目次
企業の組織活性化に欠かせないチームビルディング。社員同士が協力しあいながらあらゆる課題や問題に挑戦することで、チームとしての力を高めることができます。
チームビルディングができるゲームにはさまざまなものがありますが、「みんなで体を動かして行うコンテンツ」というイメージが強いのではないかと思います。しかし場合によっては、野外の会場や大きな会場を手配することができないこともあるかもしれません。
そんな時におすすめしたいのが、室内でできるチームビルディングです。今回は、大きな会場が手配できなくてもできる、室内で行うチームビルディングネタを20選ご紹介いたします。
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こちらの記事では簡単に実施できるチームビルディングゲームを紹介しています。ぜひご覧ください。
簡単に実施できるチームビルディングゲーム
こちらの記事ではチームビルディングやアイスブレイクに最適なゲームを15選紹介しています。ぜひご覧ください。
チームビルディングやアイスブレイクに最適なゲーム15選
30分以内でできる室内向けチームビルディング5選
1.ジェスチャーゲーム
適正人数:3〜8名
所要時間:10分〜
ジェスチャーゲームは、出されたお題についてジェスチャーのみを用いて見ている人に伝えるというものです。お題さえ用意すれば、ほかに特に面倒な準備物は必要ないため、簡単に行うことができます。
ジェスチャーする人の表現力と見る人の理解力が必要不可欠であり、非言語コミュニケーションのスキルアップにつながります。
ジェスチャーゲームをやってみた動画はこちらです。
2.ピンポン玉リレー
適正人数:6人以上
所要時間:10分程度
シンプルながら非常に盛り上がるのが、ピンポン玉リレーです。
箸やスプーンなどを用いてリレーの形式でピンポン玉を運ぶゲームで、チーム対抗で行います。箸とスプーンを形や大きさなどによって複数パターン用意することで、難易度を調整することができます。
リレーが進行していく中での的確な箸・スプーン選びや、ピンポン玉を渡す際の気配りなどが勝敗を分けるため、一瞬の判断力が大変重要です。
3.ヘリウムリング
適正人数:1チーム6〜12名
所要時間:5分×3ゲーム
ヘリウムリングはチームで円を作り、利き手の人差し指の第一関節の部分にフラフープを乗せ、全員がフラフープに触れた状態で指を地面につけることができたらクリアとなるゲームです。制限時間5分のなかで、いかにチーム全員で息を合わせながら取り組めるかが勝利のカギとなります。
フラフープとストップウォッチのみ準備すれば行うことができ、難易度が高いため高度なチームワークを鍛えることができます。
4.ブラインドスクエア
適正人数:1チーム5〜6名
所要時間:10分程度
ブラインドスクエアは、目隠しした状態でロープを用い、指定された形を作るゲームです。1つのロープを全員で持ち、リーダーのみが目隠しをせずに指示を出します。リーダーの指示のもとで全員が情報を共有し、成功を目指すというものです。
このゲームでは、それぞれがチームの中の一員として自分の役割や行動を考えることになります。チームワークやリーダーシップを養うことができます。
5.ペーパータワー
適正人数:1チーム4〜5名
所要時間:1ゲーム5分
新聞紙やコピー用紙などの「紙」を用い、より高いタワーを作るゲームです。マシュマロチャレンジやストロータワーと同じシステムですが、それらよりもさらに簡易性を高めたものになっています。
用意するものは紙だけで非常にシンプルな作業ですが、チームビルディングの基本のようなゲームであり、協調性やチームワークが養われます。
やってみた動画も参考にしてみてください。
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1時間以内でできる室内向けチームビルディング 7選
6.謎解き脱出ゲーム
適正人数:1チーム5〜8名
所要時間:20〜60分
謎解き脱出ゲームは、参加者の皆さんがストーリーの主人公となり、与えられた謎を解き明かしながらチームでクリア=脱出を目指すゲームです。
