社員研修・教育
新入社員研修で謎解きイベントを行うには?目的・進め方・注意点を紹介
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目次
近年、謎解きイベントが人気を集めています。謎解きイベントとは、問題や暗号などを解き明かすことでクリアを目指すエンターテインメントです。制限時間内に「脱出する」「宝を見つける」などのクリアの条件によって、「脱出ゲーム」や「宝さがしゲーム」などと呼ばれることもあります。このような謎解きイベントを、新入社員研修に取り入れるケースが増えています。
本記事では、新入社員研修で謎解きイベントを行う方法や、主な目的(得られる効果)、進め方、注意点をわかりやすく解説します。
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新入社員研修で謎解きイベントを行う方法

新入社員研修で謎解きイベントを行いたいと考えているなら、自社で企画し実施することも可能ですが、イベント会社または研修会社に依頼することをおすすめします。
社内研修を実施するためには、プログラムの設計、教材の用意、会場や備品の手配など、多くのことを準備しなければなりません。特に幅広い内容を扱う新入社員研修の準備には、多大な時間と手間がかかります。加えて謎解きイベントを行うとなると、参加者を引きつける「ストーリー」と「謎」も制作する必要があります。
イベント会社や研修会社に依頼して、主に企画の部分をプロに任せることで、謎解きイベントや新入社員研修全体の質も高められるでしょう。さらに、イベント会社や研修会社によっては、準備や当日の運営、実施後のフォローまで行ってくれるところもあります。こうしたサポートを受けることで、社内の研修担当者の負担を大きく軽減できることもメリットです。
「研修」の部分と「謎解きイベント」の部分で依頼先が異なると打ち合わせが大変になるので、できればまとめて依頼できる会社が望ましいでしょう。
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新入社員研修で謎解きイベントを行う主な目的

では、どのような目的で新入社員研修の謎解きイベントが取り入れられることがあるのでしょうか。ここでは、期待できる主な効果について解説します。
アイスブレイク
研修の中に、アイスブレイクとして謎解きイベントを取り入れるケースもあります。
研修に参加する新入社員たちは、多くが初対面です。内定式などの際に顔を合わせているかもしれませんが、まだお互いのことをよく知りません。「初めての場所で、周りが知らない人ばかり」という状況に、新入社員たちは緊張しています。謎解きという「楽しいゲーム」の要素を研修に加えることで、新入社員の緊張や場の雰囲気を和らげることができるでしょう。
また、新入社員研修は扱う内容が非常に多いため、他の研修に比べて長丁場になりやすいです。学びの時間(特に座学の時間)が長く続くと、どうしても集中力が低下してきます。研修の途中にアイスブレイクとして謎解きイベントを挟むことで、参加者のリフレッシュや集中力を高める効果も期待できます。
コミュニケーション活性化
新入社員研修の中で、新入社員同士でディスカッションをしてもらったり、ロールプレイングやグループワークなどに取り組んでもらったりすることもあるでしょう。しかし、前項でもお伝えしたように、新入社員同士はまだお互いのことをよく知らない状態で、緊張しています。いきなり「自由に話し合ってください」「協力してこれに取り組んでください」と言われても、話題や対応に困ってしまう人が多いでしょう。
企業向けの謎解きは、個人ではなくチームで謎解きに取り組む形式が多いため、自然にコミュニケーションが活発になります。まず謎解きを実施し、コミュニケーションを活性化させることで、その後のディスカッションやグループワークがより有意義な時間になるでしょう。
チームビルディング
新入社員同士は、これから同じ会社で働く「仲間」です。仕事を円滑に進めていくためには、お互いに協力することが欠かせません。信頼関係を築き、結束力を高めてもらうために、チームビルディングとして謎解きイベントを行うケースも多いです。
企業向けの謎解きは、チームで協力して謎を解き進めていくものが多いため、自然にコミュニケーションが生まれ、参加者同士で相互理解を深めることができます。また、制限時間内に謎を解き、「ある状況から脱出する」「たった一つの正解を導き出す」などの条件を達成するためには、情報共有や役割分担をうまく行うことが求められます。謎解きイベントを行うことで、「チームで協力して目標を達成する」ことを、体験して学ぶことができるでしょう。
主体性を引き出す
せっかく研修を実施しても、参加者の姿勢が消極的な場合、狙った効果が十分得られないことがあります。「やらされ感」をなくすためには、参加者の興味を引くような工夫が必要です。謎解きという楽しめる要素をプラスし、「受けてみたい」「やってみたい」と感じるような研修にすることで、参加者の姿勢が前のめりになり、主体性を引き出しやすくなります。その結果として、研修の効果も高まる可能性があります。
効率的に知識やスキルを学ぶ
謎解きの「ストーリー」や「謎」を工夫すれば、謎解きをしながら知識やスキルを身につけてもらうことも可能です。たとえば、自社の歴史や商品に関する謎を用意すれば、これらを楽しみながら覚えることができます。講義形式で説明を聞くだけよりも、記憶に残りやすくなるのではないでしょうか。
また、ビジネススキルは、ただやり方を「覚える」だけでは、身についたとはいえません。参加者には、それらを現場で「使える」ようになることが求められます。新たに覚えたスキルの使い方を学べるような謎解きイベントを企画することで、現場での実践につながりやすくなるでしょう。新入社員研修であれば、基本的なコミュニケーションスキルや、ロジカルシンキングを学ぶプログラムに、謎解きを取り入れてみてはいかがでしょうか。
コミュニケーションスキル
組織の中では、一人で最後まで進めていける仕事というものはほとんどありません。また、成果につなげるためには、取引先や顧客など社外の関係者と良好な関係を築くことも重要です。コミュニケーションスキルは、ビジネスパーソンとしてまず身につけるべきスキルといえます。
制限時間内に謎を解き、クリアの条件を達成するためには、正確に情報を共有する(わかりやすく伝える)必要があります。また、他のメンバーの話をしっかり聞くこと、よく相談して答えを導き出すことが求められます。伝える力や聞く力、報連相の重要性などを、楽しみながら学ぶことができるでしょう。
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングとは、物事を論理的に考える力、または論理的な考え方のことです。物事の要素を漏れ・ダブりなく整理し、筋道を立てて答えを導き出します。ビジネスで求められる基本的なスキルであるとして、新入社員研修にロジカルシンキングのプログラムを組み込むケースも多く見られます。
「謎解き」というと「ひらめき」や「発想力」を駆使するものというイメージがあるかもしれませんが、中には思考力が求められるものもあります。断片的な情報を組み合わせてクリアを目指すような謎解きイベントにすることで、論理的思考力を楽しく鍛えることができるでしょう。チームで協力して謎解きに取り組む中で、論理的に伝える力も磨かれます。
新入社員の特性・強みを把握する
新入社員研修の参加者に謎解きに取り組んでもらうことで、採用面接では気づけなかった個人の特性や強みが見えることがあります。得られた情報を、今後の人材配置や仕事の割り振りに役立てられるというのも、謎解きイベントを行うメリットです。
ゲーム要素が強い謎解きは、ディスカッションやグループワークよりも参加者の「素」が出やすいと考えられます。会社側が新入社員をより深く理解するための手段としても、謎解きイベントはおすすめです。
新入社員研修における謎解きイベントの進め方

