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アイスブレイクにおすすめのゲームをシチュエーションごとに紹介

2020.01.14

アイスブレイクとは、場の空気を和ませるための手法です。緊張した場の空気をアイス(氷)にたとえ、それをブレイク(壊す)ことを意味します。アイスブレイクにはいろいろな種類がありますが、ここでは大人がゲームとして楽しめるものを紹介します。

シチュエーションによって取り入れるべきアイスブレイクは異なるので、シチュエーションごとに紹介していきます。

 

自己紹介で使えるアイスブレイク

自己紹介で使えるアイスブレイク

初対面での自己紹介は、多くの人にとってもっとも緊張する場面かもしれません。社内外問わず、初対面の人同士が集まると緊張感が漂います。そこで便利なのが、自己紹介で使えるアイスブレイクです。

自己紹介で使えるアイスブレイクの選択肢は豊富ですし、シチュエーション的にも、最もアイスブレイクを取り入れるべきタイミングかもしれません。

ある程度経験を積んだ社会人は別として、学生や若手社員の場合は自己紹介のときに緊張しやすいかもしれません。そこで、アイスブレイクを取り入れれば、緊張がほぐれてうまく自己紹介でき、また余裕ができるので人の自己紹介も覚えやすくなります。

具体的には以下のようなアイスブレイクがおすすめです。

 

積木式自己紹介

積木式自己紹介はアイスブレイクの定番中の定番で、ルールもわかりやすいです。参加者が順番に並び、自分より前までの人の自己紹介を全て覚え、順番が回ってきた時にはそれらを全て言った後に自分の自己紹介を付け足すというものです。人の話した内容を覚える方に集中するので、緊張感を忘れられるというメリットもあります。

覚える内容は事前に決めます。名前だけでも良いですし、自己紹介の内容自体は自由にして、それぞれの自己紹介を要約してから自分の自己紹介をする、という形にしても良いでしょう。

ただし、たとえば10人といった人数になると、最後の人が全員分覚えるのは困難です。人の自己紹介を覚えていないことは失礼に値しますが、この場合は仕方がないと言えるでしょう。

また人数が少なくても、覚えられていない場合に多少気まずい思いをするので、人の名前を覚えるのが苦手な人からすると少々辛いゲームかもしれません。とはいえ社会人であれば、基本的に人の名前をすぐに覚えるスキルは必要なのでここで恥をかいておくのもメリットになるかもしれません。

自己紹介する場面は様々ですが、たとえば就職活動の説明会などでは、主催者側は初対面の相手と接することや、名前を忘れてしまったときの気まずい雰囲気にも慣れています。

しかし学生はガチガチに緊張しているので、人の名前を忘れてしまったことに対してパニックで頭が真っ白になってしまうかもしれません。トラウマになってしまうと可哀そうなので、あまりにも緊張感が大きい場面では積木式自己紹介はやめて、次に紹介するような気軽にできるゲームの方がよいでしょう。

 

共通点自己紹介

積木式自己紹介は記憶や要約が中心でしたが、共通点自己紹介では自分との共通点を探さなければならないため、前の人の自己紹介を聞いて考える作業が入ります。共通点を見つけるのはなかなか難しいですが、すぐに自分の番が回ってくるため、頭をフル回転させてなんとか共通点を探さなければなりません。

人の自己紹介を聞いて必死に考えれば、記憶に残りやすいでしょう。考えている人は必死ですが、聞いている方は面白いというメリットもあります。

積木式自己紹介と違って、失敗しても笑いになる可能性が高いです。失敗しても失礼ではないので、肩の荷は軽いでしょう。

 

嘘発見ゲーム

自己紹介の中に一つだけ嘘を含めるゲームも面白いです。嘘の内容はリアリティのある内容にして、すぐにばれないようにすることがポイントになります。ただし、嘘の内容を真実として記憶してしまう可能性がある点がデメリットです。

初対面の人の自己紹介をいくつか聞くと、何が嘘で何が本当だったのか後から混乱する可能性は高くなります。しかし「嘘の自己紹介をした」という前提があるので、後から万が一勘違いしていても相手は怒らず、むしろ笑い話として会話が弾む可能性があります。

人のプロフィールを覚えるのが苦手な人にとって、嘘発見ゲームによる自己紹介はある意味救いかもしれません。

とはいえしっかり覚えておくに越したことはないでしょう。

 

しりとり自己紹介

しりとり形式で自己紹介することで、その人のいろいろな面が見えてきます。基本的に修飾詞を付けて自己紹介することになるので、はっきり言ってしまえば修飾詞次第で同じ内容に結び付けることが可能です。例えば自分が「企画部の〇〇です」という自己紹介がしたい場合、前の人が「よろしくお願いします」という言葉で終わったのなら「少しシャイな、企画部の〜」などとつなげられますし、「仲良くしてください」なら「いつも元気な〜」などとすることができますよね。難しそうに見えて、意外と誰でも簡単にできてしまうのがこのゲームの良いところです。

