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謎解きのギミックまとめ!カテゴリ別に紹介
- 謎解き

目次
ギミック(gimmick)は、「仕掛け」や「からくり」「工夫」などの意味を持つ英単語です。謎解きにおけるギミックとは、謎解きをクリアするためのさまざまな仕掛けのことをいいます。ただ与えられた謎(問題や暗号、パズルなど)を解くだけでなく、ギミックがあることで、そのゲーム全体の楽しさや没入感もアップします。
謎解きのギミックには、さまざまなものが活用されます。
- 紙・印刷物を使った謎解きギミック
- 鏡や光を使った謎解きギミック
- スマートフォンやアプリを使った謎解きギミック
- 音や映像を使った謎解きギミック
- インターネットを使った謎解きギミック
本記事では、上記のカテゴリ別に代表的な謎解きギミックを紹介します。
紙・印刷物を使った謎解きギミック

紙や印刷物を使ったギミックは、謎解きや宝探し、脱出ゲームなどさまざまなイベントで採用されています。冊子やパンフレットなどに仕掛けることもできるため、室内で行う謎解きだけでなく、地域活性化を目的とした周遊型イベントや、商品のプロモーションなどにも活用できるでしょう。他に特別なものを用意する必要がないため、簡単なものであれば自分たちで作ることも可能です。
ここでは、紙や印刷物を使った代表的な謎解きギミックを紹介します。
紙を折るギミック
紙を折るギミックは、謎の文字やイラストなどが描かれた紙を指示通りに折っていくと、図形が完成する、答えが出る、新たなキーワードが得られるといったギミックです。折った紙の影の形が答えのヒントになるものもあります。
また、折り方の指示の与え方も、以下のようにさまざまなパターンがあります。
<例>
- 「点線を谷折り」のように、折る場所と折り方を具体的に指示されるパターン
- 紙に同じマークが2つ描かれており、2つがちょうど重なるように折るパターン
- 紙に謎のイラストが2つ描かれており、断面が接するように折ることでイラストを完成させるパターン
頭で考えるだけでなく、「折る」という手の動作があることで、謎解き初心者でも直感的に楽しむことができます。
紙を折るギミックの応用で、「曲げる」ギミックもあります。
紙を重ねるギミック
複数枚の紙を重ねることで、バラバラに書かれていた文字が一つのキーワードになったり、隠れていたイラスト・模様などが現れたりするギミックです。以下のように、さまざまなバリエーションがあります。
<例>
- 謎の文字が書かれた方眼紙の上に穴が空いた画用紙を重ね、穴から見える文字をつなげて答えを出す。
- クリアシートを資料に重ねると、隠されていたヒントが浮かび上がる。
それぞれの紙には情報の一部しか書かれておらず、答えやヒントを得るためには正しい順序・位置で重ねる必要があります。ひらめきが求められるため、人気のギミックです。少し難易度を上げたいときは、物理的に紙を重ねるのではなく、頭の中で重ねてもらうやり方もよいでしょう。
紙を切るギミック
紙を切るギミックは、実際に紙を切るのではなく、頭の中でイメージして答えを当てるタイプの謎解きが多いです。たとえば、以下のような謎解きがよく用いられます。
<例>
- 複数の線が引かれた紙を提示され、「三角形が〇つ、四角形が〇つできるようにするにはどの線を切ればよいか」を答える。
- 複数回折った紙を提示され、「これをハサミで真ん中から切ると、どのような形がいくつできるか」を答える。
想像力が求められるので、脳トレとしてもおすすめです。
紙を塗りつぶすギミック
紙を塗りつぶすギミックは、まず、参加者にマス目が書かれた紙が与えられます。謎を解いて答えに対応するマスを塗りつぶしていくと文字が浮かび上がり、それが最終的な答えになるというギミックです。
または、ノートのあるページが破れてしまっており、そこに書かれていた情報を明らかにするために、後ろのページを鉛筆で塗りつぶすというギミックもあります。鉛筆で塗りつぶすことで、筆圧で凹んだ部分が白い線として浮かび上がるのです。
特殊印刷を使ったギミック
通常の印刷では見えない情報を、特殊な加工によって隠しておくギミックも人気です。以下のように、さまざまな種類があります。
<例>
- 正面から見ると何も見えないが、見る角度を変えるとヒントが浮かび上がる。
- 一見白紙なのに、水に浮かべると文字やイラストが現れる。
- カメラでフラッシュ撮影をすると、特殊印刷をした文字やイラストが写真に映る。
このようなギミックを用意すると、参加者は謎を解く楽しさだけでなく、試す楽しさも味わえます。印象にも残りやすくなるため、イベントやプロモーションなどにもおすすめです。
鏡や光を使った謎解きギミック