新入社員研修で謎解きイベントを行う場合、大まかな進め方としては以下のような流れとなるケースが多いでしょう。
- チーム分け・謎解きイベントの説明(目的、ルール、注意事項など)
- 謎解き開始
- 解答の発表と解説
- 振り返り
ただ、どのような謎解きサービスを選ぶのかによって流れも異なります。ここからは、進め方の例としてIKUSAが提供する2つの謎解きサービスを紹介します。
全員協力型の「謎パ」の場合

「謎パ」は、参加者に配布される謎のかけらをパズルのように組み合わせて、謎を解いたり、ミッションに取り組んだりしてクリアを目指すゲームです。参加者全員で一つのチームになる全員協力型なので、多くの参加者と交流を深められます。人数は10~600名まで、リアル・オンラインの両方で実施が可能です。
<タイムスケジュールの例>
- オープニング・ルール説明(15分)
- 謎の解読・ミッションにチャレンジ(60分)
- 解説・表彰・エンディング(15分)
実施時間としては、1.5~2時間が目安です(入場時間、アイスブレイク、振り返りなどは含まず)。
以下の記事では、「謎パ」を新入社員研修で実施いただいた事例を紹介していますので、参考にしてください。
関連記事:謎解き×チームワークで新入社員の交流を促進。楽しみながら企業理解を深める体験型研修
チーム対抗の「謎解き脱出ゲーム」の場合

「謎解き脱出ゲーム」とは、その名の通り謎を解くことで、ある空間や危機的な状況から脱出することを目指すゲームです。リアルの空間・状況から脱出するタイプもありますが、IKUSAの「謎解き脱出ゲーム」は架空の空間・状況から脱出する屋内型のゲームとなっています。研修室や会議室でも実施できるため、新入社員研修にも取り入れやすいでしょう。参加者には少人数のチームに分かれて、物語の主人公になりきって謎を解いてもらいます。
<流れのイメージ>
- オープニング・ルール説明
- 謎解き脱出ゲーム本編
- 解説・結果発表
- 振り返り
人数にもよりますが、上記の所要時間としては2時間程度が目安です(うち謎解きの時間は1時間程度)。
以下の記事では、新入社員研修で「謎解き脱出ゲーム」の「燃え盛る本能寺からの脱出」というプランを実施いただいた事例を紹介しています。こちらも参考にしてください。
関連記事:株式会社そごう・西武様の新入社員研修にて、謎解き脱出ゲーム「燃え盛る本能寺からの脱出」を実施いただきました
新入社員研修で謎解きイベントを行うときの注意点