謎を解き進めていく中で、メンバー間に自然とコミュニケーションが生まれるため、社内コミュニケーションの円滑化につながります。また、チーム内で「ヒントを探す人」「謎を説く人」「回答をまとめる人」などと役割を分担しながら進めていくことで、業務にも活きる事業推進力を養うことができます。
7.マシュマロチャレンジ
適正人数:1チーム4名
所要時間:30分〜
手軽なチームビルディングコンテンツとしておすすめなのが、マシュマロチャレンジです。あらかじめ用意された道具を使って自立可能なタワーを建て、頂上にマシュマロを置きます。より高いタワーを建てたチームの勝利となります。
用意する道具は以下の通りです。
- マシュマロ×1個
- 乾燥パスタ×20本
- ひも90cm
- マスキングテープ90cm
- ハサミ
1ゲームの制限時間は18分。その中でチームのメンバーと協力し、タワーを作っていきます。1ゲームごとに振り返りの時間を設けると、より高いチームビルディング効果を望むことができます。
やってみた動画も是非ご覧ください。
8.条件プレゼン
適正人数:1チーム数名
所要時間:30〜60分
条件プレゼンでは数名ごとにチームを作り、あらかじめ決められた複数のキーワードを含んだプレゼンを考え、発表します。発表されたプレゼンの中で最も面白かったプレゼンをしたチームの勝利となります。
キーワードは全チーム同じですが、プレゼンのテーマは自由なため、さまざまなプレゼンが生まれます。例えば「ピッチャー」「球場」「4番」という3つのキーワードだとして、必ずしも「野球」をテーマとしたプレゼンをしなくてはいけないわけではありません。いかにひねって面白いプレゼンを作るかがポイントなので、柔軟性を養うことができます。
9.NASAゲーム
適正人数:1チーム4〜6名
所要時間:30〜60分
NASAが開発したゲームで、オリジナルのストーリーをベースに進められます。「宇宙船の故障によって月に不時着してしまった」設定から始まり、母船に戻るまでに必要な持ち物の優先順位をチームのメンバーで相談して決めていくというものです。最後にはNASAが定めている模範解答と比べ、最も近かったチームの勝利となります。
あらゆる要素や条件を加味し、論理的に考えていかなくてはいけません。その上で、チームで結論を出すための協調性や自己主張が試されるゲームとなっています。
10.十人十色ゲーム
適正人数:1チーム数名
所要時間:30〜60分
数人ずつチームを組み、その中から回答者を1人選び出します。回答者は食の好みに関する質問について3択から自分の好みを選択します。予想者は答えを予測し、3択からひとつを選びます。答え合わせをして正解なら1点獲得。この流れを繰り返し、最終得点を競います。
他人の気持ちや事情を理解するには、相手がどのような立場や視点からものを認識するのかを意識する必要があります。十人十色ゲームを繰り返し行うことによって、これまでにない視点から理解を得ることができるようになるでしょう。
11.流れ星
適正人数:4名以上
所要時間:30〜60分
メンバーに対して「流れ星の絵を1分間で描いてください」と指示を出し、全員に絵を描いてもらいます。全員が同じような絵を描くことが目標です。
同様に、「家」「花」「太陽」などとあらゆるお題で行います。全員が同じような絵を描くにはどのような表現が必要なのか、細かな思考力が養われます。
12.ペア探し
適正人数:10名〜
所要時間:30〜60分
参加者全員にワードを配り、そのワードが同じペアを探すゲームです。例えば自分に配られたカードが「テレビ」の場合、「それはものですか?」「どこにありますか?」などといった質問をしていき、ペアを探し当てます。
配るワードのカテゴリはできるだけそろえず、あらゆるワードを用意しておくと、難易度を下げることができます。積極的なコミュニケーションが必須となるため、必然的にコミュニケーションが促進されます。
1時間以上の室内向けチームビルディング 5選
13.人狼ゲーム
適正人数:7〜11名
所要時間:2〜3時間
今や有名なコミュニケーションゲーム「人狼」は、チームビルディングコンテンツとしての効果も高いです。
人狼は参加者同士の会話をベースに進められます。そのため、必然的に活発なコミュニケーションが生まれます。また、勝利のためには緻密な戦略や仲間との連携なども必要となるため、思考力も鍛えられるでしょう。
14.ドミノゲーム
適正人数:1チーム4〜6名
所要時間:1〜2時間