しりとり形式なので多少頭を使いますが、それほど難易度は高くないでしょう。何周か繰り返して自己紹介していけば、お互いのいろいろな面を知ることができます。

通常の自己紹介なら言わないようなことを言う可能性が高いので、面白みのある自己紹介になります。

 

他己紹介

他己紹介は2人組のペアになってお互い自己紹介をし、その後相手の自己紹介の内容をもとに、全体に向けて自分のペアの紹介をすることになります。そのため、ペアを組んだ相手の自己紹介をしっかりと聞いて、自分の言葉で再構成する必要があります。

ただし、人の発表をあまりしっかり聞いていない人が増える、という欠点もあるでしょう。自分の紹介ではなく人の紹介なので、余計にプレッシャーが大きくなり、人の発表を聞いている余裕がなくなるからです。

人前での発表が苦手な人からするとさらにプレッシャーがかかるので、他己紹介は場を選んで取り入れた方が良さそうです。

 

会議などで使えるアイスブレイク

会議などで使えるアイスブレイク

会議では場の空気が張り詰めたり、逆に緊張感がなくなりすぎて眠くなったりします。そこで使えるアイスブレイクを紹介します。

 

妄想自己紹介

妄想自己紹介は「もしも自分が〇〇だったら……」と仮定をして、自分の妄想を語るという自己紹介です。「夢紹介」とも呼ばれるもので、自分が心の内でどのようなことを考えているかを伝えることができます。普段は話さないようなことなので、みんなのひととなりをより深く知ることができるでしょう。

 

発表する順番は、その場でランダムに決めるのがベストでしょう。あらかじめ発表する人を指名してしまうと、余計なプレッシャーを与えるかもしれないからです。このくらい大したプレッシャーではないかもしれませんが、ストレスになっている時点でアイスブレイクの効果が薄れてしまうので、配慮するとよいでしょう。

また即興で考えるのが得意な人が多い場合はフリーテーマでも良いですが、即興が苦手な人が多い場合にはお題を出した方が良いでしょう。たとえば、「もしもあなたが成功している若手実業家だったらと仮定して自己紹介してください。」「

アイスブレイクの目的はプレッシャーをかけることではなく、楽しんで緊張をほぐすことなので、ハードルを上げすぎると逆効果です。

 

連想ゲーム

連想ゲームは、言葉から連想して言葉をつなげていくゲームです。昔マジカルバナナというゲームが流行りましたが、そのような形です。リズムに乗せるかどうかは自由で、ノリノリでやるのが嫌な場合はリズムに乗せずにそのまま言えば問題ありません。

連想していって、最初の言葉に戻ったら終わりです。割と簡単に戻るので、気分転換にちょうど良いでしょう。すぐに終わってつまらなさそうな場合は、あえて引き伸ばすのも一つの手です。

 

共通点探し

共通点探しは、その場に集まっているメンバーの共通点を探すゲームです。ゲームといっても単に共通点を探して挙げていくだけなので簡単です。「それに何の意味があるの?」と思われるかもしれませんが、実は共通点を探すことがアイスブレイクに効果的なのです。

お互いに共通点や似ているところを見出すことで、警戒心が緩み、親密感を高めることができます。基本的には長所を挙げていく方が気持ちが良いですが、時には短所である共通点を挙げてみても面白いかもしれませんね。

 

ネガティブ自己紹介

ネガティブ自己紹介は、自分のネガティブなことを紹介する自己紹介です。人は他人の成功体験よりも失敗体験に共感しやすいと言われており、実際にそのように感じている方も多いでしょう。

「お互いに共感して仲良くなる」という観点では、ネガティブ自己紹介は非常に効果的です。ネガティブなことを言う人に良いイメージがない、と思われるかもしれませんが、悲観的な言い方をしなければプラスに働くケースも多いのです。

また、ネガティブな自己紹介の後に周りがフォローをする「ネガポジ自己紹介」というゲームもよく知られています。こちらであれば、ネガティブなポイントでも最終的にポジティブに捉えることができるというメリットがあります。

 

心理テストはアイスブレイクとしても使える

心理テストはアイスブレイクとしても使える

心理テストはアイスブレイクとしても有効です。誰もが知っているものなので抵抗が少なく、手軽に導入しやすいというメリットもあります。

 

心理テストは人気

心理テストは、自分でも気付かなかった自分に気付くことができたり、本当の自分を知ることができたりといった点から、多くの人が楽しめます。なるべく多くの心理テストを用意しておいて、その場に応じて臨機応変に出題できるとスマートです。

心理テストを選ぶにあたっては、目的を考えることが重要です。たとえばみんなが疲れていそうなら、疲労度をチェックする心理テストなどを出すと良いでしょう。そして、心理テストはアフターフォローが重要です。たとえば、疲労度が高いという診断が出た人には労いの言葉をかけましょう。