紙以外に、身近にあるものを活用した謎解きギミックが用いられることもあります。新たな情報を入手するためには、参加者自身が、特定のものを使って何かアクションを起こす必要があります。そのため、情報を見つけたときの喜びや、「自分が解いた」という感覚を得やすいのが特徴です。
ここでは代表的な例として、鏡を使うギミックと光(ライト)を使うギミックを紹介します。
鏡を使うギミック
鏡を使うギミックには、与えられた文字やイラストを鏡に映して反転させることで正しい情報を読み取るものや、歪んだ文字やイラストを円柱の鏡(水を入れたコップなど)に映すことで読み取るものなどがあります。鏡に映して初めて読み取れる情報になるため、参加者に驚きを与えられます。小さな子どもにも人気のギミックです。
また、半分だけ鏡合わせになった文字を見せて、もともとの文字を当てるというタイプの謎解きもあります。そのような文字(漢字)を複数提示して、「これらを組み合わせるとどのような熟語になるか?」という問題にしてもよいでしょう。
光を使うギミック
ライトなどの光を鏡に反射させたり、水面に反射・屈折させたりすることで謎を解く、または光をゴールまで届けるといったギミックも人気です。クリアするためには、正しい位置に鏡などを設置し、正しい角度で光を当てなければなりません。光の性質も学べるため、子ども向けの謎解きにもおすすめです。
また、特殊印刷技術と光を活用し、「ライトで光を当てると、これまで気づかなかった情報が浮かび上がる」というギミックもあります。参加者自身がライトを照らすことで初めて情報が得られるため、「見つけた」という体験を演出しやすいのが特徴です。太陽光の影響を受けないように会場をある程度暗くする必要があるため、没入型の謎解き脱出ゲームなどに適しています。
スマートフォンやアプリを使った謎解きギミック

近年の謎解きイベントでは、スマートフォンやアプリを使ったギミックも増えています。これらを活用することで、物理的な空間や道具だけでは実現が難しい演出も可能となり、強く印象に残る体験を提供できるようになります。
ここでは、スマートフォンやアプリを使った代表的なギミックを紹介します。
QRコードを読み取るギミック
スマートフォンのカメラでQRコードを読み取ると、新たな謎やヒントなどを取得することができるというギミックも人気です。または、与えられた謎を解くことでエリア内に隠されたQRコードの場所を特定し、それを読み取ることでポイントを獲得するというタイプの謎解きもあります。最終的に獲得できたポイントの数を競う「競争型」にすることで、イベントが盛り上がりやすくなります。
QRコードを記載した看板やポスター、チラシなどをエリア内に広く散りばめれば、参加者に周遊を促すことができます。その結果として、滞在時間の延長や、エリア内の店舗の売上アップなども期待できるため、商業施設のイベントや、地域活性化を目的とした謎解きイベントで広く用いられています。
LINEを使うギミック
LINEを使った謎解きゲームや謎解きイベントも増えています。LINEは、国内月間利用者数1億人を超える(※)コミュニケーションアプリの代表格です。多くの人が普段から利用しているアプリであるため、謎解きのために別途アプリをインストールする必要がなく、参加しやすいというメリットがあります。
※参考:LINE、国内月間利用者数が1億ユーザーを突破 – LY Corporation
IKUSAでは、LINEの自動返信機能を利用した「LINE謎解き」を提供しています。参加者がトーク画面から謎の答えなどを送信すると、主催者側であらかじめ設定しておいた問題や解答、メッセージなどが自動で送信されるサービスです。一問一答形式で気軽に実施できるプランと、周遊型謎解きイベント向けのプランも用意しています。LINEの公式アカウントの友達登録者を増やしたい企業や店舗の他、社内イベントにもおすすめです。
スマートフォンのカメラと最新技術を組み合わせたギミック
スマートフォン(タブレットでも可)のカメラと最新技術を組み合わせたギミックを用意すれば、参加者に非日常感のある特別な体験を提供できます。
さまざまなものがありますが、たとえばAR(拡張現実)を使ったギミックです。スマートフォンのカメラなどを通して、実際の風景にデジタル情報をリアルタイムで重ねる技術をARといいます。これを謎解きに活用することで、「特定の場所でスマートフォンのカメラアプリを起動すると、画面上にキャラクターや謎のヒントが現れる」といった仕掛けが可能となります。
その他、IKUSAが提供する「混乱する捜査会議からの脱出」という体験型推理ゲームには、NECネクサソリューションズが開発した「被写体認識基盤サービス」という最新技術を取り入れています。参加者は、まず自身のスマートフォンでQRコードを読み込み、専用のWebサイトにアクセスします。そこから端末のカメラで証拠品を撮影すると、新たな手がかりを入手できるので、それらをチームのメンバーに共有し、協力して整理・分析・推理することで真相を導き出すというゲームです。
位置情報(GPS)を活用するギミック
地図を見ながら指定のエリアを巡り、隠された謎や宝を見つけるというゲームは以前からありますが、紙の地図ではなくデジタルな地図とし、さらに位置情報(GPS)と組み合わせることで、本当に物語の主人公になったかのような体験を提供できます。位置情報(GPS)を物語の世界を表すマップと連動させ、特定の場所まで行くと新しい謎や情報が得られるという仕組みです。
特定のエリア内を歩き回りながら謎解きを楽しめるため、地域活性化を目的とした謎解きイベントや、観光地を舞台にした謎解きイベントなどで広く活用されています。参加者が自分のペースで街歩きと謎解きを楽しめるよう、制限時間を設けるのではなく、「チャレンジを開始してから〇日間体験可能」など長期で実施するケースが多いです。
音や映像を使った謎解きギミック

