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飲食店のお客様が喜ぶイベントの企画例20選!企画のポイントも紹介

更新日:2025.12.26

飲食店でも、お客様を対象としたさまざまなイベントが開催されることがあります。「うちでもお客様が喜ぶイベントを開催したいが、どのような企画がよいのだろう?」そんなお悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、飲食店でイベントを開催するメリットや、イベントを成功させるポイント、お客様が喜ぶイベントの企画例20選を紹介します。

 

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お客様が喜ぶイベントを企画しよう!

飲食店でイベントを開催する主なメリットは、以下の通りです。

  • お店の存在や魅力を多くの人に知ってもらう機会になる
  • 新規顧客の獲得につながる
  • リピート利用を促せる
  • 売上アップを図れる
  • マンネリを防ぎ、お客様の満足度を高められる

どれだけ提供する料理の味に自信があっても、積極的にプロモーションをしなければ埋もれてしまう時代です。プロモーションの一環として、イベントを企画してみてはいかがでしょうか。

飲食店のイベントを成功させるポイント

次に、イベントを成功させるために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

目的とターゲットを明確にする

まずは、目的(イベントを開催することでどのような効果を得たいのか)とターゲットを明確にすることが大切です。

イベントは、課題を解決する一つの手段です。目的は、お店が抱えている課題から考えましょう。たとえば、「常連さんばかりで新しいお客様がなかなか増えない」という課題があるなら、「認知度向上」や「来店のきっかけ作り」を目的とすることができます。

そしてこの場合、ターゲットは「新規顧客」になります。その中でもどのようなお客様をターゲットにするのか、できるだけ細かく設定しましょう。具体的には、おひとり様なのか、カップルなのか、家族なのか、年齢層や、よく利用しているSNSなどです。

目的とターゲットを明確にすることで、イベントの企画や効果的な告知方法を検討しやすくなります。

イベントを告知する

お客様に喜んでいただけそうなイベントを企画しても、誰も来てくれなければ盛り上がりません。かけたコストも、無駄になってしまう可能性があります。多くのお客様にイベントに来てもらえるように、しっかり告知することも重要なポイントです。

告知の方法としては、SNSやチラシ、ポスターなどがあります。ターゲットによって適切な告知方法は変わるので、ターゲットをもとに考えましょう。

開催して終わりにしない

目的を達成するためには、イベントを開催した後のフォローアップが大切です。具体的にやるべきこととしては、以下の3つが挙げられます。

  • 参加してくれたお客様にお礼のメール・DMを送る
  • イベントのレポートをホームページやSNSで発信する
  • イベントを振り返り、効果を検証する

イベントの効果、改善点やよかった点を把握し、次の施策につなげていくことが重要です。

飲食店のお客様が喜ぶイベント企画例20

ここからは、お客様に喜んでいただけるようなイベントの企画例を紹介していきます。

1.謎解きイベント

お店のLINE公式アカウントがあるなら、LINEを使った謎解きイベントを実施してみてはいかがでしょうか。株式会社IKUSAが提供する「LINE謎解き」は、コミュニケーションアプリLINEの自動返信機能を利用した謎解きゲームです。

LINE謎解きの流れ】

  1. 指定のアカウント(お店の公式アカウントなど)を友だちに追加する
  2. トーク画面に謎が送られてくるので、その答えを送信する
  3. 答えが正解していれば次の謎が送られてくる
  4. 3を繰り返し、最後の答えに辿り着くことができればクリア!

クリアできた人に「割引クーポンプレゼント」「ドリンク1杯無料」など、何か特典を用意することで、来店を促すことができます。「公式アカウントの友だち登録者数を増やしたい」という場合にもおすすめです。

2.開店記念イベント

お店を新たにオープンするときは、お店の存在を多くの人に知ってもらえるように、大々的に記念イベントを開催しましょう。開店記念イベントは、「プレオープンイベント」「レセプションイベント」「グランドオープンイベント」の3種類に分けられます。

  • プレオープンイベント……グランドオープンの前に試験的にお店をオープンするイベント。無料や半額など価格を大幅に下げて提供するケースが多い。
  • レセプションイベント……関係者やお世話になった人に対して、一足早くお店をお披露目するイベント。無料で招待するケースが多い。
  • グランドオープンイベント……お店が本格的にオープンするときに開催するイベント。

このうちのどれか一つではなく、複数のイベントを開催してオープンを盛り上げるケースもあります。

3.周年記念イベント

「お店がオープンして〇周年」という節目に、記念イベントを開催するお店もあります。

周年記念イベントは、お客様に対して、長く経営を続けてこられたことの感謝を伝えるためのイベントです。この先もよい関係を維持していくためにも、お客様に喜ばれる企画を用意しましょう。具体的には、特別価格を設定する、特別メニューを提供する、抽選会を開催する、ノベルティグッズを配布する などが考えられます。