より良い新入社員研修とするために、謎解きイベントを取り入れる場合は以下のポイントを押さえておきましょう。
明確な目的を設定し、参加者にも共有する
新入社員研修で謎解きイベントを行うなら、まず目的を明確にする必要があります。目的によって、適した「ストーリー」や「謎」の内容、ルール、実施するタイミングなども変わってくるからです。最適なプランを提案してもらうためにも、明確な目的を定めたうえでイベント会社や研修会社に問合せをしましょう。
そして、目的を明確にしたら、事前に参加者である新入社員にも共有しておきます。これをしないと、新入社員はどのような姿勢・モチベーションで謎解きに取り組めばよいのかわかりません。「楽しかった」だけで終わってしまい学びにつながらなかったり、「ただでさえ長丁場な研修で、なぜわざわざ謎解きイベントをするのか」などとネガティブな感情を持ってしまったりする恐れもあります。研修の効果を高めるためには、新入社員にも目的を共有して、理解してもらっておくことが大切です。
謎解きイベントの時間を決めておく
新入社員研修では、参加者に学んでもらわなければならないことが非常に多くあります。「謎解きイベントが盛り上がっているから」「もう少しでクリアできそうだから」といって時間を延ばせば、それだけ「研修」の部分が圧迫されることになります。時間が押したために研修が駆け足になってしまえば、知識やスキルは身につかないでしょう。
新入社員研修で謎解きイベントを行うなら、チーム分け、ルール説明、謎解き、振り返りとフィードバックなど細かくステップに分けて、各ステップに何分使うのかタイムスケジュールを決めておくことが大切です。そして、基本的にはそのスケジュールを厳守することを心がけましょう。
謎解きイベントは、あくまでも新入社員研修の一プログラムです。研修本来の目的を見失わないように注意しましょう。
全員が楽しく参加できる内容にする
新入社員の中には、「謎解きをしたことがない」「謎解きは苦手」という人もいるでしょう。新入社員研修で謎解きイベントを実施するなら、そのような人も含めて全員が楽しく参加できるイベントにする必要があります。特にコミュニケーション活性化やチームビルディング、主体性を引き出すことを目的とする場合は、新入社員に「楽しそう」「参加したい」と思ってもらえるような内容にしなければ、高い効果は期待できません。
そのため、新入社員研修で行うなら、謎解き以外の要素も含まれているゲームが理想といえます。たとえば、先ほど紹介した「謎パ」は、謎を解読するとミッションが与えられるゲームとなっています。
<「謎パ」のミッションの例>
- 出身県が同じ人を5人集めろ
- 部屋に隠された〇〇を見つけろ
- 会社のミッションを早口で答えろ
このような謎解き以外のアクションも必要になるゲームなので、謎解きが苦手な人でも活躍できます。
他にも、ひらめきが求められる謎解きだけでなく、頭を使って推理をするような問題を入れたり、情報整理の要素を入れたりするのもよいでしょう。また、参加者がストーリーに入り込めるよう、演出にもこだわってみてください。
ファシリテーターを置く
新入社員研修で謎解きイベントを行う際は、進行役とは別にファシリテーターを置くことをおすすめします。
前項でもお伝えしたように、新入社員の中には、謎解きが初めての人や苦手な人もいます。また、自分の意見を言うのが苦手な人や、人見知りの人もいるでしょう。新入社員研修は、参加者全員がほぼ初対面の状態なので、参加者任せにすると謎解きの間も沈黙が続いたり、発言が一部の人に偏ってしまったりする恐れがあります。
ファシリテーターには、参加しやすい雰囲気を作る、参加者に発言を促すなどサポートする役割があります。ファシリテーターを置くことで、参加者の満足度や謎解きイベントの効果も高められるでしょう。そのため、イベント会社や研修会社を選ぶ際は、「ファシリテーターを配置してもらえるかどうか」と「ファシリテーターの質」も、確認しておくことをおすすめします。
まとめ

コミュニケーション活性化やチームビルディングを目的に、新入社員研修で謎解きイベントを行うケースが増えています。謎解きイベントを成功させるためには、新入社員が「やってみたい」と思えるようなイベントを設計する必要があります。また、イベントに向けた準備、当日の運営、振り返りや効果測定などやることが多く、研修担当者にかかる負担も大きくなるため、イベント会社や研修会社に依頼することをおすすめします。
IKUSAは、さまざまなイベントや研修を手掛けてきた実績があります。新入社員研修で謎解きイベントを行いたいと考えているなら、お気軽にお問合せください。
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