをほ五
んみえおねわへ六
してくなかと七

たとえば、「六一 一一 七六」という暗号が示されたとします。これを上記の列・行に対応した文字に置き換えると、「あ い す(アイス)」と読むことができます。

戦国や日本の歴史をテーマにした謎解きにぴったりの暗号ではないでしょうか。

シーザー暗号

シーザー暗号とは、五十音やアルファベットの順番を活用した暗号です。一般的に知られる順番(あいうえお……、ABCD……)から、何文字かずらして文字を置き換えることで解読します。

たとえば、謎解きのルールを「3文字ずらす」とする場合、

  • 暗号「きいゆ」 → 答え「こおり(氷)」
  • 暗号「FZB」 → 答え「ICE(アイス:氷)」

となります。

「3文字ずらす」というルールをあらかじめ伝えておいてもよいですし、上級者向けなら謎だけを提示する形でもよいでしょう。シーザー暗号は謎解きの定番の暗号ですし、よく使われるのは「3文字ずらす」か「13文字ずらす」なので、上級者ならまずこのルールで試してみる方が多いと考えられます。

この暗号は、古代ローマのガイウス・ユリウス・カエサルが使っていたとされており、カエサル式暗号ともいわれます。また、文字をずらして(シフトして)解読することから、シフト暗号と呼ばれることもあります。

アルファベットを数字に変換する暗号

謎解きでは、アルファベットを数字に変換する、または、反対に数字をアルファベットに変換することで解読できる暗号が用いられることもあります。

たとえば、謎のアルファベットの文字列を提示されたなら、一般的なアルファベットの順番通りに、「A=1」、「B=2」、「C=3」と数字を当てていきます(最後は「Z=26」となります)。そして、提示されたアルファベットを、対応する数字に変換したものが答えになるというものです。

ただ、「A=1」ではなく「A=0」から始めるルールもあるため、どちらのルールを適用しているのかがわかるヒントを用意しておく必要があります。

アトバシュ暗号

アトバシュ暗号は、アルファベットを通常とは逆の順番に並び替えて置き換えることで解読する暗号です。

一般的なアルファベットの順番は

「ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ」

ですが、アトバシュ暗号では

「ZYXWVUTSRQPONMLKJIHGFEDCBA」

として、同じ順番の文字に置き換えて解読します。

広く知られている暗号ではありますが、謎解き初心者の場合はなかなか「アルファベットを逆順にして置き換えてみよう!」とは気づけないものです。そのため、問題やヒントの出し方を工夫する必要があるでしょう。

ポリュビオス暗号

ポリュビオス暗号は、先ほど紹介した上杉暗号と原理としては同じです。以下の「ポリュビオスのチェッカー盤」と呼ばれる表を使い、文字列を数字に変換して暗号化します。

12345
1ABCDE
2FGHI / JK
3LMNOP
4QRSTU
5VWXYZ

たとえば「NAZO」を暗号化するなら、「N=33」、「A=11」、「Z=55」、「O=34」なので、「33115534」と表します。

アルファベットは全部で26文字ありますが、この表は25マスしかないため、「I」と「J」が同じマスに入っています。謎解きでは、マスの数を増やして「I」と「J」を分け、さらに大文字・小文字を区別したり、数字を入れたりする場合もあります。

その他の代表的な謎解きの暗号

他にも、謎解きでは以下のような暗号が用いられることも多いです。

身の回りにある法則を活用した暗号

謎解きに、身の回りにある法則を活用した暗号が取り入れられることもあります。たとえば、よくあるのが「曜日」や「時間」です。

  • 曜日の漢字、または平仮名や英語表記にしたときの頭文字から答えを導き出すもの
  • 丸の中に書かれた矢印がアナログ時計の針を表しており、それが示す時間がヒントになるもの

などが多く見られます。

同じように、季節(春夏秋冬)や月(1月~12月)、十二支、宇宙をテーマにした謎解きなら太陽系の惑星の並び(水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星)などを活用するのも面白いのではないでしょうか。