心理テストの例

色による性格診断

これらは有名な心理テストです。色による性格診断は、たとえば赤なら「個性的」、「目立ちたい願望が強い」、「好奇心旺盛」などの特性がある、といったものです。

正直なところ色による性格診断は、たとえば赤なら「個性的、エネルギーが強い」、黄色なら表現豊かで「ユーモアがある」、青は「冷静で理知的」など診断結果が直感的に色に対してイメージする印象とマッチすることが多いため、あまり意外性はないかもしれません。そのため、誰でもわかりやすいというメリットがあるでしょう。いくつか心理テストをやる場合の最初の導入問題として、みんなの緊張をほぐす目的でやるのもありです。

 

人生の優先順位診断

人生の優先度診断にはいくつか種類がありますが、いくつかの選択肢を列挙して、どれを選んだかによって優先度を測るという心理テストになります。診断後のアフターフォローが重要で、その診断結果に対して、「そういう面もあるよね」という話ができると良いでしょう。

具体例を紹介します。たとえば、あなたが今から5匹の動物と砂漠を旅するとします。しかし、なんらかの理由から1匹ずついずれかの動物を選んで置いていかなければなりません。

その5匹の動物は、馬、牛、猿、虎、羊です。この5匹を、どの順番で置いていくかを決めてください。これにより、人生の中で何を優先しているのか、順位づけすることができます。

私の場合、虎、羊、猿、馬、牛、の順で置いていこうと考えました。それぞれの動物は、「虎はプライド」「羊は恋人」「猿は子供」「馬は仕事」「牛は食べ物(お金)」を意味します。結果の見方はシンプルで、真っ先に捨てたものは一番自分の中で優先度が低く、最後まで残したものは優先度が高いということです。

なお、猿は子供だけでなく、家族や友達も含みます。これを踏まえて私の結果をまとめると、真っ先にプライドを捨て、次に恋人を捨て、お金にしがみつくタイプのようです。あまり印象の良い結果ではありませんね。

 

ストレス状態診断

ストレス状態診断の心理テストは複数あって、手軽にできるものから、クリニックが出している本格的なものまであります。また、ストレスの度合いを診断できる心理テストもあれば、ストレスの原因を診断できるものもあります。

アイスブレイクとして行うには、手軽にできる心理テストが良いでしょう。チェックシートに記入してもらうような本格的なものは、アイスブレイクには適さないので避けましょう。

 

モテ度診断

モテ度診断の心理テストは複数ありますが、これも結果に関わらずアフターフォローが重要です。モテ度が高かった場合は納得している感を出し、モテ度が低かった場合は、ほかの長所を挙げるなどのフォローがあるとよいでしょう。

このように、心理テストは単にやるだけだと面白くないので、アフターフォローに力を入れると良いでしょう。

 

心理テストの注意点

あまりにも有名なものだと知っている人がいる可能性がある

心理テストが好きな人は多いと説明しましたが、好きな人が多いということは、それだけ知っている人が多いということです。上で挙げた心理テストは有名なものばかりなので、好きな人ならほぼ確実に知っています。

自分が知っている心理テストが出題されても、自分が選ぶ答えと診断結果がわかってしまうため、あまり面白くないかもしれません。

 

テストを複数用意しておいて、会話の流れで切り出せるとスムーズ

多少マニアックな心理テストも用意しておいて、会話の流れでスムーズに切り出せると良いでしょう。上述のように、心理テストが好きな人であれば有名なネタは一通り知ってしまっているかもしれません。

 

アフターフォローで話す内容もあらかじめ考えておく

たとえ誰にでもある程度当てはまる内容であっても、結果を発表した後のアフターフォローのトークの説得力が重要です。人には「共感してもらいたい」という心理があるので、オリジナルの心理テストであっても、後からしっかりとした理由付けがあれば、相手からしても納得感があります。

アイスブレイクで心理テストを出題し、結果に対してどのような理由付けができるかを考えていくと、そこにも法則性があります。人の考え方や性格はそれぞれですが、全ての参加者が嫌な思いをしないようにフォローの方法をいくつか持っておくと、企画者として信頼されるでしょう。

 

まとめ

アイスブレイク

アイスブレイクは場の空気を和ませるのに効果的です。しかし、アイスブレイクと一口に言ってもいろいろな種類があり、どれが最適かは場所やタイミングによって異なります。

できれば複数のアイスブレイクコンテンツを用意しておいて、場に応じて臨機応変に使えるとベストでしょう。会場、イベントの雰囲気によって、最適なアイスブレイクは変わってくるはずです。

また、心理テストは万能型のアイスブレイクで、好きな人が多いため盛り上がりやすいです。ただしあまりに有名なものだと知っている人も多いので、複数用意しておいて、他の人が知っていた場合は別のものを提案できるようにしておくと便利です。

リッキー

この記事を書いた人

リッキー

Web業界4年目、謎解き業界2年目の謎解きライター兼「謎解きコンシェルジュ」編集長。
謎解き制作・イベント開催の実績豊富な株式会社IKUSAにて、イベント運営、事例記事・ノウハウ系記事の執筆の尽力。
謎解きイベント運営に携わる中で謎解きの面白さを肌で感じながら、企業イベントでの活かし方や効果などを学んでいる。

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