開催日が1日だけでは、スケジュールの都合がつかず参加できないお客様もいるかもしれません。しかし、逆に開催期間が長すぎても特別感がなくなってしまいます。お店の規模にもよりますが、開催期間は1週間程度がよいのではないでしょうか。

4.季節のイベント

飲食店で季節ごとにイベントを開催すると、お客様に喜んでもらえるでしょう。

【例】

  • 春:「桜」をイメージしたメニューを提供する、歓送迎会向けのプランを用意する
  • 夏:浴衣のお客様に特典を用意する、ビアパーティーを開催する
  • 秋:ハロウィンにはスタッフ全員が仮装してお客様をお出迎えする、ボジョレー・ヌーヴォー解禁のカウントダウンイベント開催する
  • 冬:クリスマス限定メニュー・コースを提供する、忘年会・新年会向けのプランを用意する など

その時期限定の何かを用意することで特別感が生まれ、お客様の満足度も高められるでしょう。

5.〇〇フェア

飲食店なら、特定の食材やメニューにフォーカスし、「〇〇フェア」としてイベントを開催するのもおすすめです。お客様としても「いつもと違うメニューを頼んでみよう」という気持ちになりやすく、マンネリ化を防ぐ効果も期待できます。

たとえば、北海道から取り寄せた旬の食材を使った特別メニューを提供する「北海道フェア!」などが考えられます。お酒を扱うお店の場合、特別メニューに合うお酒もあわせておすすめできると、お客様により満足していただけるでしょう。

6.値下げ企画

期間限定で、赤字覚悟でギリギリまで値下げするイベントを開催するケースもあります。たとえば、「看板メニューの〇〇〇が今だけ500円!」「フードご注文のお客様はドリンク1杯無料」などです。

お店が気になってはいるものの、「入るきっかけがない」または「入る勇気がない」という人もいるかもしれません。値下げ企画は、そのような人に初めてお店を利用してもらうことを狙いとしています。

外からお店の様子が見えにくい(2階や地下にある など)、いつも常連さんでにぎわっているなど、少し新規のお客様が入りづらい雰囲気があるなら、このような企画も検討してみてはいかがでしょうか。

7.期間限定セットメニュー

「メニューが多くて迷う」「選ぶのが面倒」というお客様のために、お得なセットメニューを期間限定で提供するのもよいでしょう。

【例】

  • 2人分のランチセット(お好きなパスタ1皿+ピザ1枚+サラダ1皿+デザート2個+ドリンク2杯)
  • とりあえずセット(ビール1杯+餃子1人前)

このようなセットを用意することで、それぞれで注文してもらうよりも、結果的にお客様一人当たりの単価も向上します。売上アップも図れるので、おすすめです。

8.お得なゲーム企画

追加注文を促すような、お得なゲーム企画を実施してみてはいかがでしょうか。

【例】

  • 追加注文をする際にサイコロを振ってもらい、出た目の数に応じて値引きする
  • ガチャを回してもらい、当たりが出ればデザート無料 など

最近は、スマートフォンでQRコードを読み込むだけで実施できる「オンラインガチャ」もあります。これを活用すれば、人手をかけずにこのようなゲーム企画を実施できます。

9.特定の日・時間限定のイベント

どうしても、お客様が集まりにくい日や時間帯があります。そのような日・時間限定で、お客様がお得にお店を利用できるようなイベントを開催すると、売上アップを図れるでしょう。

【例】

  • ハッピーアワーはドリンク全種類を半額で提供する
  • 平日限定スペシャルランチメニューを用意する
  • 雨の日限定のクーポンの発行する など

10.チャレンジイベント

お客様に何かチャレンジをしていただくイベントを開催するのもおすすめです。

たとえば、「大食いチャレンジ」や「激辛チャレンジ」などが定番です。完食できれば食事代を無料にするなど、何か特典を用意しておきましょう。

このようなチャレンジイベントはSNSに投稿されやすく、メディアにも取り上げてもらいやすいので、お店の認知度を高めたい場合におすすめです。多くの人に情報を拡散してもらうためには、企画の面白さだけでなく、SNSで映えるメニューであることも重要なポイントとなりますので、メニューの見た目にもこだわってみるとよいでしょう。

11.ワークショップ

飲食店は「おいしい料理を食べる」ところですがが、「作る」「学ぶ」といった体験イベントを開催するケースもあります。

【例】

  • パン屋さん → 親子でパンを焼いてみよう!
  • 喫茶店 → マスターに学ぶ!おいしいコーヒーの淹れ方 など

このようなワークショップを開催することで、利益(参加費)を上げながら新規顧客を獲得できるでしょう。

12.お客様と一緒にメニュー開発

お客様と一緒にメニューを開発するイベントを開催するのはいかがでしょうか。具体的には、新メニューのアイデアを一緒に考えてもらう、試食・試飲をしてどのメニューがよいか投票してもらうといった内容が考えられます。

