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兵庫県加東市では、2024年10月26日(土)〜2025年2月2日(日)の間「加東市謎解きラリー よしつねと季節外れのこいのぼり」を開催中!
今回は、実際にIKUSAスタッフが親戚の小学生と共に謎解きに挑戦した様子をレポートします。
【開催場所】源義経ゆかりの地「兵庫県加東市」
兵庫県中央部のやや南側に位置する加東市。
平安時代末期1180年〜1185年、絶大な権力を握っていた平清盛を打倒しようと立ち上がった源氏と平家が戦った「源平合戦」。
この有名な合戦の初戦「一の谷の戦い」の前哨戦が加東市にある三草山(みくさやま)の山麓でくり広げられ、この戦いに勝利した義経は力を伸ばし、平家を滅亡させました。
他にも、源義経や武蔵坊弁慶に関する逸話が残る歴史の地です。
また、こいのぼりは加東市の特産品のひとつです。
「播州鯉」と呼ばれ、写実的で格調高く品質のよさが高い評価を得ています。明治30年頃から東条地域で始まり、節句を祝う品としてこの地で定着しています。
【謎解きラリーとは】「宝箱」を見つけ出す周遊型の謎解きゲーム
そんな加東市にて、昨年に引き続き「謎解きラリー」を開催中です!
昨年のイベントの記事はこちら
【開催事例】「謎解きラリー」加東市謎解きラリー ~義経からの挑戦状!~
謎解きラリーは、冊子に描かれた謎を解き進めながら各スポットを巡り、「宝箱」を見つけ出す周遊型の謎解きゲームです。
周遊型の謎解きはパネル等を用いて実施することもありますが、今回はパネルを使わずにその場にあるものから謎を製作したため、現地に行って現物を見ないと解けない謎となっています。
所要時間は2時間ほど。誰でも気軽に参加することができ、なんと参加は無料‼
さらに全ての謎を解き明かし報告所に報告&アンケートに回答すると、抽選でNintendo Switchや加東市のご当地グルメなど豪華景品が当たるとのこと…!
謎を解き明かす楽しさはもちろん、その地にちなんだストーリーに沿っていろんなスポットを周遊することで、自然や魅力を感じながら冒険気分も味わえます。
【謎解きの様子】謎解き初挑戦の小学生と共に、謎解きに挑戦!
謎解きに必要な冊子は、「加東市観光協会」「にぎわい交流施設halK」の2か所で配布中。
今回は謎解きに初挑戦のサッカーボーイ・小学5年生のハルくんと挑戦します‼
冊子をゲットし、よしつねに挨拶もして謎解きスタート!
このよしつねのキャラクターは、兵庫県出身の人気イラストレーター・大川ぶくぶ先生のキャラクターです。
マンホールにも隠れていました!
ワクワクしながら冊子を広げると、あらすじが…
よしつねと、「しゃべるこいのぼり」と共に、冒険が始まります‼
公共交通機関でも回ることはできますが、今回の周遊ラリーは範囲が広いため自動車での移動がおすすめです。
今の季節だと秋の風を感じながら自転車での移動も気持ちいいかもしれませんね!
ちなみに電動自転車の貸し出しも行っていました。
早速MAPを見ながら謎に書かれた場所へ行き、謎を解きます。
どの謎から解いてもいいようですが、謎1から順に回るのが効率よく回れそうです!
謎1のスポット「平池公園」に到着!配布場所から10分ほど。
大きな池では釣りをしている方がいたり、広場では元気に遊びまわる子供たちがいたり、自然豊かで地元の方に愛される公園。
趣味のフィルムカメラを持ってきたIKUSAスタッフは写真をパシャパシャ。
景色が綺麗なので、カメラ散歩にもおすすめです!
生き物もたくさん住んでおり、ハルくんは大興奮‼
走って巡るハルくんに追いつくのに精いっぱいでした(笑)
この地に眠る謎とは…?
分からない時は近くにあるヒント場所へ向かい、手がかりを得ることができます。
ヒントを得て無事に謎をクリア!
次のスポット「にぎわい交流施設halK」へ!
1問目を経て、謎解きに慣れてきたハルくん!