決められた制限時間の中でドミノを並べて倒し、より長い時間倒れ続けたチームの勝ちという、定番のゲームになります。1チームにつき使えるドミノは100〜200個、制限時間は7分で、ゲーム前に5分の作戦タイムが設けられます。
シンプルかつ誰もが知っているゲームであるため、導入のハードルが低い点がメリットです。とはいえチーム内で話し合いながら協力して並べていくことによるチームワークの向上や、ドミノを慎重に立てていくことによる集中力の強化を望むこともできます。
15.ストロータワー
適正人数:1チーム4〜6名
所要時間:1〜2時間
各チームに曲がるストロー12本とはさみ1つが配られ、制限時間内にもっとも高いタワーを作ったチームの勝利という、マシュマロチャレンジのストロー版のようなゲームです。とはいえ、マシュマロチャレンジよりも準備物が少ないため、より手軽に費用をかけずに実施することができます。
マシュマロチャレンジ同様、1ゲームごとに振り返りの時間を設けることで、より高いチームビルディング効果を望むことができるでしょう。
16.野球のポジション当てゲーム
適正人数:1チーム4〜6名
所要時間:60〜90分
各人につき3〜4枚配られる情報カードに書かれている、野球のポジションに関する情報をもとに、チーム内で誰がどのポジションなのかを当てるというゲームです。他の人に配られた情報カードは見ることができないため、それぞれが口頭で自分のカードに書かれている情報を伝えます。
名前だけでは分かりづらいですが、断片的な情報を組み合わせて答えにたどりつく、「ジグソーメソッド」と呼ばれる理論を実践するゲームです。正解を目指す中では、的確な伝達能力やコミュニケーション能力を培うことができます。
17.レゴシリアスプレイ
適正人数:1チーム4〜6名
所要時間:60〜120分
みなさんご存知のレゴブロックを用いたゲームで、アメリカでも研修やワークショップなどに取り入れられています。
与えられたテーマをもとに、テーマに見合うイメージをレゴブロックで形にしていくというもの。チームでイメージを共有するために、活発なコミュニケーションが生まれます。
時間制限なしでできる室内向けチームビルディング3選
18.グッドオアニュース
適正人数:無制限
所要時間:人数に応じて
チームビルディングネタかつ、研修の冒頭でアイスブレイク的に取り入れることができるのが、グッドオアニュースです。
その時点から24時間以内の間にあった良いニュースを順番に発表していくもので、発表後にはその内容に関わらず拍手をすることがきまりとなっています。
競争要素がない点が特徴で、参加者同士がお互いのことを知りつつ、場の空気を温めることができるため、手始めに行う簡単なゲームとしておすすめです。
19.似顔絵当てゲーム
適正人数:1チーム数名
所要時間:制限なし
数名ごとにチームを作り、チームのメンバーそれぞれに似顔絵のお題が与えられます。順番に、自分に与えられたお題をもとに誰かの似顔絵を描き、描いた人以外のメンバーが、誰の似顔絵を描いたのかを考えて回答します。全員の順番が終わり最も正解数の多いチームの勝利となります。
お題は多少絞り込んだものの方が良いでしょう。例えば「有名人」などとすると対象が多すぎて難易度が高くなりすぎるため、「スポーツ選手」や「アイドル」などとある程度具体的なお題の設定をおすすめします。
20.嘘つき当てゲーム
適正人数:1チーム数名
所要時間:制限なし
数名ずつ分かれたチームごとに、お題が与えられます。チーム内で1人だけ嘘をつく人決め、テーマに沿った会話をしていきます。会話の結果、嘘をついていた人を当てるというゲームです。
普通にテーマに沿った会話をするよりも、「嘘つきを探す」という目的があるだけで各個人の集中力や質問の精度などが高まります。またお題をやや難しく設定すると、よりチーム内の会話も弾みやすくなるでしょう。
まとめ
今回は、室内でできるチームビルディングネタを20選ご紹介してきました。
ぜひこちらで挙げたものの中から、研修の目的や会場の特徴なども加味し、最適なゲームを選んでみてください。
また、複数のゲームを組み合わせて研修プログラムを組んでみても面白いかもしれませんね。
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