謎解きに音や映像を活用し、参加者の五感に働きかけることで、より没入感のある謎解き体験を演出できます。また、文字だけでは伝えるのが難しいことも、音や映像を使うと表現しやすくなります。ストーリー性の高い謎解きや、世界観を重視するリアル謎解き脱出ゲームなどに特におすすめです。
ここでは、音や映像を使った代表的なギミックを紹介します。
音声ガイドアプリを使用するギミック
インバウンド観光客への対応やガイド不足解消の手段として、観光音声ガイドのニーズが高まっています。また、水族館や博物館、美術館などの中には、展示している生き物や作品などへの理解を深めてもらうために、音声ガイドが用意されているところもあります。この音声ガイドと、謎解きを組み合わせたイベントも人気です。人気声優によるガイドを聞きながら謎解きを楽しめるイベントを実施するケースもあります。
参加者は、事前に音声ガイドアプリをダウンロードしておきます。当日はイヤフォン(またはヘッドフォン)で音声ガイドを聞きながらエリア内を探索し、用意された謎をすべて解くことができればクリアとなります。
映像を使った謎解きギミック
映像を活用した謎解きイベントも多数あります。特に近年人気を集めているのが、VRの謎解きです。
VRとは、「バーチャル・リアリティ(Virtual Reality)」の略称で、日本語では「仮想現実」と訳されます。専用のゴーグルをつけると、コンピューターが創り出した世界が360°に広がります。まるで自分が本当にその物語の世界に入り込んだかのような感覚を味わえる技術です。ゴーグルは一人ひとりが装着しますが、個人ではなくチームで進めていく謎解きもあります。
また、オンライン上に用意された360°のバーチャル空間上で謎解きを楽しめるイベントを実施するケースもあります。特別なアプリなどは必要なく、インターネット環境さえ整っていれば参加可能な場合が多いです。
プロジェクションマッピングを活用するギミック
プロジェクションマッピングを活用した謎解き脱出ゲームを提供する企業もあります。プロジェクションマッピングとは、プロジェクターなどの映写機器を使い、建物や立体物に映像を投影する技術です。実際にあるものと、変化する光やアートなどを組み合わせることで、非日常な空間を演出できます。
この技術を組み合わせた謎解きでは、物語の世界観を表す映像が投影され、それが参加者のアクションにより変化していきます。参加者は、「物語の主人公」である感覚をより強く味わうことができます。
インターネットを使った謎解きギミック

最近は、オンラインで楽しめる謎解きも増えています。専用のアプリやサイトを使用するものもありますが、インターネット環境さえあれば実施できる手軽な謎解きが人気です。
ここではその代表的な例として、Webサイトを使ったギミックと検索エンジンを活用したギミックを紹介します。
Webサイトを使ったギミック
企業やブランド、商品のWebサイトを使った謎解きも、認知度や売上アップの方法として有効です。
たとえばユニクロは、2013年8月に『ユニクロ暗号を解読せよ!』という謎解きを活用したキャンペーンを実施しました。ユニクロのWebサイトに突如現れたキューブの謎をすべて解き明かすと、オンラインストアで利用できるクーポンをゲットできるというものです。謎は、Webサイト内をよく観察しなければ解けない構造となっていました。
このユニークなコンテンツはSNSでも拡散され、公開3日目で挑戦者数は35万人を突破するなど、大きな話題となりました。
参考:ユニクロ暗号を解読せよ-PROJECTS|株式会社Birdman
検索エンジンを活用したギミック
一般的な謎解きは、持っている知識や情報の量よりも、ひらめきや発想力が求められるものが多いです。しかし中には、インターネットで必要な知識や情報を調べて回答する「検索謎」と呼ばれるタイプの謎解きもあります。
「与えられた謎をそのまま検索エンジンに入力すれば、簡単に答えがわかるのでは?」と思われるかもしれませんが、そのような単純なものではありません。検索を何度か行って、得られた複数の情報を組み合わせて答えを導き出すような問題もあります。インターネットで情報を探す力が鍛えられる謎解きです。
まとめ

参加者が楽しめるような謎だけでなく、ギミックを用意することで、参加者の没入感や満足感をより高めることができます。なお、ギミックは複雑にしすぎないことが重要です。せっかく物語や謎が魅力的でも、ギミックが複雑だと「ややこしい」「面倒くさい」などと感じて、途中で離脱されてしまう恐れがあります。目的やターゲット、謎解きの世界観などにマッチするギミックを採用することで、イベントをより盛り上げることができるでしょう。
謎解きコンシェルジュは、企業・自治体・施設・学校などで活用できる謎解きイベントの企画・運営を行っています。ユニークな謎解きイベントの企画をお探しの方はぜひ資料をご覧ください。
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