隣には美味しそうなうどん屋さんやコーヒー屋さんがありましたが、誘惑に負けず順調に謎を解き進めます。
3つ目のスポットは「社中央公園ステラパーク」!
たくさんのモニュメントがあり、広場で穏やかな時間を過ごす方も多く、ピクニックや散歩にぴったりな場所でした。
頭を悩ませながらも謎をクリア!
3問目となると、ハルくんも「名探偵になった」「IQ380やわ」と、要領を得た様子でした。
ここで「中華そば大橋」へ向かい昼食タイム。
お昼過ぎに向かいましたが、行列が…!
なんと、あの反町隆史さんも食べにくるほど大人気の老舗ラーメン屋さん。
昔ながらの美味しいラーメンでした!
お腹も膨らんで、4つ目のスポット「ふじいでんこうさいくるらんど」付近へ向かいます!
子供たちに大人気の「ふじいでんこうさいくるらんど」の近くで、車の中から目を凝らして指示通りの看板を探します。
4問目になるとヒントがなくともすらすらと謎を解くハルくん。
謎を4問解き明かすことで、最後の謎に挑むことができます。
むずかしさ★★★ということもあり、なかなか解けない…!
思わず、カエルに聞いてみましたが、返事はもらえず…(泣)
フクロウにも聞いてみましたが、またしても返事はもらえず…(泣)(泣)
そうこうしているうちに、ハルくんが謎を解き明かしてくれ、最後の場所へと向かい…
ついに宝箱を発見‼
宝箱の中には合言葉と二次元コードが!
コードを読み取るとストーリーのエンディングを読むことができます。
季節外れのこいのぼり、最後の場所にふさわしい真相が隠されていました…!
最終報告をするために、今回のスタート地でもあった「加東市観光協会」に戻って合言葉を報告!
参加者には、大川ぶくぶ先生をはじめ、人気イラストレーターのイラストが描かれた「義経伝説ポストカードセット」が送られます。
こんなに貰えると思っておらず、思わずにんまり。
謎解きに初挑戦だったハルくんも「楽しかった‼」と大満足!
自然豊かで歴史ある加東市を巡り、ただ遊びに行くだけでは見つけられない魅力やワクワクを全身で感じ、帰り道はぐっすりと眠っていました。
家族で楽しめる「加東市謎解きラリー よしつねと季節外れのこいのぼり」、ぜひご参加ください!
【謎解きラリーの魅力】気軽に参加でき、地域活性化に繋がる
謎解き×周遊の「謎解きラリー」は老若男女問わず楽しんでいただけます。
その土地の特色や歴史に合わせてカスタマイズすることが可能です。
そんな「謎解きラリー」の魅力を一部ご紹介します!
気軽に参加でき、家族みんなで楽しむことができる
「謎解きラリー」は制限時間がなく、開催期間中であればいつでも参加することができます。
一日で解けなくても、また日を改めて再挑戦したり、予定の合間や時間に余裕ができたときに参加したり、気軽に参加できるのは大きな魅力です!
また、参加費が無料でヒントも随所に設置されているので、観光しながら散歩感覚で楽しんでいただけます。
さらに、難易度も参加者のターゲット層に合わせて調整できるので、年齢問わずみんなで思い出を作ることができるのも大きな魅力のひとつです。
地域の新たな魅力を再発見・伝えることができる
「謎解きラリー」は隠されたパネルや宝箱を見つけたり、冊子に描かれた手がかりをもとにスポットを探すなど探索要素もあるため、その地域にお住まいの方や何度も訪れたことのある方も、新たな歴史や魅力を再発見することができます。
また、初めてその地域を訪れる方にとっては見知らぬ土地を訪れるハードルも下がり、様々なスポットを巡るきっかけになるはずです。
実際、私もハルくんも普段は行かない場所を訪れて「また来たい!」と感じたようにその地域のファンを増やすことや、地域活性化にも繋がります。
今回は、兵庫県加東市にて2024年10月26日(土)〜2025年2月2日(日)に開催中の「加東市謎解きラリー よしつねと季節外れのこいのぼり」をご紹介しました。皆様ぜひ加東市に足を運んでみてください。