パソコンのキーボードを利用した暗号

日本のパソコンのキーボードは、一つひとつのキーにアルファベットと平仮名が一文字ずつ印字されています。これを活用した暗号も、謎解きで出題されることがあります。

たとえば、「NTY」という暗号を提示されたなら、それぞれ同じキーに印字されている平仮名「みかん」が答えとなります。

スマートフォンのキーボードを利用した暗号

最近はスマートフォンで楽しめる謎解きが増えており、スマートフォンのキーボードを利用した暗号も定番になりつつあります。スマートフォンのキーボードの配列は設定で変えることもできますが、一般的に標準の状態では以下のような並びとなっています。

あかさ
たなは
ま やら
わ、。?!

謎解きでは、上記から文字を抜いた3×4のマス目に矢印や数字を入れたものを、暗号やヒントとして提示することがあります。マス目に矢印が書かれているならフリック入力で入力できる文字、数字が書かれているならトグル入力で入力できる文字が答えになるというものです。

マス目に文字が書かれていないと、初心者の方はなかなか「これはスマートフォンのキーボード画面を表しているのかもしれない」と気づけないこともあるので、何かヒントを用意しておくとよいでしょう。

モールス符号

モールス符号とは、「・」(短点、トン)と「-」(長点、ツー)を組み合わせて情報を伝える方法です。電信などで用いられているものですが、謎解きではこれを使った暗号が出題されることもあります。

モールス符号は、文字や数字ごとに「・」と「-」の組み合わせが決められています。たとえば、「S=・・・(トントントン)」、「O=---(ツーツーツー)」と表すので、「SOS」を伝えたいときは、

「・・・---・・・(トントントンツーツーツートントントン)」となります。

モールス符号の表記は、総務省の電波学習ポータルでも紹介されています。

参考:モールス信号体験 | 電波学習ポータル | 総務省総合通信基盤局

記号や図形、イラストを使った暗号

記号を使った暗号は、モールス符号以外にもあります。たとえば、ピッグペン暗号と呼ばれる暗号です。ピッグペン(pigpen)は「豚舎」や「豚小屋」を意味する英単語で、アルファベットの各文字を、柵で囲ったような記号で表現します。記号は、縦・横・斜めの線と点を組み合わせたものとなっています。

また、独自の絵文字(イラスト)を使った暗号もあります。有名なのが、「踊る人形」です。アーサー・コナン・ドイルの小説、シャーロック・ホームズシリーズに登場する暗号で、アルファベットの文字それぞれを、踊っているような人形の絵文字で表します。

アイテムを使って解読する暗号

ひらめきだけでなく、何かアイテムを使って解読する暗号も人気です。たとえば、先ほど紹介した「鏡文字」のように鏡を使うと読めるようになる暗号や、特殊印刷を使った暗号などがあります。特殊印刷は、見る角度を変える、光を当てる、水に浮かべるなど、特定のアクションにより通常では見えなかった文字やイラストが浮かび上がるというものです。

解読するためのアクションを用意すると、「物語の主人公になっている」感覚や、「自分が解読した」という感覚、喜びなども得やすくなります。特に子ども向けの謎解きには、このようなアイテムを使って解読する暗号を用意すると喜ばれるのではないでしょうか。

まとめ

謎解きで同じような暗号ばかり続くと、途中で参加者に飽きられてしまう可能性があります。できるだけ、多様な暗号を取り入れるとよいでしょう。

本記事で紹介した暗号の中には、特別なものを用意しなくても自分で作れるものもあります。しかし、イベントやプロモーションなどで活用するなら、謎解き制作会社に依頼することをおすすめします。参加者の満足度を高めるためには、暗号そのものの面白さだけでなく、ストーリーや仕掛け(ギミック)などの設計が重要になるためです。謎解き制作会社に依頼することで、質の高い謎解きが実施できるでしょう。

 

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謎解き脱出ゲームのシェルジュくん

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