自分の意見が反映されたメニューが発売されると、お客様としてはうれしいものです。そのメニューを多くの人に食べてもらうために、新しい知人・友人などをお店に連れてきてくれるかもしれません。また、イベントに参加したお客様は、お店に対して「顧客の声を大切にしてくれるお店」という印象を持ちやすくなります。お客様との絆も、より深いものにできるでしょう。

13.会員限定のイベント

ここでの会員とは、ポイントカードを保有しているお客様や、お店のSNSの公式アカウントをフォローしているお客様などを指します。このようなお客様に限定して、新メニューを発売前に味わっていただくテイスティング会や、特別なパーティーなどを開催するのはいかがでしょうか。

会員のお客様に「自分は特別」と感じてもらうことで、顧客ロイヤルティが高まります。また、このような会員限定のイベントがあることを知れば、新たに入会する(ファンになってくれる)人も増える可能性があるでしょう。

14.サプライズイベント

ポイントカードなどを作成する際には、お客様に簡単な個人情報を記入してもらうことがあります。その情報をもとに、サプライズで誕生日や記念日をお祝いするイベントを実施するのもおすすめです。

たとえば、誕生月の前月にDMで割引クーポンなどを送り、来店を促すという方法が考えられます。そして来店いただいた際には、クーポンで割引をするだけでなく、サプライズで誕生日ケーキやプレゼントをお渡しすると、喜ばれるのではないでしょうか。

15.コラボレーション企画

近隣の飲食店や異業種店、地域の酒蔵や農家などと協力してイベントを開催するケースもあります。

【例】

  • 居酒屋とイタリアンのお店が共同で開発したスペシャルメニューを期間限定で提供する
  • 対象店舗でお買い物をしたレシートを提示すると〇%オフ
  • 商店街の回遊性を高めるためのスタンプラリー など

このようなイベントを実施することで、コラボレーションする相手のお店のお客様にも、自店に足を運んでもらえる可能性があります。また、地域のお店と協力することで、地域活性化にも貢献できます。

16.SNSを活用したイベント

若い世代は特に、あらゆる情報をSNSで集める人が多いので、SNSを活用したイベントも検討してみてはいかがでしょうか。

たとえば、「指定のハッシュタグ(#お店の名前 など)をつけて投稿してくれた人は〇%オフ」というイベントを実施すれば、情報の拡散により認知度の向上を図れます。フォロワーを増やしたい(リピーターを育成したい)場合には、「お店のアカウントをフォローしてくれた人にはドリンク1杯サービス」といった企画もおすすめです。

17.投票イベント

提供する料理ではなく、スタッフにファンがつくこともあります。人気No1スタッフや、接客が素晴らしいスタッフNo1を決める投票イベントを実施しても面白いのではないでしょうか。

また、人気メニューランキングを決める投票イベントもおすすめです。どのメニューに投票するか決めるために、いろいろなメニューを注文してもらいやすくなります。結果が出れば、ランクインしたメニューの売上アップも期待できるでしょう。

18.コミュニティイベント

以下のように、同じ目的を持つお客様だけを集めるイベントを開催するお店もあります。

【例】

  • ゲームを楽しむ会(ダーツ、ビリヤード、謎解き、ボードゲームなど)
  • スポーツのパブリックビューイング
  • 特定の漫画やアニメについて語る会 など

おいしい料理があると、初対面の人同士でも交流が生まれやすくなります。コミュニティの拠点として、お店を利用してもらえるようになるかもしれません。

19.音楽イベント

ミュージシャンによる生演奏やDJイベント、弾き語り、ギターレッスンなどを開催するお店もあります。

このような音楽イベントを開催することで、出演ミュージシャン目当てのお客様や、「音楽を聴くこと」を目的に来店していただけるようになります。素敵な時間を提供することで、お店自体のファンになってくれる可能性もあるでしょう。

ただ、音楽イベントは大きな音が発生するため、近隣の店舗や住宅に迷惑がかからないように注意が必要です。

20.他のイベントへの出店

ここまで自店で開催するイベントの企画例を紹介してきましたが、外部が主催する他のイベント(地域のお祭り、グルメフェスなど)に出店するのも一つの方法です。より多くの人に、お店の存在や魅力を知ってもらうことができるでしょう。

お店の魅力を伝えるためには、お店のコンセプトや雰囲気とイベントのテーマがマッチしていることが重要です。とにかく出店すればよいというわけでもないので、その点は注意しましょう。また、一般的には出店料がかかります。出店料に見合う集客や利益が得られるかという点も、十分検討しましょう。

まとめ

飲食店でイベントを開催する際は、まず目的とターゲットを明確にし、そのうえで企画を考えることが大切です。本記事で紹介した企画例をぜひ参考に、お客様に喜ばれるイベントを実施してみてください。

 

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マーケ_インターン

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